はじめに
今回はVRChatで発生したエラーを運営に報告する方法を紹介します。
報告前のチェック
エラー報告前にチェックすることは下記の2つ。
・他にエラー報告が無いか確認
・本当に "VRChat側" のエラーか確認
この2つを見ていきます。
他にエラー報告が無いか確認
VRChatのエラーは「Feed Back」ページで管理されてます。
↓こちらにアクセス。
該当しそうな項目を選択。
(Open Beta版でエラーが出た場合は「Open Beta」を選択。)


英語で管理されてるので…
ブラウザの翻訳機能などを使って選んでください。
分からない場合は…
起こった現象やFeed BackのURLなどを含めてChat GPTに相談。
ここでヒットしそうなエラー文、エラーコードなどを “英語” で検索。

ここで他にエラー報告が無いか確認。
無ければ次の項目に進みます。

このエラーが無いか相談も「Chat GPT」が役立つと思います。
探すのが大変と思った方はこちらも活用してください。
本当に “VRChat側” のエラーか確認
事前に起こったエラーが本当に「VRChat側」の問題か確認します。
これは自分より詳しい人に聞いた方が早いです。
英語が可能であれば「VRChat公式Discord」に相談。
日本語なら「VRC Unity勉強会」あたりに状況を伝えて反応を見てください。

公式っぽい名前の「VRC-JP」は非公式のDiscordです。
カジュアルな場所っぽいのでエラーの確認には不向き。
「VRC Unity勉強会」も非公式ですが…
ここは謎にレスポンスの早い猛者が集まってます。
なのでエラー確認はここがおすすめ。
VRC Unity勉強会あたりに相談して「Canny」という言葉が出たらエラー報告を検討します。
※この「Canny」はエラー報告管理ツールの名前です。

以上が本当にVRChat側のエラーなのか確認です。
エラーの報告先
VRChatのエラー報告先は「Feed Back」ページです。
↓こちらにアクセス
該当するエラー情報を選択。

Feedbackに飛んだことを確認。
ここで「エラー報告」を行います。


ちなみに「VRChat Help Desk」に連絡したところ…
エラーはFeedback(Canny)の方に投げてと連絡が来ました。
なのでFeedbackがエラーの送信先で合ってます。
以上が、エラーの報告先です。
ビルド番号入りタイトルを作る
タイトルは「[Build Number] Title」の所に入れます。
この表記は運営側はタイトルにビルド番号を入れてほしいという意思表示です。

ビルド番号はエラーが起こった環境のVRChatを用意。

「ベータ版で起こったエラー」を「安定版の番号」で報告しないでください。
この点だけ守ってもらえれば大丈夫です。
ベータ切り替えのやり方は こちら で解説。

もし自分以外の環境で確認したエラーは…
その人の使ってる環境のビルド番号をもらってください。
ビルド番号はVRChatを立ち上げ。
Launch Pad → 歯車マーク → デバッグ情報より確認できます。

ここの数字を[0000]のように入力。
そのあとは英語でエラー文のタイトルを打ち込んでください。


タイトルの英語が思いつかない方は…
①日本語で文章を作成
②Chat GPTに翻訳依頼
で作成してください。
あと何かしらのミスでタイトル分が消えた時用に…
メモ帳なのに一時的なタイトルテキストのバックアップを取ります。
以上がビルド番号入りタイトルを作るの解説です。
自動翻訳をオフ化にして2言語でエラー文を送る
お問合せ本文は「英語」と「日本語」の2言語で送るのが親切と思ってます。
なので2言語で送ります。

英検1級レベルの方は英語だけでいいと思いますが…
翻訳ソフトを使った方は、自身でその英語が正しいか判断が難しいと思います。
なので母国語も入れておくと「翻訳を使ったことが伝わる」のと「運よく読めるスタッフ居たらラッキー」みたいなことが起こります。
なので私は2言語で送ってます。
まず日本語でお問合せ文章を作成。
これをChat GPTなどに翻訳依頼。

必要であれば、翻訳した文章を「Deep L」などで翻訳し軽く確認。

次に右上のユーザーアイコンを選択。
Settings → Enable automatic translationsをオフにしてください。
これで自動翻訳が消えます。

あとは本文を2言語で入力。

以上が自動翻訳をオフ化にして2言語でエラー文を送るの解説です。
エラーログなどを入れて送信
タイトルと本文が終わったら、画面下部にあるボタンで補足情報を入れます。
・Category → カテゴリー、情報の種類や報告内容を選択
・Platform → プラットフォーム、使ってる機材やVR環境を選択
あと可能であれば「エラーのスクショ」や「エラー情報が入ったOutput Log」も添付します。
これがあった方がシステムを管理してる側にとっては親切です。

エラー情報が入ったOutput Logの作り方はこちらで解説。


Output Logはうっかり送ると個人情報などの流出リスクがあります。
なのでちゃんとこの記事見て作ってください…。
(手順が長くなったので別記事にしました)
必要な情報を入力し終えたら「Create Post」を選択。

以上がエラーログなどを入れて送信の解説です。

送信後は投稿のURLを何かしらの方法で保存することをおすすめします。
(ブックマークなど)
慣れてない人は… あとから辿って発見するのがなかなか難しいです。
投稿を後から編集する
投稿した情報があるURLを開きます。
そして投稿者は「Edit Post」が押せます。
これで投稿を再編集。

編集は終われば「Save」で上書き保存。

以上が投稿を後から編集するの解説です。
おまけ:投稿した後どうなるか
↓私が出会ったエラーはこちらで報告しました。
しばらく待ったところ…
他の方がエラー検証したり、公式と思われる人が何かやったっぽい画面が出てきました。
・available in future release
→ 今後のリリースで利用可能(たぶん、治るという意味)
・TRACKED
→ 追跡済み(たぶん、バグを認知しました宣言)


このあとVRChat公式(英語)のDiscordで更新があったことをVRC Unity勉強会で教えてもらい… 無事治りましたgg。
以上がVRChatで発生したエラーを運営に報告する方法です。
まとめ
今回はVRChatで発生したエラーを運営に報告する方法を紹介しました。
・VRChatの不具合は「FeedBackページ」で管理されている
・まずここで他にエラー報告が無いか確認
・可能であれば詳しい人が居るコミュニティに事前に相談
・エラー報告が必要そうであればFeedBack(Canny)に状況を伝える
・Cannyページは自動翻訳されるので注意
・翻訳はChat GPTの方がおすすめ
・タイトルにはビルド番号を入れる(VRChat上で確認)
・可能であれば「スクショ」とエラー情報が入った「OutPut Log」も添付する
・あとは送信して反応を待つ
また他にもVRChatについてまとめてます。
ぜひ、こちらもご覧ください。
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