【VRChat】末端ボーンでPhysBone設定できない時の対処法

VRChat
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はじめに

今回は末端ボーンでPhysBone設定できない原因と対処法を紹介します。
VRChatβ版を使用しています。
※正式版では挙動が変わるかもしれませんのでご了承ください。

原因と治し方

原因は枝分かれしたボーン構造+終了地点ボーンが無い事です。

枝分かれしたボーンの場合、最後ボーンがPhysBone設定できない事があります。
Unity上ではボーンの先端の位置情報が消える事と関係があるみたいです。
※たまにできるのでちゃんとした原因は不明です。

直し方は終了地点のボーンを増やす事です。
揺れ物ボーン系は揺らす為には基本的には2個以上のボーンが必要のようです。

PhysBoneにはEndpoint Positionという終了地点のボーンを疑似的に作る機能があります。
こちらを使う事で直せます。

対処法

PhysBoneを割り当てたボーンを選択。
(この例ではKikyoにPhysBone
割り当ててます。枝分かれ構造でKikyo01_01~Kikyo02_05まで動きます。)

Endpoint PositionのX,Y,Zを操作して疑似的に終了地点のボーンを追加。
Endpoint PositionはX,Y,Zが0以外の時に終了地点にボーンを作成します。

これで枝分かれした構造でもPhys Boneが追加されるようになりました

PhysBoneのカプセルの太さはCollisiion → Radiusより調整できます。

他の枝分かれ構造の末端ボーンも同様の手順でPhysBoneを有効化できます。

これで末端ボーンでのPhysBone設定が完了です。

まとめ

今回は末端ボーンでPhysBone設定できない時の対処法を紹介しました。
PhysBoneのコンポーネントの詳細についてはこちらで解説。

ぜひこちらもご覧ください。

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