はじめに
今回はBlender5.0の標準機能だけでUVを矩形状にする方法を紹介します。
問題の確認
このような指輪の形状を作りUV展開しました。

するとUVが矩形状になりませんでした。

今回はこれを修正する記事です。
以上が問題の確認です。
理想は専用ツール(Mio3 UVなど)
理想的な修正方法はUV専用ツールです。
個人的には「Mio3 UV」がおすすめでしたが…

こちら残念ながらBlender5.0非対応です。
Getで無理やり入れても動作しません。

ボタンは出ますがエラーを吐きます。

そこで、標準機能だけでUVを矩形状にする方法が必要になります。
手動で矩形にする方法
UV編集画面で「辺選択」に切り替え。

そしてUV上で最も「4つの角が90°」に近い四角形を探します。
↓今回はこの四角形に狙いを付けました。

左側の辺を選択 → S → X → 0キーでまっすぐな縦棒にします。
右側も同様に選択 → S → X → 0キー。

上側の辺を選択 → S → Y → 0キーでまっすぐな横棒にします。
下側も同様に選択 → S → X → 0キー。

↓別の場所で実演。
これで完全に「4つの角が90°」の四角形が生成されます。

そしたら面選択に切り替え。

先ほど調整した面をクリックで選択。

その後Lキーのリンク選択でUV島全てを選択。

Uキー → アクティブ四角形面に追従を選択。

辺の長さモードを「長さの平均」に設定。
OKで確定。

これでUVを矩形状にできます。

↓こんな感じの操作です。

これを繰り返すことで全てのUVを矩形状にできます。

あとはUVを全選択 → アイランドの大きさを平均化あたりで大きさを調整します。

以上がBlenderの標準機能だけでUVを矩形状にする方法です。
まとめ
今回はBlender5.0の標準機能だけでUVを矩形状にする方法を紹介しました。
・UV展開したら辺操作で全ての辺が90°の四角形を作る
・面選択で全ての辺が90°の四角形を選択
・その後、Lキーのリンク選択で全てのUVを選択
・Uキー → アクティブ四角形面に追従 → 長さの平均で矩形状にできる
また他にも3DCGやBlenderについて解説してます。
ぜひ、こちらもご覧ください。




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