【レジン】レジンの気泡対策【モールド,アクセサリー】

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はじめに

今回はレジンの気泡対策法についてまとめます。

いつ気泡ができるのか

主な気泡ができる主な原因は下記の3つ。

1,レジン液を出す時
2,色を混ぜてる時(大きな要素)
3,モールドに入れる時

この3つの対策法を解説します。

レジン液を出す際の対策

まず、先のとがった調色スティックで、一番最初に出る気泡を潰します。

そして、レジンを出す際は先端をレジンの中に入れたまま出します。

これで、気泡が無いレジン液を出す事ができます。

これが、調色パレットに移す時の対策です。

色を混ぜる際の対策

ここが一番の気泡要因です。
勢いよく混ぜると、気泡が入ります。

全集中で、できるだけ静かに、ゆっくりかき混ぜます。
1秒間に1cm以上動かさないのが目安。

すると、気泡ができません。
比較すると、一目瞭然。

レジンの調色は禅や瞑想に近い集中が必要です。
本当に、一瞬の焦り、雑念が気泡に繋がります。

コツは、斜めにしてレジンを集めること。
そして、ヘラを容器からスティック少し浮かせて混ぜると綺麗になりやすいです。

これが、色を混ぜる際の対策です。

調色パレットに気泡ができた時の対処法

スティックは気泡が取れません。
が、気泡を動かすことはできます。
そこで、スティックを使って気泡を部分を集めます。

傾けて、重力を使うと綺麗に分けれます。
あとは、気泡がある所をふき取ります。

このぐらいの少量の気泡なら、ふき取らなくて大丈夫です。
ふき取った方が、糸くずが入るリスクが出てきます。

これが、調色パレットに気泡ができた時の対処法です。

モールドに入れる時の対策

ドライヤーを使い、レジン液を少しだけ温めます。

温めると、レジンがサラサラになります。
すると、モールドの端や細い所に充填されやすくなります。

あとは焦らず、ゆっくり動かしてモールドにレジンを入れます。

端や細い所に入って無ければ、調色スティックで調整。

上からクリアファイルを被せて平らにします。
この時、気泡ができた場合はあきらめます。

クリアファイルを外した方が、大変な事になります。
あと、次の項目で紹介する対処法で直せる可能性があります。

気泡が入って欠けてしまった場合

レジンの内部に入ってない気泡は、やり直しができます。
こちらは、気泡の影響で星の一部が欠けてしまったモノです。

こちらを再度、型に入れます。
右下が欠けてる事に注目。

その上から、同じ色のレジン液を流し込みます。

この状態でもう一度、クリアファイルを被せて平面を作ります。

そして、硬化。

すると、気泡が入って欠けた部分を修復できます。
つなぎ目は、反射率と屈折率が同じ素材なので目立ちません。

以上が、気泡が入って欠けてしまった場合の対処法です。

モールド内のレジンを温める派の人について

硬化前のモールドに入れたレジンを温める派の人もいます。

私が見た事例では、ドライヤーより強い「エンボスヒーター」を使ってました。(参考

温める事で、気泡が取れるようです。
私がドライヤーで試したところ… 小さい気泡はあまり取れませんでした。

そして、サラサラになりすぎた結果、上からクリアファイルを被せた時に気泡が入りました。

関係はよくわかりませんが…
サラサラになった分、いつもより表面張力の接着力が弱く
気泡が入らない、ぺたーっとした引っ付き方をしませんでした。

あと、モールドは持たないと風で飛ぶ。
モールドを持ってると、ドライヤーの時点で熱く火傷しそうでした。
個人的におすすめはしません。紹介だけに留めます。

以上が、レジンの気泡対策法です。

まとめ

今回は、レジンの気泡対策法について紹介しました。
・気泡は「レジン液を出す、色を混ぜる、モールドに入れる」の3つのポイントで入る
・レジン液は出すところを液の中に入れたまま出せば気泡を減らせる
・色を混ぜる際は、静かにかき混ぜれば気泡を減らせる
・モールドに入れる際は少し温めるとサラサラになり、気泡を減らせる
・温めすぎは、粘着力を減らすので注意。
・できた気泡は調色スティックで周囲の液ごと取り出す

また、他にもレジンについて解説してます。

【レジン】LED-UVレジンの使い方【硬化,手入れ,後片付け】
液は先を液の中に入れたまま静かに出し、色交ぜは、パレットを傾けて液を集めて静かに混ぜます。すると気泡を減らせます。モールドに入れる際は表面張力で膨らむぐらいに入れて、上からクリアファイルで蓋をします。これで上部が平面になります。などの使い方を解説。
【レジン】初心者の頃にLED-UVレジンで失敗したことまとめ【気泡,表面張力】
調色はゆっくりかき混ぜないと泡が入ります。またモールドの上面は表面張力の形が出るので、クリアファイルを乗せて蓋をする必要あり。レジンの中にレジンを入れると、屈折率が同じなのでキラキラ感が消えるなどの失敗談をまとめました。

ぜひ、こちらもご覧ください。

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