はじめに
今回はBlendeで反射が出ない時の対処法を紹介します。
Blenderは2.8以上、レンダーエンジンはEeveeを使います。
結論
レンダープロパティの中にある、スクリーンスペース反射とその中の透過にチェックを入れると反射を表現できます。
初期設定
こちらのようなモデルとマテリアルを用意しました。
![](https://signyamo.blog/wp-content/uploads/2021/09/image.jpg)
テクスチャはこちらを使用(CC0 License)
https://ambientcg.com/view?id=Marble020
このデータを元に記事を進めます。
反射が出来ない時の対処法
レンダープロパティの中を見ます。
![](https://signyamo.blog/wp-content/uploads/2021/09/imgage-1-1.jpg)
Blenderの初期設定ではスクリーンスペース反射にチェックが入っておらず環境光として設定された画像以外反射の影響が出ません。
なので新規モデルを追加してもそのモデルが反射して写り込むことはありません。
![](https://signyamo.blog/wp-content/uploads/2021/09/imgage-2.jpg)
そこでスクリーンスペース反射とその中の透過にチェックを入れます。
するとオプジェクトが反射で映り込みます。
![](https://signyamo.blog/wp-content/uploads/2021/09/imgage-3.jpg)
分かりやすいようにCubeマテリアルのメタリックの値を上げました。
![](https://signyamo.blog/wp-content/uploads/2021/09/imgage-4.jpg)
スクリーンスペース反射のONとOFFを比較。
ONの時の方がよりリアルな反射表現になってることが確認できます。
![](https://signyamo.blog/wp-content/uploads/2021/09/imgage-5.jpg)
これで反射が出来ない時の対処法が完了です。
まとめ
スクリーンスペース反射と屈折を設定する事で反射の表現が出来ます。
またレンダープロパティの中には他にも見え方を変えるブルームやAOやSSSなどが入ってます。
興味がある方はこちらも触ってみて必要な場合は設定してください。
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