はじめに
今回はモニタリングヘッドフォンの選び方についてまとめます。
解説する人間の立場や知識について
私は、半年ぐらいDTMやってようやくモニタリングヘッドホンの存在を知った人間です。
正直、何も分からない初心者側の人間です。
そして、VRChatで「Sound Geek」というDTMの集まりに参加してます。
そこで、ヘッドホンが分からな過ぎるので選び方を質問しました。
その時の答えが「いやこれ超重要でだれかが記事にまとめる必要あるでしょ」
と思ったのでまとめます。
おすすめヘッドホン
質問した結果の回答で一番多かったのは「HPH MT8」でした。
他にも「Sony m1st」や「DT990」や「ATH-m50x」あたりがおすすめのようです。
DT990はハードコア勢に居る様子。
予算1~2万ならATH-M50xが良さげ。
猛者はヘッドホンを4種持っている模様。
DTMでのモニタリングヘッドホンの用途
DTMの場合、細かな音の違いを聞き分けるために必要になります。
Sound GeekでDiverse Systemの公募通ってる人の話を見ていると…
エフェクト関係は同じ処理でも機種で音が変わるようです。
たとえば、Sound GeekでPlugin Allianceの謎セールが話題になった際。(20ドルクーポン3回配布)
「shadow hillsのclass A」が良いという話がありDemoを聞いたのですが…
正直、何も分からない。
これは、芸能人格付けチェックかというぐらい謎。
そこで、そもそも「モニタリングヘッドホン持ってる?」という話になりました。
はい、持って無いです。
このような、細かな音の違いを聞き分けるために必要です。
DTM用途で標準機(CD900ST)はNG
CD900STもモニタリングヘッドホンです。
音楽業界では”標準機”と言われるぐらいの定番の子。
この”音楽業界”という言葉が曲者なのです。
音楽業界と言っても…
この子は作曲ではなく、ライブ、レコーディング業界での標準機。
この子の用途は、ボーカル撮りのバランス調整やライブPAの音響調整ような使い方。
主に生音を扱うような”現場”向け。
DTMの音楽製作には向かない
生音を拾うのに長けてますが…
DTM用途では低音が弱い、広域が散ってる感じがするなど…悪評が多い。
細かな音の違いを聞き分けるという用途とは別になるようです。
ちなみに私は… HPH MT8を買いました。
その時のレビューや感想はこちらに載せてます。
イヤホンではダメなのか
時と場合、品種や接続環境にもよりますが…
「イヤホン」より「ヘッドホン」の方が音が良いです。
音を出す機構が大きくできる分、良い音が出やすいそうです。
これは他の人の体験談ですが…
イヤホンは奥行きが聞き取りにくい。
ヘッドホンだと奥行きまでちゃんと出るようです。
ただ重い、かさばる、持ち運びにくいといったデメリットがあります。
普段使いはイヤホンの方がおすすめ。
理想的な音の確認方法
理想の確認方法は下記。
・"DTM向けの"マスタリングベッドフォンを使う
・廉価のイヤホンで音を確認する
・スマホのスピーカーで聞く
DTM向けのモニタリングヘッドホンがあれば、
音の細かなニュアンスを聞き分ける事ができます
が、一般の人はそんな機材持ってません。
そこで…廉価イヤホンやスマホで聞くのがおすすめ。
これで一般の人の聞こえ方に近くなります。
このような複数の環境でのチェックが理想の確認方法です。
これまで使っていた機材は捨てなくてok
複数環境の動作確認に使える。
オーディオインターフェースについて
普通のスピーカーでは違いが分かりずらいと言われてます。
オーディオインターフェースもできれば揃えた方が良いです。
今から揃えるなら、SSLがおすすめ。
私は、YAMAHAを使ってます。
(当時、SSLが売られていなかったので)
おそらく、どちらでも大丈夫です。
微妙な違いはあるが…
まず、オーディオインターフェースがある事が重要。
まとめ
今回はDTM用モニタリングヘッドフォンの選び方を紹介しました。
・DTMのモニタリングヘッドフォンの目的は「細かな音を聞き分ける」事
・CD900STはDTMに向かない(これは音を細かく拾うことが得意な子)
・DTMのモニタリングはHPH MT8あたりがおすすめ
・イヤホンよりはヘッドフォンが理想
・音楽業界は”謎の罠”が大量にあるので詳しい人に聞いた方がいい
また、他にも音楽関係の情報を発信してます。
ぜひ、こちらもご覧ください。
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