【2024年10月】白浜ダイビングに行った時の旅行記【地形,沈船】

アウトドア
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はじめに

今回は、冠島にダイビングに行った時の記録を紹介します。
2024年10月上旬に行った時の記録です。

俗に言う「地形」や「沈船」が見どころなダイビングポイントです。

ベストシーズンは9~10月

白浜は「沈船」が一番のメインポイントのようです。
この沈船に一番魚が集まるのが「9~10月」。
8や11月だと魚群が少ないようです。(ガイドさん情報)

そして他のポイントは基本的にいつ潜っても良い場所なので…
「9~10月」に合わせるのが良いと思います。

地形+沈船を綺麗に見るという意味であえて “冬” を狙うのも手。
冬は生き物は減りますが、海の透明度上がります。

難易度について

ダイビングの難易度は全体的に低めです。
ライセンス取り立ての人が混ざったチームで行きましたが問題は無さそうでした。

地面は砂地が多めなので、ちょっと砂が巻き上がるかな… ぐらいです。

沈船の水深も平均16m前後です。
船底に生き物を狙って突撃しない限りは18mを超えません。
なので「OWD」ライセンスで十分楽しめます。

ちなみに、私は船と地面の接地面を見に行って18mを超えました。(18.3m)
…ただ見た所で、特に何もなかったです。

一応、30~40mまで入れる「AOW」ライセンスがあると安全かな…
というぐらいです。

ただ、超えて0.3mぐらいです。

公的なブログの文章としては “超えないように注意” と書いておきますが…
超えても正直、誤差の範囲だと思います。

(この0.3mのためにAWOを取る必要は無いかなという誤差)

ショップについて

都市型ショップのお店から送迎。
そして現地ショップの「エルマールダイビングスクール南紀白浜」さんにお世話になりました。

Google Maps
Find local businesses, view maps and get driving directions in Google Maps.

ちょっとお店として面積は狭まめですが…
港とお店の距離が近いので、快適にダイビングポイントに向かえました。

1ダイブ目:トリプルアーチ

お世話になったダイビングショップから船で10分以内で行けました。
潜ると岩と砂がある地形があります。

ここの岩場にクマノミ+イソギンチャクが居たりしました。

下は砂地です。
横向きのフィンキックを使わないと巻き上がります。

こんな感じの岩の壁+砂地の地形を進むと…

突然、その地形は現れました。
ちょっと透明度は低めですが「トリプルアーチ」の地形です。

切り取り方次第では、綺麗な絵も取れます。

アーチの中(暗い所)にはハナミノカサゴが居たり…

キンメモドキが群れで泳いでました。

アーチを出て岩の壁の間を進みます。

ナガミル(海藻)からエサを探すホウライヒメジが居たり…

岩の間を見るとオトヒメエビが居たりしました。
この辺の岩場はエビも狙い目。

しばらく進むと小さなアーチがありました。
ここをくぐり抜けて遊んだりしながら生き物を観察して過ごす。
そんな感じの場所でした。

ログ的にはこんな感じで、最大水深は14.0mぐらいです。
初心者や復帰組の方でも無理なく行ける割には楽しめるポイントが多い感じの場所でした。

ガイドさんも「リハビリダイビング」向けの場所と言ってました。

あと潜った後は一度陸地に帰りました。
↓動画版

2ダイブ目:沈船

お世話になったダイビングショップから船で10分以内の場所で行けました。
潜るといきなり水深16~17m。
そして沈船が落ちてます。

透明度が低くてちょっとわかりにくい…

そして “沈船” をみるなら9~10月はおすすめしません。
理由は…

魚群が濃すぎて船が見えないからです。

魚群の中に泳いで行って、ようやく船のパーツが見えます。

ただ、魚群の量は凄いです。(今回が超当たりだった回説)
上を見上げると雲のようなキビナゴの群が居ました。

船の中にももちろん魚はいます。

暗い所に居るのはキンメモドキの群れ。

船の先と後ろに行けば、ちょっと沈船ダイブっぽい絵も撮れます。

ただ、純粋に “沈船” が見たい場合は海の透明度が上がり…
魚が少し減る “冬” が良いと思います。

9~10月は魚群のポテンシャルが高すぎて、逆に船が見れないです。
(嬉しい悲鳴)

マクロ系だとニシキフウライウオが居たり…

無視されがちだけどアップで取ると綺麗なハネウミヒドラが居たりしました。

あと、謎珊瑚。(名前が分かる方はコメントお願いします)

ログ的にはこんな感じで、水深は16~18m前後を行き来します。
うっかりするとOWDライセンスの限界とされる18mを超えるので注意。

AOWライセンスがあれば30~40mまで潜れます。
…私はAOW持ちなので18mを超えても大丈夫でした。

また沈船からほぼ動かないので16~18mで長期滞在します。
結果、思ったより体に窒素が溜まってDECOが出そうになります。
こちらにも注意。

ちなみにDECOはその水深で留まれる限界時間のようなモノです。
↓詳細はこちらでまとめてます。

一応、酸素量を上げた空気(エンリッチド・エア)を使えばDECOタイムは伸ばせます。
ただ、わざわざ使うほどではないかな… という印象。

※45分ぐらいは潜れます。

あと、こちらも潜った後は一度陸地に帰りました。
↓動画版

3ダイブ目:小島 – 東

お世話になったダイビングショップから船で10分以内の場所で行けました。
小島 – 東というポイント名ですが “島” はありません。

海の中に入ると、島っぽい突き出た地形があります。

これが… 島という扱い?

ここではマクロ系の生き物と中心に見ました。
↓ハナウミシダの中に居るコマチコシオリエビ。

珊瑚の上に居る、シモフリウミシダとトラフケボリ(貝)。

オオトゲトサカの上に居るコダマウサギ(貝)が2匹。

オトヒメウミウシ。

ムチカラマツエビ…など。

魚群はスズメダイが居たり。

深い場所の岩の間を覗くと夜行性のミナミハタンポが居ました。

暗い所を見に行くと、夜行性の生き物が見れがち。

ログ的にはこんな感じです。水深は最大で16.8m。
最初にこのあたりを生き物を見て、その後は島っぽい突き出た地形の上側を探索。
すると、安全停止しながら生き物が見れる感じの場所でした。

↓動画版

白浜に潜った感想

地形、沈船、生物と3つのダイブが楽しめてとても良かったです。
昔行った宮古島のダイビングに近いような満足感がありました。

透明度は低めですが…
地形と魚群の2つの充実度が高かったです。

あとダイビング以外でも白浜のビーチがあったり…
とれとれ市などがあり、観光地が充実してます。

これが全て18mより上で完結してたとは思えないぐらい充実したポイントでした。
初心者でも、行けばいろいろ楽しめるポイントと思いました。

気になるポイントとしては…
「透明度」と「台風ガチャ」の2点ぐらい。

今回のダイビングは透明度はやや低めでしたが…
それ以外は特に不満点が無いぐらい充実したダイビングでした。

まとめ

今回は、2024年10月に白浜にダイビングに行った時の記録を紹介しました。

・白浜のベストシーズンは9~10月
・9~10月は沈船に大量の魚群が現れる
・沈船は船というより魚群を見に行くポイント
・沈船以外にも地形や生物が充実
・水深は18m以内で完結するところが多く、初心者でも楽しめる

また、他にもダイビングや旅行の記録をまとめてます。

ぜひ、こちらもご覧ください。

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