はじめに
今回は3DCGで、面がチカチカする原因と対処法を紹介します。
動作検証は「Blender」と「Unity」を使います。
発生する条件
同じ位置の面があり、頂点がズレていると発生します。
ここに、複製して色だけ変えた面を用意しました。
同一頂点、同一面だと何も起きません。
アウトライナーの重ね順などで描画順が変わるぐらいです。
これを高さをそのままにして水平移動。
すると、チカチカが発生します。
このチカチカを「Zファイティング」と言います。
別の3DCGソフトで確認。
こちらも同じ現象が起こります。
以上が、発生する条件の説明です。
対処法は距離を空ける事
対処法は面を離すことです。
縦方向に移動、するとチカチカが治ります。
Unityなどの別のツールで確認。
こちらも同様に治ります。
以上が、対処法です。
距離が小さすぎると治らない
開ける距離が小さすぎると、チカチカは治りません。
Unityの場合は、面積が少し減ります。
が、チカチカは残ります。
具体的にどれぐらい開けるかについては、実機に入れて様子を見ながら設定してください。
追記:描画範囲を変えると見え方が変わる
Zファイティングは描画範囲の変更でも見え方が変わります。
↓詳細はこちらにまとめました。
まとめ
今回は、3DCGの面がチカチカする原因と対処法を紹介しました。
・同じ位置の面があり、頂点がズレているとチカチカが発生する
・その、チカチカをZファイティングと呼ぶ
・対処法は距離を開けること
・動かす量が少ないと治らないので注意
また、ほかにも3DCGについて解説してます。
ぜひ、こちらもご覧ください。
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