【自作パソコン】CPUが壊れた時の挙動と部品の修理依頼について

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はじめに

今回は自作パソコンのCPUが壊れた時の挙動と部品の修理依頼についての体験談をまとめます。

CPUが壊れた時の挙動

VRChatをやっていたところ、ある日突然画面の出力が切れました。
再起動しても変化がなし。

パソコン内部を見ると… パーツは光ってます。
そして右上に見慣れない赤色の光が発生してました。

「CPU」と書かれたところに赤い光が出てます。
何らかの原因でCPUに電気がいかなくなったようです。

また、よく見るとグラボや電源のファンも動かなくなってました。

CPUはパソコン全体の “電力配分的なモノ” に対しても影響を与えるようです。
なのでCPUが故障したら「電源」や「グラボ」のファンが動かなくなります。

ただ、電源は生きてるのでパソコンのパーツが光ったりしてたようです。

間違ってやった対処法

初めてのパソコン故障、電源のファンが止まってたので電源が壊れたと勘違いしてました。
そして電源を買い換えました。

が… 動きません。
挙動は同じで「CPU」の赤い光がそのままでした。

画面も出ないままです。

一般人でテストできる環境がない場合…(1パソコンだけ)
故障原因を個人て特定するのはなかなか難しい。

自作パソコンの修理手順

急ぎでデータが生きてるか確認

とりあえず、気持ちの問題でデータが生きてるか確認します。
↓私はこれを急いで買いました。

そして、親が使ってるノートパソコンでデータ確認。
HDD/SSD関係の中身が生きてることが確認できてよかったです。

M.2使いの方はこちらのような商品を使って、ひとまずデータが生きてるか確認します。

どこが壊れてるか推測

そしたらパソコンのどこが壊れてるかを推測します。
具体的に言うと「最小構成」で動くか見ます。

【最小構成】

・マザーボード
・CPU
・メモリー(1枚刺し)
・電源
・グラボ(マザーボードにHDMI出力などがないなら)

・モニター

これで動かなければ、この5つのいずれかという原因がわかります。
(モニターは除外)

そして可能であればサブ機のパソコンとパーツ差し替えて挙動を見ます。

【パーツ差し替え】

・電源A → 電源B差し替え
= 挙動が同じなら電源が原因じゃない


・グラボをサブ機に差し込み → サブ機は無事起動
= グラボが原因ではない

…のような確認を行う。

このようなことを行い、まずどこが壊れてるか推測します。

ドスパラで課金すればこの故障チェックを行ってくれるサービスがあります。
12000円程度

またドスパラ店舗にパソコンを持っていけば当日に見てもらえます。
難しそうな方はこちらがおすすめ。

これを行った結果…
こちらでは「マザーボード、CPU、メモリー」のいずれかが壊れてるとわかりました。

以上が、まずどこが壊れてるか推測です。

ドスパラで買ったもので保証期間ならパーツ単位で修理対応可

「マザーボード、CPU、メモリー」のいずれかが壊れてることがわかりました。
この2つはドスパラで買ったもので購入から2か月なので修理対応可能期間でした。

なので、ドスパラにお問い合わせ連絡。
↓(ここにある「メール」よりお問い合わせしたと思います)

お問い合わせ|サポート|ドスパラ公式通販サイト
パソコン(PC)通販のドスパラへのお問い合わせについて

化粧箱や説明書などの個別ナンバー的な情報があるものが残ってるか確認。
↓これしか残ってませんが大丈夫ですか?とお問い合わせしたところOKと反応をもらえました。

個別ナンバー的な情報があればなんとかできるようです。
正式には化粧箱全体が残ってないと修理対応不可なので次回から気を付けてねと言われました。

「パソコン全体」で送ると、全体の故障確認プランになります。(有料)
なのでパソコンを分解して個別パーツとして発送。

そして同時購入したものであればまとめて発送。

あとは向こう側の対応待ちになります。

送ってから5日後ぐらいにCPU故障というメールが来ました。

以上が、ドスパラで買ったもので保証期間ならパーツ単位で修理対応可能の解説です。

修理までの期間

私はパソコンが壊れてから戻ってくるまで3週間ぐらいかかりました。

7月7日:パソコン壊れる
7月9日:電源交換 → 修理失敗 + ドスパラお問い合わせ
7月13日:壊れたパソコン発送
7月18日:CPU故障で下というメールが来る(返金 or 交換対応かを選ぶ)
7月23日:交換を選んだCPU+ほかのパーツが返ってくる

初動の電源交換や修理発送までのあれこれを省略できれば2週間ぐらいになると思います。

その期間やってたことを軽く紹介します。

修理中にやってたこと

まず、実家暮らしなので母親のノートパソコンがありました。
それを借りて何とか生きてました。(ただし3DCGなどは思うように動きません)

次に買い替え前の自作パソコンのパーツが余ってました。
電源も余計に買ってしまったので…
分解時に壊してしまったマザーボードだけメルカリで買い替え。

そして修理に出さなかったパーツのグラボを差して新PCを構築。

↓CPUのピンも曲げてしまったのでこちらの方法で修理。

【自作パソコン】曲がったCPUのピンを直す方法【ジャンク,修理】
大きな曲がりは拡大鏡やスマホのカメラで確認し薬が入ったシートや精密ピンセットで修正。細かな曲がりはCPUを差すところに置いて四隅を押しながら確認し精密プラスドライバーを垂直に差して調整。あとは最小構成でパソコン全体が動くか確認して直します。

そして「Linux Mint」という無料で使えるOSを入れて少し使ってました。

ただ… 微妙に不安定だったり…
Unity+Blenderの連動があまりうまくいかないみたいな問題に当たりました。

(UnityにBlenderのデータ.blendを入れるとデータが壊れて表示されるなどの謎のエラーあり)

2~3週間、代用品で対応できるのならLinux Mintでいいと思います。
ただ、急ぎでちゃんと使いたいならWindows 11を買った方がいいです。

↓使ってみた感想はこちらにまとめてます。

【自作PC】Linux MintはWindows11の代わりになるのか?
基本的なWEBブラウザーでできること完結なら代用できます。あとサーバーエンジニアを中心にパソコン猛者になりたい人にはおすすめOS。ただしWindowsに慣れたグラフィックス系のクリエイターは動かないツールが多く代用は難しいです。

まとめ

今回は自作パソコンのCPUが壊れた時の挙動と部品の修理依頼についてまとめました。

・パソコンパーツは突然壊れる
・CPUが壊れた場合、パソコン全体のパーツに満遍なく少し動かなくなる
・壊れた時はまず、どこが壊れてるかを最小構成で確認
・可能であればサブ機とパーツ交換して壊れてる個所を特定
・パーツ単体の故障で保証期間あれば買ったところに問い合わせで交換できる
・ドスパラの修理は大体3日~14日かかる

またほかにもパソコン関係のことを解説してます。

【Quest3】Linux MintでVRChatを動かす方法【WiVRn】
VRChat自体はSteam+VRChatを入れれば動きます。ただしLinux Mint v22.1環境ではVRC上の動画プレイヤーが動かないので注意。Quest 3に画面を飛ばすならWiVRnかALVRを使う必要があります。こちらを解説。

ぜひ、こちらもご覧ください。

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