はじめに
今回はイラスト風のシェーダーを設定する方法を紹介します。
こちらの2つのシェーダーの使い方を紹介します。
・Toon Shader v4 for Blender EEVEE = 簡単にできるもの
・KiryToonShader = 難しいが細かな設定ができるもの
下準備
Blenderを立ち上げ。
Shift+A → メッシュ → モンキーを選択。
右クリック → スムースシェードを選択。
これで、下準備が完了です。
Toon Shader v4 for Blender EEVEE
簡単に設定できるシェーダーから解説します。
こちらのページにアクセス。
Free Editionを選択。
価格に0を入力。
「これが欲しいです!」を選択。
メアドを入力。
「手に入れる」を選択。
コンテンツを表示を選択。
ダウンロードします。
zipを展開。
すると、シェーダーが入ったファイルが出てきます。
開くとサンプルシーンが見れます。
元のBlenderプロジェクトに戻ります。
このスザンヌがある方です。
ファイル → アペンド…を選択。
シェーダーのBlenderファイルを選択。
マテリアルを開きます。
中にあるシェーダー(マテリアル)を選択。
元のBlender画面に戻ります。
マテリアルを割り当てたいモデルを選択。
マテリアルプロパティ → マテリアルボタンからマテリアルを割り当て。
Z → 8キーでレンダー表示。
すると… 微妙な仕上がりになります。
Shift+A → ライト → サンを追加。
すると、光沢が出ます。
オプジェクトデータプロパティを開きます。
強さを100などに設定。
これで、綺麗な影を表現できます。
UIの分割を増やし、シェーダーエディターを開きます。
ここでシェーダーの設定を触ると色などを変更できます。
Toon Shader v4 for Blender EEVEEの場合、光源の色が反映されません。
この問題を解決するのが、次紹介する「KiryToonShader」です。
操作しやすく、分かりやすいシェーダ。
Toon Shader v4 for Blender EEVEEの使い方解説はここまでになります。
KiryToonShader
難しいが細かな設定ができるシェーダーを解説します。
こちらのページにアクセス。
ダウンロードをクリック。
zipを展開し、Blenderファイルを開きます。
すると…沼のような使い方説明が出てきます。
ここでは、これらを無視して設定していきます。
元のスザンヌがあったBlenderプロジェクトに戻ります。
ファイル → アペンド…を選択。
DLしたBlenderファイルを選択。
中にあるマテリアルから、Test_Material_Tooon1を選択。
マテリアルを割り当てたいモデルを選択。
マテリアルプロパティ → マテリアルボタンからマテリアルを割り当て。
すると、後ろが透けて見えます。
これは、マテリアル → 設定 → 背面を表示 のチェックを外すと治ります。
UIの分割を増やし、シェーダーエディターを開きます。
ここでマテリアルの設定が行えます。
色などを変えるとこのようになります。
KiryToonShaderの場合、光源の色が反映されます。
少し難しいですが、見た目にこだわりたい場合はおすすめ。
ちなみに、細かなパラメーターなどの設定はKiryToonShaderの作者さんがYoutubeで紹介してます。
こちらをご覧ください。
まとめ
今回はBlenderでイラスト風のシェーダを設定する方法について紹介しました。
・簡単なのが、Toon Shader v4 for Blender EEVEE
・難しいが細かく設定できるのが、KiryToonShader
・シェーダーの読み込みはアペンド → マテリアルを選択
という事を紹介しました。
また、線画を出す上でおすすめのツール、グリースペンシルを3Dに書く方法なども解説してます。
ぜひ、こちらもご覧ください。
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