【咬爪症】爪噛みや皮むしり癖を治す方法【自傷行為,ストレス】

生き方
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はじめに

今回は、爪噛みや皮むしり癖を治す方法を紹介します。

爪噛みや皮むしりの原因

爪噛み、皮むしりは「自傷行為」です。
この自傷行為は「体の傷で出る鎮痛物質で、心の痛みも軽減しようとする」ことです。

【自傷行為の仕組み】

・何かしらの原因でストレスを受ける
・ストレスから体を傷つける
・体の傷から鎮痛物質のエンドルフィンが出る
・エンドルフィンはモルヒネの60倍の鎮痛効果がある
・このエンドルフィンは "幸福感" を感じさせる
・結果、体の痛みで心の痛みも軽減される

自傷行為は手首を切るだけじゃないです。
爪噛みや頭を叩くなども含まれます。

↓詳細はこちらでまとめてます。

爪噛みや皮むしりへの対処法

自傷行為の根本原因は「ストレス」です。
このストレスを減らすことで軽減できます。

【爪噛みの原因のストレス】

・自傷行為が必要になる精神的ストレス防ぐ
・爪を噛んだ後の身体的ストレスを防ぐ

この2つへの対処法を解説していきます。

精神的ストレス防ぐ

精神的なストレスを減らすには、ストレスの対象から距離を置くのが一番です。
その上で「ストレスを下げる」と「脳の興奮を抑える」の2つの方法があります。

【ストレスを下げる方法】
・ストレスに対する考え方を変える
・悪いストレスを避ける
・ストレスホルモンを下げる
・認知行動療法で生きづらさを軽減
・睡眠、コミュニケーション、笑顔、笑う、入浴、瞑想
・運動
・部屋を綺麗にする
・自然を見る
・依存性のある興奮系娯楽を避ける


【脳の興奮を抑える】
・偏桃体の興奮を抑える方法
・ストレスと脳疲労を減らす
・紙に書いて整理する
・セロトニンが出ることをする
・怒りを避ける
・悪口を避ける
・悪い孤独は避ける
・SNS全般の使用頻度を減らす
・通知を切る
・ホラー系コンテンツを減らす

↓詳細はこちらでまとめてます。

ただ、精神的ストレスは減らそうと思っても減らせません。
なので、 “心がける” しかないです。
いまでも、これが理由で爪噛みが再発します。

そして爪噛みが習慣にまでなってる人は…
環境よりも身体的なストレスの方が大きいと思います。
なので、メインの対処法は次以降の内容になります。

身体的ストレスを防ぐ

爪を噛んだ後、爪の先がガタガタしたり、布に引っ掛かったりというストレスが発生します。
この “身体的ストレス” がより爪噛みを悪化させていきます。

なのでコツは「一定段階まで伸ばす」事です。
最初のこれが難しいですが… 一定段階まで伸びると、爪の先は自然と丸まり、
身体的なストレスが減る上に、噛みづらくなります。

「噛む」から「削る」へ

爪を噛むと、噛んだあとがギザギザします。
そこでおすすめするのが「やすりで削る」事です。
爪が短い状態でも、指の皮ごと削って丸くします。

↓私はこちらのヤスリで削ってます

このタイプの爪削りは主流じゃなくなったようで…
最近は回転型の爪削りが多いようです。

削る事で表面が滑らかになりガタガタが無くなります。
さらに、口当たりに違和感が出て、噛みにくい爪にもなります。

可能なら「溶かす」

もう1つのおすすめヤスリで削った後…
「アルカリ洗剤」を使って台所などを「掃除」する事です。
セスキ炭酸ソーダ+霧吹きなどがおすすめ。

セスキは重曹より…
アルカリ性が若干強く、水によけやすい性質があります。
なので、こちらがおすすめ。

爪などの成分のタンパク質もアルカリ性に溶けます。
そして少しだけ爪を溶かす事で、ヤスリの削った後がより馴染み、滑らかになります。

ここまで丸くした爪は、噛もうと思ってもなかなか噛めないです。
さらに、色んな所に引っ掛かるなどの身体的なストレスも減ります。

この状態の爪になれば、よほど “噛もう” としない限り爪噛みが発生しません。
あと、掃除したあとだと、汚れを触った後という感じがあるので噛みたくなくなります。

爪が長い事に耐える

爪が噛めなくなったら… 伸びます。
次はその “伸びた爪” による身体的なストレスに耐える必要があります。

これは… 慣れるしかないです。

保湿でさかむけなどを減らす

皮むしり症の対策として「保湿」をおすすめします。
これで、皮むしりのきっかけになるサカムケを減らせます。

他にも、軽く削ったり溶かすなども滑らかにできます。
が… 最後は保湿して整えることをおすすめします。

↓みたいなのを買って塗るだけ。
(ただ、ベタベタするので… 私は肌が荒れてる時だけ使ってます)

