発達障害の検査と診断が下りるまでの流れ

生き方
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はじめに

今回は発達障害の検査と診断が下りるまでの流れをまとめます。

診断が下りるまで

診断が下りるまでの流れは下記。

・初診 → 30分ぐらい話をしてとりあえずの薬をもらう
・検査 → 2~3時間ぐらいの検査をする
・診断 → 検査結果の発表

初診の30分診療では「発達障害」かは分かりません。

まず精神科はどこも混んでるので…
「初診」に1ヶ月~半年ぐらいかかります。

そこから検査という次の予約を取るのに「1ヶ月」ぐらいかかります。
その後、検査の結果発表に1ヶ月ぐらいかかります。

つまり初診から診断が下りるまで “早いところで” だいたい2~3か月かかります。

受診前の自己診断方法

まず初診前に自分が「精神科」や「心療内科」や「メンタルクリニック」に行くべきか判断します。
自己診断には「DSM-5」というものが使えます。

DSM = 世界共通の診断基準
5 = 第5版

という意味。
精神科医など多くのプロが使ってる一つの基準をまとめたモノ。

発達障害は主に「ASD」と「ADHD」と「LD」の3つに分けれます。

LDは少し特殊なので省略。
ASDとADHDのDSM-5があるサイトだけこちらに置いておきます。

↓ASD

自閉スペクトラム症
自閉スペクトラム症(Autism Spe…

↓ADHD

注意欠如・多動症: ADHD
注意欠如・多動性症(Attention-…

これにどれぐらい当てはまるかを見てから精神科に行くことをおすすめします。

もう1つに「DSMマニュアル」というモノがあります。
こちらは発達障害などの病気について詳しく書かれたモノです。

必要な方はこのようなモノも見ながら病気に対する知識を身に着けます。

自閉スペクトラム症 - 19. 小児科 - MSDマニュアル プロフェッショナル版
自閉スペクトラム症-病因、病理生理学、症状、徴候、診断および予後についてはMSDマニュアル-プロフェッショナル版へ。
注意欠如多動症(ADHD) - 19. 小児科 - MSDマニュアル プロフェッショナル版
注意欠如多動症(ADHD)-病因、病理生理学、症状、徴候、診断および予後についてはMSDマニュアル-プロフェッショナル版へ。

また、私の場合ASDの項目は少なかったですが…
間欠爆発障害のDSM-5基準がほぼすべて当てはまりました。

このような別の症状で気になるものがあれば「症状名」+「DSM-5」で検索。
そして診断基準を満たせば受診という流れで良いと思います。

間欠性爆発性障害とは?症状・原因・診断・対処法を徹底解説 – あしたのクリニック

私は間欠爆発障害の治療で病院に行った所…
発達障害が疑われて診断という流れになりました。

(たぶん間欠爆発障害の認知度が低いだけな気もする)

このような診断で、まず自分が「病院に行くべきか」を検討します。

DSM-5で判別されない発達障害もある

私はDSM-5ではADHDではありませんでした。
が、精神科で検査を受けてCAARSというADHD判定を見ると「ADHD」でした。

DSM-5が全てではなく、それ以外の診断方法で診断結果が変わることがあるので注意。

初診での心構え

病院の選び方

病院は大きく分けて2通りのタイプがあります。

・大きな病院で医者が何人も居るタイプ
・小さめの病院で決まった主治医が居るタイプ

大きめな病院は予約が取れやすいです。
ただし決まった “担当者” がずっと見てくれるとは限りません。

私は利便性を考えて大きめの病院に行きました。

なるべく同じ人に担当してもらうよう工夫してるようですが…
担当医が退職などで変わったりします。(しました)

小さな病院は良いところは予約が取れにくいです。
俗にいう初診が半年待ちみたいになったりします。

微妙なところだとすぐ取れますが…
おすすめはしません。

なので住んでる地域にもよりますが…
「大きめの病院で素早く予約を取って行く」が一般的で無難な選択肢になると思います。

精神科、心療内科、メンタルクリニックの違い

それぞれの違いは下記の通り。

・精神科 → 精神疾患を幅広く見る所
・心療内科 → 本来は心が原因で体に出る症状が出る病気を見るところ
・メンタルクリニック → 医学用語ではないが分かりやすい名前として付けてる場合がある

