はじめに
今回はAIを使って1枚絵を仕上げる方法を紹介します。
こちらの生成絵を仕上げます。
![](https://signyamo.blog/wp-content/uploads/2022/10/image-01.jpg)
作成方法などはこちらをご覧ください。
Conceptを使いこなすと化けます。
すること
現在のAIは「細部に致命的なミスが残る」という問題があります。
こちらを修正していきます。
![](https://signyamo.blog/wp-content/uploads/2022/10/image-02-1.jpg)
手の修正
iPhoneで似たボーズの参考資料を取ります。
参考資料は動画がおすすめ。
1つのポーズをとったら腰を中心に回転して角度を変えます。
すると、ちょうどいい手の形を見つけることができます。
![](https://signyamo.blog/wp-content/uploads/2022/10/image-03-1.jpg)
このようなスマホスタンドを使って固定するのがおすすめ。
色などを調整して、おっさんの手を美少女に移植します。
![](https://signyamo.blog/wp-content/uploads/2022/10/image-04-1.jpg)
不要な部分を切り取ります。
![](https://signyamo.blog/wp-content/uploads/2022/10/image-09-1.jpg)
これで手の修正は完了です。
他に解決方法
このような素材集があります。
また、Clip Studio Paintユーザーの方はこの手がおすすめ。
![](https://www14.a8.net/0.gif?a8mat=3HQXIN+4YM29E+3AP2+63OY9)
気になった箇所の修正
気になった描画を人力で修正します。
※あとで拡大する時にまた不具合が起こります。
いまは細かい修正は行わないでください。
![](https://signyamo.blog/wp-content/uploads/2022/10/Animation_1.gif)
この画像を保存。
NMKD Stable Diffusionに読み込ませて再学習。
Image Streengthを高めに設定して生成。
![](https://signyamo.blog/wp-content/uploads/2022/10/image-05-1.jpg)
すると、修正箇所や写真を張り付けた手などが馴染みます。
![](https://signyamo.blog/wp-content/uploads/2022/10/Animation_2.gif)
これで、気になった箇所の修正が完了です。
モチーフの追加
birdなどのプロンプトで鳥を生成しました。
切り取って貼り付け。
![](https://signyamo.blog/wp-content/uploads/2022/10/image-06-2.jpg)
これでモチーフの追加が完了です。
拡大して仕上げる
AIで作る画像はかなり小さい事が多いです。
この画像をこちらを使って拡大します。
詳しい使い方はこちらで解説。
×4倍で出力。
![](https://signyamo.blog/wp-content/uploads/2022/10/image-07-2.jpg)
後は…ひたすら気になった箇所を修正します。
![](https://signyamo.blog/wp-content/uploads/2022/10/Animation_3.gif)
ちょっと気になる所があるのですが…これで完成とします。
![](https://signyamo.blog/wp-content/uploads/2022/10/image-10-1-697x1024.jpg)
まとめ
今回はAIが生成したイラストを修正し仕上げる方法を紹介しました。
・手は写真を差し込む
・細かな部分は頑張って修正
・RealESRGANで拡大
・拡大して崩れた形をさらに修正
ちゃんとした手を描きたい方はこの本がおすすめ。
写真の手をより魅力的に修正できます。
他にもAI関係についてまとめてます。
ぜひこちらもご覧ください。
コメント
やっぱり、目の潤いや影色の入れ方などが、
aiではまだ追いつかないのが現状ですね。
実力さえ有れば、厚塗り修正等して希望のFAアートが、
自己生産出来るのですが………
やっぱり…センスとコツが追いつかない…
今後はaiに期待大です。