lilToonに3個以上のMatcapを設定する方法

3DCG
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はじめに

今回はlilToonで3個以上のMatcapを設定する方法を紹介します。
↓頑張ればこんな感じの質感が作れます。

3個以上のMatcapを設定する

マテリアルを作成。

シェーダーをlilToonに設定。

そして2つのMatcapなら「マットキャップ設定」の所で設定できます。

3つ目は「メインカラー2rd」か「3rd」を使います。
ここのUV Modeを「MatCap」にするとマットキャップ設定にできます。

3rdも同じ設定ができます。

以上が3個以上のMatCapを設定する方法です。

3個以上のMatCap設定の使い道

3個以上のMatCapはマスクを使うと面白いことができます。

↓こんな感じの木目を編集したマスクテクスチャを用意。

すると… 疑似的な木目金っぽい質感が作れます。

木目金は金属の層を重ねて削る。

それをローラーで伸ばして木目っぽい質感を作る技法です。

この指輪はこちらで販売してます。

【VRChat想定】指輪モデル_透かし桜 - しぐにゃもBOOTH - BOOTH
【VRChat想定】指輪モデル_透かし桜 / Ring Model Sukashi sakura

ただ再現度は低め。
木目の描画を複数のマスクテクスチャで整合性を保ちながら作るのが難しい。

(正直、この指輪は木目金ではない別の何かになったと思っています)

設定上の注意点

3つ以上のMatCapは全て明るいと違いが分かりづらいです。

なので1つはマスクとして使う「黒色」っぽいものを用意した方が良いみたいです。

「黒」「金」「銅っぽいの」の3つがあると質感が良い感じになりました。

この指輪はこちらで配布してます。

【VRChat想定】指輪モデル_寄金 - しぐにゃもBOOTH - BOOTH
【VRChat想定】指輪モデル_寄金

以上がlilToonで3個以上のMatCapを設定する方法です。

まとめ

今回はlilToonに3個以上のMatcapを設定する方法を紹介しました。

・2個までのMatCapはマットキャップ設定の所で設定できる
・3~4個はマットキャップ設定+2rd、3rdカラーで設定可能
・2rd、3rdカラーのUV Modeを「MatCap」にすると3つ以上のMatCapが作れる

また他にも3DCGや2DCGについて解説してます。

【3DCG作家向け】指輪制作に関する彫金技術の解説
主な金属加工は「板金」と「ロストワックス」で板金は板とワイヤーとタガネを使って形を作る。ロストワックスはロウソクのような素材を使って型取りする。宝石の止め方は「爪、フクリン、彫り」の3つが主な方法。銀はいぶし銀にすると全体を黒くしたり、凹みを黒くできたりする。

ぜひ、こちらもご覧ください。

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