はじめに
Blender3.6で読み込んだfbxモデルのボーンがおかしい時の対処法を紹介します。
fbxの読み込み方から始め、下記の2つの問題の対処法を解説します。
・ボーンの向きが崩壊する問題
・先端のボーンが消える問題
.fbxは読み込むと、向きが崩壊したり…
先のボーンが消える事があります。
こちらを治していきます。
.fbx読み込み方
読み込むモデルを用意します。
ここでは「幽狐さん」を使用します。
購入 → DL → .zipを展開。
.fbx形式の3Dモデルデータが入ってる事を確認。
Blenderを立ち上げ。
ファイル → インポート → FBX(.fbx)を選択。
読み込みたいモデルの.fbxを選択。
「FBXをインポート」で読み込み。
これで… ボーンの向きが崩壊したモデルが読み込まれます。
こちらを対処していきます。
読み込んだモデルを消す方法
モデルは「階層を削除」で1発で消せます。
アウトライナーを確認。(初期状態なら画面右上にあります)
Armatureを右クリック → 「階層を削除」を選択。
Xキーの通常の削除だと、メッシュデータが残るので注意。
階層の削除を使うと、1発で削除できます。
以上が、読み込んだモデルを消す方法です。
ボーンの向きを治す方法
ファイル → インポート → FBX(.fbx)を選択。
アーマチュア → 「ボーン方向の自動整列」にチェック。
この状態で、FBXをインポート。
すると、ボーンを正しい向きで読み込めます。
以上が、ボーンの向きを治す方法です。
先端のボーンがおかしい場合の対処法
先端のボーンが消えたり、不要なボーンが入る事があります。
これは、用意したモデルや設定次第で挙動が変わります。
まず、上手く行かなかったモデルを消します。
Armatureを右クリック → 「階層を削除」を選択。
ファイル → インポート → FBX(.fbx)を選択。
先端のボーンの事を「リーフボーン」と言います。
・必要なのに消えた場合は、リーフボーンを無視のチェックを解除
・不要な先端ボーンが入った場合は、リーフボーンを無視にチェック
この状態でFBXを読み込みます。
すると、先端のボーンを調整できます。
以上が、先端のボーンがおかしい場合の対処法です。
まとめ
今回は、読み込んだ.fbxのボーン向きがおかしい時の対処法を紹介しました。
・ボーンの調整は.fbxを読み込む際に、右側にある「アーマチュア」の設定で直せる
・向きは「ボーン方向の自動整列」にチェックを入れると治る
・先端のボーンは「リーフボーンを無視」で調整
・読み込みに失敗したモデルはアウトライナー で右クリック → 階層を削除で消す
また、他にもBlenderや3DCGについて解説してます。
ぜひ、こちらもご覧ください。
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