はじめに
今回はTG-6とコンパクト三脚を使って見た感想をまとめます。
スキューバーダイビング用途で使いました。
※細かい文字やバーコードが表示されてる箇所は、消すための加工してます。
追記:TG-7登場予定
TG-7の登場が決まりました。
おそらく年内リリース予定。
性能はほぼ同じですが、ブルートゥースや端子類が便利になります。
詳細はこの動画が詳しく解説してます。
急ぎでなければ、TG-7を待った方が良いかもしれません。
2023年年内に欲しい方はTG-6。
それ以降でも大丈夫と言う方はTG-7まで待つのがおすすめ。
追記2:TG-7出ました。
TG-6と純正ハウジングは王道
まだ9ダイブぐらいの経験値ですが…
他のダイバーの機材を見ると、ほとんどTG-6+純正ハウジングでした。
この2つは王道機材のようです。
買って正解でした。
あとは、ライトや持ち手などの追加パーツが付いて、
思い思いの形になっていくようです。
TG-6の凄み
TG-6の凄みは接写性能にあります。
想像以上に小さなものを写せます。
↓はTG-6で撮影した10円玉のアップです。
顕微鏡モードにすると、光学ズームだけで驚きの拡大率で写せます。
レンズから1cmぐらいの距離まで近づけます。
本当に、これぐらいの距離で撮影しました。
この接写性能の高さから、ダイビング以外にも昆虫、菌類などの学者、医療の現場で使われてます。
TG-6の電池持ちについて
電池は… 思ったより持ちません。
私の場合は高頻度で写真+動画を撮影したので2ダイブの途中で電池が無くなりました。
ズームなどの操作で電池が減るようです。
あとは、こまめの電源OFFが重要。
なので交換電池はあった方が良いです。
お値段が高いですが、過酷な環境で使うので純正がおすすめ。
私は3ダイブ、1回1回陸地休憩がある事を想定して2個買いました。
これで、カメラ付属+2の3個 = 1ダイブ1バッテリーで使えます。
また、交換するにはハウジングを一度開ける必要があります。
→ バッテリー交換には乾いた手、飛んでくるモノが無い静かな環境が必要。
ボートの上で続けてダイビングする場合、交換しにくい、できない事もあると思ってください。
交換できない場合は撮影頻度を抑えて節電するしかないです。
※できる所もあるので、事前に質問して確認するのが一番安全。
TG-6はユーザーが多いので…
予備バッテリーを持っていれば、電池が切れた他のダイバーに貸すこともできます。
三脚は必要か?について
正直に言うと、普通のダイビングでは要らない or 使えない事が多いです。
◆三脚があまり役立たない理由
・壁面の生物観察をしたい場合、三脚を置けない
・ダイビングは集団行動なので三脚を置いて動画を撮る暇があまりない
壁面の生き物を観察する際は三脚が使えません。
なので、結局は三脚よりダイビング技術が重要になります。
ただ、ハマるシュチュエーションの場合、とても効果を発揮します。
◆三脚が役立つシュチュエーション
・砂地、地面の動画撮影
・浅瀬、シュノーケルでの撮影で、時間的な自由が多い時
・何かの事情が合って、カメラを一時的に手放したい時
・撮影ガチ勢の方と一緒にダイビングする時
・ダイビングに慣れて、素早く三脚をセッティングできる場合
慣れるまでは、ここをグリップに使うぐらいしかメリットがありません。
が、慣れて使いこなせると効果を発揮する気配はありました。
私はまだ、フィンを履くときに砂地に一時的に置くぐらいしか使えてません。
慣れるとまた違うと思います。
開封+内容物の紹介
TG-6+ハウジングの開封
私はこちらの3点セットを買いました。
TG-6の箱を開けると、追加できるアクセサリーの解説が出ました。
中身。
下記のモノが入ってました
・本体
・充電ケーブル(USB)
・USB → コンセント変換機
・電池
・ストラップ
このストラップは、ハウジングに入れると蓋が閉まらなくなります。
なのでダイビング用では使いません。
ハウジングの開封。
思ってたより大量の部品があります。
整理すると下図の通り。
また、ハウジングの中にも部品が入ってます。
以上が、TG-6+ハウジングの開封です。
小型三脚の開封
小型三脚として、下記の2つのモノを買いました。
