はじめに
こちらの作曲の失敗点をまとめます。
コードは構成よりC
コードをまとめて鳴らす場合、つけれる変化は主にこの5つです。
・全音符×1
・二分音符×2
・四分音符×4
・二分音符×2+四分音符×1
・四分音符×1+二分音符×2
この5つでは楽曲の変化としては弱いです。
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そこで、コードを分散して鳴らします。
この順番に鳴らすのを「アルペジオ(分三和音)」といいます。
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また、アルペジオの考えを応用するとより自由に鳴らせます。
低音は全音符、それ以外を4分音符。
コードの構成音を削るなど。
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このような変化で「音が上下に向かう流れ」が表現できます。
さらに、ギターなどで使われる2番目の構成音を抜いた「パワーコード」的な鳴らし方もできます。
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また、コードの構成音を別の楽器を組み合わせて表現することもできます。
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このような変化がコードの構成音よりもより強力に楽曲に変化を与えます。
これが「コードは構成より鳴らし方」が大事な理由です。
転調、コード構成、7音階以外の音で変化を付けない
コードの鳴らし方を変えれないと思うと、変化のつけ方が下記の4つになります。
・転調
・コード構成(テンションコード)
・7音階以外の音
・楽器有り無しや強弱
この4つは”極端な変化”です。
なので、多用は避けた方がいいものです。
が、鳴らし方で変化をつけれることをしたなかった私は前回の曲で14回転調してました。
これが最大のミスです。
グルーブはランダム化とは違う
グルーブ=曲全体に統一感を持たせたランダム化です。
それぞれの音源に別のグルーブを割り当てると、ただの”ランダム”で不揃いな音になります。
なので、曲すべてに同じグルーブを割り当てる必要があります。
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そして、Commitは避けます。
この方が、後の操作がやりやすい為。
初心者はグルーブを使わなくてもいい
グルーブはあった方が良いです。
が、CeVIOなどの外部ツールを使うとそれにグルーブが入らないという問題が起こります。
初心者の場合は、そもそもグルーブを使わないのがおすすめ。
もし使う場合は、オーディオにもグルーブを設定できるので設定。
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ベロシティのランダムエフェクトがある
私が前回の曲でグルーブをコミットしてしまった理由が「ベロシティのランダム化」でした。
これを表現する方法がグルーブコミット以外にもあります。
それがMIDIエフェクト → Velocity。
こちらを指します。
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Randomの値を設定。
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Criveでカーブを設定。
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Out Hiで最大の値を設定。
最大は(Randomの幅分増えるので注意)
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これでベロシティをランダム化できます。
自然な演奏の不揃い感はこれで出せます。
プラグイン入れなくていい
DTMの集会に行くと有料のプラグインの話などが飛び交います。
なので、無料でも既存のものは使わず、プラグインを使った方がいいと思いこんでしまいます。
が…、実際は初心者はAbleton付属の音源やエフェクトで大丈夫のようです。
ドラムのディケイはエンベロープで操作できる
ハイハットに触れる面積はディケイの長さで表現できます。
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なので、4種類のドラム音源を用意しました。
(考え方はあってますが…大変手間です)
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そこで、1つの音源を選択。
1-Shotに変更。
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Fade Outを右クリック。
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オートメーションを表示を選択。
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このオートメーションで鳴らし方の違いを作ることができます。
これなら、ドラムラックの音源が1つで済むので楽です。
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Decayは正しくはここなので、厳密に操作したい方はこちらを操作します。
私にこの方法を教えてくださった方はどっちも似た結果になる+1回1回Controlsを開くのが手間でFace Outを使ってました。
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まとめ
今回はAbletonで初心者がやったミスについて紹介しました。
・コードは構成より鳴らし方
・変化を作るなら分散和音、楽器構成、音の強弱
・転調、複雑なコード構成、7音階外の音を多用しない。
・グルーブは全体に統一感を持たせたランダム化。(個別コミットしない)
という事を紹介しました。
他にも楽曲制作の学びについてまとめてます。
ぜひこちらもご覧ください。
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