はじめに
今回はメッシュに沿わせカーブでリボンを作る方法を紹介します。
※この記事は【Blender3.1】カーブをメッシュに添わせる方法の続編になります。
下準備
こちらの記事を見てメッシュに沿わせたカーブを作成します。
シュリンクラップと細分化を使えば制作できます。
リボン形状の作成
Shift+Aキーで円を作成。
オプジェクトデータプロパティを選択。
シェイプ → プレビュー解像度を1に設定。
Tabキーで編集モードに入ります。
Rキー → Zキー → 45を入力して回転。
Sキー → Yキー → 0.1などで厚みを調整。
Tabキーでオプジェクトモードに戻ります。
巻き付いたカーブを選択。
オプジェクトデータプロパティを選択。
ジオメトリ → ベベル → オプジェクトを選択
スポイトをクリック。
長方形のカーブを選択。
すると、このような形状が現れます。
Tabキーで編集モードに入ります。
Alt+Sの収縮/膨張で大きさを調整。
ビューポートオーバーレイでワイヤーフレーム表示を有効化。
Ctrl+Tでカーブの傾きを調整。
少し手間ですが1つ1つ調整していきます。
制御点が密集した場所はメッシュも密集します。
なので制御点を選択 → Xキー → 頂点を溶解で間引きます。
するとメッシュの密度が整います。
このような操作を繰り返しメッシュにリボンを巻き付けます。
Tabキーでオプジェクトモードに戻ります。
オプジェクトデータプロパティの中のプレビュー解像度でメッシュ数を調整。
オプジェクト → 変換 → メッシュでメッシュに変換。
長方形のカーブを選択。
Xキーで削除。
リボン形状を選択。
上か下の切れ目の端の2頂点を選択。
Fキーで面貼り。
下の方も同様に面を張ります。
Ctrl+Rでループカット。
画面右上の透過表示の切り替えをオンに設定。
Z → 4キーでワイヤーフレーム表示。
端の上下の頂点を選択。
なるべく視線と平行な位置になるようにビューを移動。
Gキーで移動してリボンの形を作成。
上側も同じ処理を加えます。
Z → 2キー でマテリアルプレビューに切り替え。
これでメッシュに沿わせたリボンの形状が完成です。
まとめ
カーブを使ったリボンの形状の作り方を紹介しました。
リボンのUV展開の方法についてはこちらで解説してます。
さらにクォリティの高いリボンを作りたい方は有料アドオンのSimply Warp Proの使い方をご覧ください。
Simply Warp Proを使う事で1つ1つカーブを手動で調節する手間が軽減されます。
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