はじめに
今回は、初心者の頃にLED-UVレジンで失敗した失敗談をまとめます。
とりあえず硬化させてみた
まず、初めての硬化でやったことをまとめます。
分からないなりに、パジコの「モールドセット 」と「宝石の雫 基本12色」を買いました。
そこに入ってた参考書に従い、単色の星を硬化させてみました。
レジン液と着色剤を配置。
型に流し込み。
光を照射。
型を曲げて取り出し。
完成。
これが、初めての硬化でした。
失敗談
要約すると、レジン5大敵に出会いました。
・ほこり
・色の問題
・気泡
・表面張力
・時間制限
この5つに出会うまでをまとめます。
モールドをティッシュや布で拭く
レジンの「型」と「調色パレット」は何かしらほこり取りで手入れする必要があります。
でないと、ほこりが内包物として記録され、硬化します。
そこで… 布やティッシュで拭きとるとその繊維が残ります。
やった方が汚くなります。
おすすめ対処法は下記の2つ。
・エアダスター
・水洗い
ちなみに私は、このようなエアダスターを使ってます。
以上が、1つ目の大きな失敗です。
色についての失敗
冊子に書いてあった通りの液と色の配置をしました。
…が、思ったより色が入りません。
結局、1~2滴を直接レジン液に落としました。
思いっきり色を付ける場合は、直接落とす方が早いです。
そしてこのレジンを… 青や透明の中に入れました。
すると… 思ってたより目立たなくなりました。
・青色は乗算されて、内包物の色を弱める
・レジンの中にレジンを入れると… 「光沢」と「屈折」が消える = 色だけ残る
キラキラ in キラキラ = 超キラキラを期待してたのですが、めちゃくちゃ失敗でした。
レジンの中にレジンを入れると、光沢や屈折率が同じなので色以外馴染んでしまいます。
屈折率が同じだと、透明なモノは消えたように見えます。
やるなら、色は薄めに作る。
レジンの中に色付きレジンを入れる場合”色以外消える”と思う。
以上が、2つ目の大きな失敗です。
調色で泡が入りまくる
ちゃんと色を混ぜたいと思い…
勢いよく、お好み焼きや、溶き卵を作る用量で思いっきり混ぜました。
結果、大量の気泡が入りました。
分かりやすいように拡大+色調整。
そして、細い棒、爪楊枝でつつくと気泡がつぶれると思いましたが…
思ってた以上に潰れません。(位置が変わるだけで、気泡を消す効果はなし)
別の日に再挑戦した液がこちら。
これは、泡が入らない事を意識し、とても静かにかき混ぜました。
たまごの黄身を思わせるような、泡ひとつない状態です。
斜めにして集め、ヘラを容器から少し浮かせてかき混ぜると綺麗になりやすいです。
移動は1秒間に1cm以上動かさないのが目安。
気泡対策は他にもいろいろできることがあるので、別記事でまとめました。
以上が、3つ目の大きな失敗です。
表面張力で凹む、膨らむ
モールドの上部に表面張力の形が出ます。
分かりにくいですが… 少ないと凹みます。
この状態で固めると… 形が変わってしまします。
これの対策が、レジンを多めに入れて、上から透明な平たい物で蓋をする事。
雑ですが… モールドか何かが入ってた袋をかぶせてみました。
すると比較的、綺麗にできました。
モールドの袋は柔軟性が高すぎたのか… 少し凹みました。
おすすめは、クリアファイルをカットして使う事です。
ほどよい柔軟性と、平面さがあります。
現時点で、クリアファイルが一番平面に近いと感じてます。
表面張力用のレジンは多めに流します。
表面張力の力でシートを留める形になるので…
レジン液が少なかったり、板材の相性が悪いと気泡が入る原因になります。
このあたりの詳細は別記事でまとめました。
以上が、4つ目の大きな失敗です。
放置しすぎると固まる
原因は分かりませんが… レジンは放置しすぎると固まるようです。
家の電球がLEDなのが問題なのか、空気乾燥なのか… 解明中です。
レジン液を出した後は、時間制限があると思ってください。
以上が、5つ目の大きな失敗です。
まとめ
今回は、初心者の頃にLED-UVレジンで失敗した失敗談をまとめした。
・モールドは布やティッシュで拭くとその繊維が入るので空気や水で手入れ
・レジンの中にレジンを入れると、屈折率が同じなのでキラキラ感が消える
・調色はゆっくりかき混ぜる、早いと泡が入る
・レジンは表面張力の形が出る、対策はレジンを多めに入れて、クリアファイルを切って乗せる
・レジンは放置しすぎると固まる、時間制限や”液”の使用を優先して作業する
また、他にもレジンについてまとめてます。
ぜひ、こちらもご覧ください。
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