小型三脚は下図のような梱包で届きました。
小型三脚の中身はこちら。
この三脚は、一般人から見ると凶器ですよという解説が入ってます。
飛行機を利用する際は預け荷物にしてください。
自由雲台の中身はこちら。
説明書と六角レンチが入ってます。
以上が、小型三脚の開封です。
機材の組み立て方
TG-6の組み立て
TG-6は左下の所にバッテリーを入れる場所があります。
左上に充電ケーブルを指すところがあります。
バッテリーを入れて充電する。
以上が、TG-6の組み立てが完了です。
保護フィルムの貼り付け
保護フィルムを買ったので、こちらも貼り付けます。
保護フィルムは空けると説明書が入ってます。
この説明書通りに張り付ければ使えます。
張り付けた厚みはこれぐらいです。
個人的にはあった方が良いと思う一品。
以上が、TG-6の保護フィルム貼り付けです。
ハウジングの組み立て
まず、TG-6のレンズのフチを切り替えます。
ハウジング用のパーツをつけることで反射を抑えれるようです。
右下の銀の丸を押すと取り外せます。
これで、ハウジングによる反射を抑える事ができます。
ハウジングは左側の所で開けます。
Lockを解除。
上方向に押せるギザギザをスライドさせながら回転。
すると、開きます。
この中にあるグリスが重要です。
このグリスをOリングに塗ります。(初回は塗られてます)
Oリングとは、この赤いフチのパーツです。
ここで防水してます。
Oリングはとても重要なパーツです。
ここに毛、砂、髪の毛などが入ると水没します。
入念に手入れしてください。
グリスの塗り方は説明書に書かれてます。(15ページ)
次に、カメラを入れます。
TG-6付属のストラップは付けたままだとハウジングを閉じれません。
外してください。
カメラを入れると、ハウジングの外のボタンがカメラ操作に連動するようになります。
あとは、一番下の隙間にシリカゲル(乾燥剤)を入れます。
このように、シリカゲルを入れます。
使い捨ての消耗品のようです。
無くなったらネットなどから買い足します。
これでセット完了。
防水ケースを閉じます。
これで組み立てが完了です。
必要な方は右下にストラップをつけてください。
必要であれば、LOGボタンを無効化する
左上にLOGという操作項目があります。
こちらは、撮影したデータにGPS情報を記録するかどうかを切り替える機能です。
TG-6本体だとこの位置になります。
LOG機能は下記の3つの問題があります。
・ダイビング中の水中では正しく記録出来ない
・LOGの記録はバッテリー消耗を大きくする
・このLOGボタンはOFFにしててもうっかりどこかに当たってONになりやすい
そこで、任意ですがLOGボタンのゴムを外すことをおすすめします。
LOGボタンのゴムはこちらにあります。
この設定はインストラクターの方から教わりました。
使ってたら分かりますが…
たしかにLOGは勝手にONになります。
小型三脚の組み立て
小型三脚はこちら。
これは、下図のように開きます。
三脚は何もしなくても組み立て済み。
普通に使えます。
次は自由雲台を取り付けます。
付属の六角レンチだけが必要になります。
六角レンチで自由雲台下にあるネジを外します。
完璧に外してください。
このネジ、自由雲台を三脚の上にある穴に取り付けます。
ネジは下から六角レンチで回して取り付けます。
ズームした図。
ここに取り付ける事ができます。
これで、三脚の組み立てが完了です。
これを、ハウジングに繋ぐだけです。
以上で、小型三脚の組み立てが完了です。
まとめ
今回は、TG-6とハウジング+小型三脚の使い方とレビューをまとめました。
・TG-6は接写がとても得意
・防水ケースを装着すると、ダイビングでも使えるようになる
・この防水ケースを “ハウジング” と言う
・TG-6とハウジングはダイビング界隈ではかなりスタンダートで王道とも呼べる機材
・小型三脚は普通のダイビング、初心者には不要
・ただ、小型三脚は、水中に慣れてぴったり合うシュチュエーションに当たればとても有効
また、ほかにもダイビングに関することをまとめてます。
ぜひ、こちらもご覧ください。
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