はじめに
今回は、レジンで綺麗な平面を作る方法を紹介します。
レジンは表面張力の形が残る
レジンは硬化する際に表面張力の形が固定されます。
多いと膨らみます。
少ないと凹みます。
この状態で硬化させると、表面張力の形が記録されます。
これをなるべく平たくするのが、今回の目標です。
レジンは収縮する
表面張力以外にも知っておきたい特性があります。
それは、レジンは固まると収縮すること。
だいたい、6%収縮します。
この特性をふまえ、形の作り方を見ていきます。
綺麗な平面の作り方
まず、モールドに多めにレジン液を注ぎます。
表面張力で膨らみ、溢れそうな”ギリギリ”ぐらいが目安。
レジン液が足りないと、後で紹介する工程で気泡ができます。
多すぎるかな…?と思うぐらい入れてください。
6%収縮問題もあるので…多めに。
そしたら、平面を作るために透明な板をかぶせます。
かぶせるための板材として、クリアファイルを用意。
ハサミで使いやすい大きさにカット。
これを、さきほどのレジンの上に乗せます。
すると… レジン液が十分であれば表面張力で引っ付き、平たくなります。
この状態で硬化。
すると、綺麗な平面になります。
最後に、はみ出た所を小さなハサミで切れば完成です。
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まとめ
今回は、レジンで綺麗な平面を作る方法を紹介しました。
・モールド上部は表面張力の形が出る
・対策は、クリアファイルなどの透明な板をかぶせること
・モールドに入れるレジンは溢れるぐらい多めに入れる
・溢れそうなレジンの表面張力でクリアファイルが固定される
・レジンが少ないと、気泡の原因になるので注意
また、他にもレジンについて解説してます。
【レジン】空枠の使い方【ハンドメイド,アクセサリー,作り方】
空枠とは、金属のフチの素材です。下にクリアファイルなどを敷いて使います。それ以外は普通のレジンと同じです。こちらの使い方を画像付きで解説。
【レジン】LED-UVレジンの使い方【硬化,手入れ,後片付け】
液は先を液の中に入れたまま静かに出し、色交ぜは、パレットを傾けて液を集めて静かに混ぜます。すると気泡を減らせます。モールドに入れる際は表面張力で膨らむぐらいに入れて、上からクリアファイルで蓋をします。これで上部が平面になります。などの使い方を解説。
ぜひ、こちらもご覧ください。
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