はじめに
今回はLexicon 224 Digital Reverbの使い方をまとめます。
これはUniversal Audioが出している「反響室を再現したリバーブ」のプラグインです。
Capitol Studiosという実在の反響室、スタジオを再現して作られたvstプラグインになります。
◆Capitol Studiosの特徴
・アメリカのロサンゼルスに存在するスタジオ
・1956年オープン
・1950~1970年代が黄金期
・フランク・シナトラやビートルズなどのアーティストがここで録音
・今でも使われている
・ジャンルは特に指定なし(幅広く使われる)
・ボーカル、ギター、ストリングス、ドラム…など様々な楽器に使用できる
このような特徴を持った反響室リバーブだと考えてください。
↓こちらより購入できます。
また購入の際はUADの自分でプラグインを選べるバンドルを使うのがおすすめ。
それではこちらを見て行きます。
プラグインの起動
例としてAbletonの画面を使います。
プラグインを探してトラックにドラッグ&ドロップ。

スパナマークを選択。

するとCapitol Chambersが立ち上がります。

以上でプラグインの起動が完了です。
反響室リバーブとしての基本的な機能
反響室としての基本機能は下図の場所にしかありません。

それぞれの機能は下記。
・PreDelay → リバーブの初期位置ズレ
・Power → 処理全体のオン/オフ
・Decay → 減衰量(長さの代わりに使用)
・Mix → 「リバーブ前の音」と「リバーブ後の音」との混ぜ具合
・Wet Solo → リバーブ後の音だけ表示
・Width → 空間の広がり感

真ん中のPowerは上部の「IN」と同じ効果です。
押すとオン/オフの状態が同期します。

以上が反響室リバーブとしての基本的な機能の解説です。
リバーブ内蔵フィルターとEQの設定
このフラグインの真ん中には「ローカットフィルター」と「周波数固定のEQ」があります。
・ローカットフィルター → 周波数をツマミで操作(減衰量は指定不可)
・EQ → 音量をツマミで操作(周波数の値,Q値は指定不可)
EQの周波数値はツマミ上部に書いてます。


Base → 125Hz
Mid → 500Hz
Treble(High) → 5000Hz
リバーブ内蔵フィルターとEQの解説です。
部屋とマイク設定
上部の画面を操作することで「部屋の材質」や「マイク設定」を変えれます。
・上部の数値で部屋の材質を操作(部屋番号変更,音色調整1)
・マイクアイコンでマイク変更(音色調整2)
・Minium~Maxmumでマイク距離変更(音の解像度的な要素)

部屋の特徴は下記。
◆2 →
・比較的シンプルな形状
・反射が素直
◆4 →
・角度がついた壁の形状
・反射が拡散しやすい
◆6 →
・厚いコンクリート
・反射が強く低音が残る
・映画音楽など低音が重厚なモノ向け
◆7 →
・反射が拡散的で強い部屋(形が複雑らしい)
マイクの種類に関する特徴は左から順に下記。
◆21D →
・Altec 21Dの再現
・1950年代のマイク
・真空管コンデンサーマイク(繊細かつ温かみ)
◆44 →
・RCA 44の再現、
・1930~1950年代のマイク
・リボンマイク(暗く丸い感じ)
◆SM80 →
・Shure SM80の再現
・1980年代のマイク
・コンデンサーマイク(クリーンな感じ、万能)
◆C37A →
・Sony C37Aの再現
・1950~1960年代のマイク
・真空管コンデンサーマイク(繊細かつ温かみ)

このあたりの詳細は「部屋の材質」と「マイクの種類」を自力で設定して聞き分けるしかないです。
マイクの位置などを操作すると部屋の扉が空いたり上部のライトが点滅します。
これが起こってる際は正しくリバーブが動いてないことを表してます。

以上が部屋とマイク設定です。
その他の設定
左上にプリセットとA/B比較関連の項目があります。
(他のプラグインと同じ)

右上のMIDIマークは「MIDI学習機能」です。

このようなMIDIコントローラーを持っててこれで操作したい人向け。
右上の「…」を押すと画面サイズを変えたり、Helpより公式ドキュメントが閲覧できたりします。

以上がその他の項目です。
まとめ
今回はUniversal Audioが出しているCapitol Chambersの使い方を紹介しました。
・Capitol Studiosという実際のスタジオを再現した反響室リバーブのプラグイン
・リバーブとしての機能は少なめだがEQやローパスフィルタが付属
・上部の画面で「反響室の番号」と「マイクの設定」を変えれる
また、他にも音楽やDTMについて解説してます。
ぜひこちらもご覧ください。




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