(よく見ると精神科や心療内科と書いてるはず)

理想は精神科ですが…
このあたりの名前がついてる場所であればどこでも行っていいと思います。

あとは「ヤブ医者じゃないか」と「家から近いか」で選びましょう。

ヤブ医者を見分ける方法

精神科には “専門医・指導医” という資格があるようです。
これを持ってる所かそうでないかを見るとヤブか本物かを見分けれます。

↓こちらのサイトから検索できます。

専門医・指導医検索:公益社団法人 日本精神神経学会

この専門医・指導医の資格がないとADHD向けの薬「コンサータ」という薬が処方できないようです。
なのでADHD疑いがある方は特に資格があるかを注意してから病院に行ってください。

診療では「病名」ではなく「困りごと」を伝える

自己診断で決めた病名を持っていくとあまり良い顔をされません。
なので自己診断で得た病名や知識は隠し…

「何に困ってるか」を伝えましょう。

私はネットで調べた知識で「発達障害ASD」と「間欠爆発障害」っぽいと思ってました。
初手で行った病院で症状名を伝えると反応が悪かったです。

2つ目の病院で「怒りが抑えられない」みたいな困りごとで伝えると良い感じになりました。

発達障害の疑いで検査に来た人には保険が下りないっぽいですが…
「困りごとを伝え」その上で発達障害の疑いと向こうが判断すれば検査は保険が下りるっぽいです。

以上が初診での心構えです。

発達障害の検査でやること

私がやったことは下記。

・問診(今の状況や成育歴などを伝える)
・AQなどの「あてはまる、どちらでもない、あてはまらない」シート記入
・WAISという知能検査(これが長くて2時間ぐらいかって疲れる)

ちゃんとした病院だとこの辺りしかやりません。

検査費用について

ネットなどでは検査費用に2~3万かかったという話が出ています。
これは自己判断で発達障害の疑いがあるから「検査を受けたい」と申し出た時の値段のようです。

事前に「困りごと」を伝えて検査が “必要” と判断された場合は保険が効くみたいです。
私は3000円ぐらいで受けれました。

この辺りをうまくやってくれるかの「病院ガチャ」要素も大きい。
私はアタリを引いたのかも…?

結局、私は発達障害のだったのか?

途中、結論が出てましたが発達障害でした。
「ASD」と「ADHD」の併発でした。

WAIS-Ⅳのスコア自体は普通のIQでしたが…
それ以外の発達障害系の自己診断表「AQ」と「CAARS」のスコアが高く出ました。

【WAIS】
・全検査IQ → 103 
・言語理解 → 98 
・知覚推理 → 114 
・ワーキングメモリ → 100 
・処理速度 → 93

・AQが43点 (33点からASDの疑い)
・CAARSのADHD指標が75 (平均をはるかに上回る)

あとはエピソードや伝えた困りごとなどから「発達障害」との診断が下りました。
「ASD」と「ADHD」の合併とのことです。

ADHDの薬、特にインチュニブは値段が高いので注意(自立支援医療を受けよう)

WAIS診断は保険がきいて安く済みましたが…
インチュニブは保険があっても8000円ぐらいしました。
(1ヶ月分、3割負担)

こちらに関しては自立支援医療という医療費を1割まで下げれる制度を使うことをおすすめします。

ちょっとでも申請が遅れると “万” 単位で損をするので注意してください。

勉強代と思って最初の方は払うことにしました。
もっと早くやればよかったですね。

まとめ

今回は発達障害の検査と診断が下りるまでの流れを紹介しました。

・まずDSM-5などで自己診断をする
・初診は精神科専門医がいる場所に行く
・診断では「病名」ではなく「困りごと」で伝える
・自立支援医療は早めの受ける

また他にも発達障害などの事を解説してます。

精神・発達障害の診断で受けられる福祉制度について【手帳,年金,医療費支援】
発達障害の主な福祉制度は「自立支援医療、障害者手帳、障害年金」で初診時で就労してた方は障害年金3級の申請が可能、してない方は障害年金は取れて2級から。最後の行き先が生活保護で手帳2級以上の人が生活保護を受ける場合は障害者加算制度が使える。

ぜひ、こちらもご覧ください。

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