はじめに
今回は、AffinityPhotoで拡大縮小した際に、線の太さが変わる時の対処法を紹介します。
![](https://signyamo.blog/wp-content/uploads/2023/06/gif_1-5.gif)
原因
原因は拡大縮小した際に、線の太さが変わらないからです。
![](https://signyamo.blog/wp-content/uploads/2023/06/image-01-13.jpg)
この線の太ささを拡大縮小に合わせて変えれば治ります。
境界線を使った場合
線幅の設定を開きます。
「オブジェクトとともにスケーリング」にチェック。
![](https://signyamo.blog/wp-content/uploads/2023/06/image-02-14.jpg)
複数の線がある場合、1つ1つこの設定を割り当てます。
![](https://signyamo.blog/wp-content/uploads/2023/06/image-03-13.jpg)
この状態で拡大縮小。
すると線幅が変わります。
![](https://signyamo.blog/wp-content/uploads/2023/06/gif_2-4.gif)
以上が、境界線を使った場合の対処法です。
◆線が複数ある場合
Affinity Designerの場合レイヤー → 「境界線を展開」が使えます。
これで、複数レイヤーの境界線を1発で展開して線幅を変えない設定ができます。
※カーブとしての性質を失うので注意。
Affinity Photoにはこの機能は無いようです。
クイックエフェクトのアウトラインを使った場合
クイックエフェクトの「アウトライン」でも境界線を作れます。
![](https://signyamo.blog/wp-content/uploads/2023/06/image-04-13.jpg)
こちらも拡大縮小で、同じ問題が起こります。
![](https://signyamo.blog/wp-content/uploads/2023/06/gif_3-1.gif)
こちらの対処法はShift+クリックなどで、線幅を変えたい形状を複数選択。
→ アウトライン右上の歯車ボタンを選択。
![](https://signyamo.blog/wp-content/uploads/2023/06/image-05-13.jpg)
左下にある「オブジェクトとともにスケーリング」にチェック。
![](https://signyamo.blog/wp-content/uploads/2023/06/image-06-15.jpg)
この状態で拡大縮小。
これで治ります
![](https://signyamo.blog/wp-content/uploads/2023/06/gif_4-1.gif)
以上が、クイックエフェクトのアウトラインを使った場合の対象法です。
![](https://signyamo.blog/wp-content/uploads/2023/02/pd0ogJ64_400x400-150x150.jpg)
複数の設定を一気に変えれるという点で… 縁取りの基本は、クイックエフェクトのアウトラインが良さそうです。
ただ、クイックエフェクトは半透明には使えないので… 半透明の場合は境界線を使ってください。
まとめ
今回は、AffinityPhotoで拡大縮小で線の太さが変わる時の対処法を紹介しました。
・原因は拡大縮小に合わせて線幅が変わらないから
・治し方は「オブジェクトとともにスケーリング」を有効化すると直せる
・クイックエフェクトのアウトラインを使った場合は、右上の歯車マークから設定する
また、他にもAffinityPhotoについて解説してます。
ぜひ、こちらもご覧ください。
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