はじめに
今回はAIを使って1枚絵を仕上げる方法を紹介します。
こちらの生成絵を仕上げます。
作成方法などはこちらをご覧ください。
Conceptを使いこなすと化けます。
すること
現在のAIは「細部に致命的なミスが残る」という問題があります。
こちらを修正していきます。
手の修正
iPhoneで似たボーズの参考資料を取ります。
参考資料は動画がおすすめ。
1つのポーズをとったら腰を中心に回転して角度を変えます。
すると、ちょうどいい手の形を見つけることができます。
このようなスマホスタンドを使って固定するのがおすすめ。
色などを調整して、おっさんの手を美少女に移植します。
不要な部分を切り取ります。
これで手の修正は完了です。
他に解決方法
このような素材集があります。
また、Clip Studio Paintユーザーの方はこの手がおすすめ。
気になった箇所の修正
気になった描画を人力で修正します。
※あとで拡大する時にまた不具合が起こります。
いまは細かい修正は行わないでください。
この画像を保存。
NMKD Stable Diffusionに読み込ませて再学習。
Image Streengthを高めに設定して生成。
すると、修正箇所や写真を張り付けた手などが馴染みます。
これで、気になった箇所の修正が完了です。
モチーフの追加
birdなどのプロンプトで鳥を生成しました。
切り取って貼り付け。
これでモチーフの追加が完了です。
拡大して仕上げる
AIで作る画像はかなり小さい事が多いです。
この画像をこちらを使って拡大します。
詳しい使い方はこちらで解説。
×4倍で出力。
後は…ひたすら気になった箇所を修正します。
ちょっと気になる所があるのですが…これで完成とします。
まとめ
今回はAIが生成したイラストを修正し仕上げる方法を紹介しました。
・手は写真を差し込む
・細かな部分は頑張って修正
・RealESRGANで拡大
・拡大して崩れた形をさらに修正
ちゃんとした手を描きたい方はこの本がおすすめ。
写真の手をより魅力的に修正できます。
他にもAI関係についてまとめてます。
ぜひこちらもご覧ください。
コメント
やっぱり、目の潤いや影色の入れ方などが、
aiではまだ追いつかないのが現状ですね。
実力さえ有れば、厚塗り修正等して希望のFAアートが、
自己生産出来るのですが………
やっぱり…センスとコツが追いつかない…
今後はaiに期待大です。