まとめとして…「爪噛み」や「皮むしり」の身体的ストレスの対策は…
「表面を滑らかにする」をおすすめします。

爪を伸ばす目的を作る

ここまでの行動を実践するためにモチベーションが必要になります。
そのモチベーション作りとして「目的を作る」事を進めします。

私の場合は、こちらのようなレビュー動画を撮るために爪を伸ばし始めました。
手のカットが入るので、それなりに人様に見せれる指にする必要がありました。

長い間、続けてきた習慣を辞めるのは難しいです。
そして、指が映る事が問題になってこなかったので今まで続いてたと思います。

なので、このようなYoutubeなどを初めて「爪が映る場面」を作って爪を伸ばす「目的作り」をする事もおすすめします。

爪切りの壁を超える

爪が長い事の身体的ストレスに耐えれなくなったら… 切ります。
この爪切りが「爪噛み」習慣の再発する原因になります。

ここでは、この爪切りの壁を超えるために役立った方法をまとめます。

爪は切りすぎない

爪を切りすぎると、爪の下にある皮が出ます。
これが、服などに引っ掛かるポイントになり身体的ストレスに繋がります。
そして、これを取り除こうと、切ったり噛んだりして爪噛みが再発します。

なので、大事なのは短く切りすぎない事です。
白い所を残して、爪の下の皮膚が出ないようにします。

これで、爪切りによる爪噛みの再発を軽減できます。

切った後は削る+溶かす

爪を切ると、切断面がカクカクになります。
このカクカクの鋭利さが肌などに当たった時に身体的ストレスになります。

なので、切った後は削ります。
削って滑らかにします。

これで、身体的ストレスを軽減し、爪切りによる爪噛み再発を回避できます。

そもそも切らずに削るという選択肢

最近は↓のような削るタイプの爪切りが出てるようです。
これを使えば、最初から滑らかな爪が手に入るのかもしれません。

こちらは私は、持って無いので分からないですが…
このような選択肢もあります。

おまけ:効果が無かった対処法

【爪噛み防止マニキュア】
世の中には、爪噛み防止用の苦みのあるマニュキアが売ってます。
これを使うと、1週間ぐらいは止まりました。

…が、まず塗るのが面倒でだんだん塗らなくなりました。
あと、塗ってもこの “苦味” に耐えて、爪を噛むようになりました。
結局、有害な化学成分が付加された爪を噛むようになって終わりました。

【習慣逆転法】
爪噛みの代わりに他の健康的な習慣に置き換えようという方法。
例:爪を噛みたい → その場でスクワットなどの運動をする

…結論だけ言うと、無理です。
ポジティブな習慣に関しては、1回爪を噛んだら今更どうでもいいやと投げやりになって辞めました。
1つおきかれた習慣があるのですが… それは、自傷行為が必要なストレスに対処するために
より強い自傷行為でした。頭を殴ったり、壁にたたきつけたり。
リストカットは跡が残るので、なるべく跡が残らない方法を選んでコレになりました。

【習慣と戦う】
マスクをする、手袋をするなどで噛めなくする方法。
結局、噛む時だけ外して終わりました。

【一本の指で我慢する】
1時間後には全部の爪が消えて、指から血が出てる。

【深爪ネイルサロンに行く】
高い+継続的に行かないといけない。
さらに、ネイルサロンという言葉に男子が行きにくい雰囲気があり結局行かなかった。

【呼吸、瞑想を試す】
原因療法の1つとしてアリだと思いますが…
忙しいとやらなくなり、さらに自傷が必要な強いストレスに対して
“即効性” が無いので治らなかったです。

【爪噛みの怖い話を見る】
爪噛みで致死率20%の敗血症になる可能性がある事を知り、一時期その情報を見て爪噛みが治らないか試してました。
3日後には、別に生きててもどうしようもないし、死んでもいいやと思って爪噛みをしてました。

そして… 結局効果があった対処法は下記。

【効果があった爪噛み+皮むしり対策】

・爪を伸ばす目的を作る(Youtubeに写す …など)
・爪を削る+可能なら溶かすで滑らかにする
・爪切りは切りすぎないで、切った後は削る+可能なら溶かす
・サカムケや爪の間の皮などは保湿して抑える
・自傷をしたくなるような、精神的ストレスから可能な限り遠ざかる

以上が、咬爪症、爪噛みや皮むしり癖を治す方法です。

まとめ

今回は咬爪症、爪噛みや皮むしり癖を治す方法をまとめました。

・爪噛みや皮むしりの原因はストレスによる自傷行為
・自傷をすると鎮痛物質が脳内に出る
・この鎮痛物質は心の痛みも軽減する
・結果、体の痛みで心の痛みやストレスを癒そうとするのが自傷行為
・ストレスの原因は「精神的なモノ」と「身体的なモノ」が考えられる
・精神的ストレス要因は可能な限り遠ざかるしかない
・身体的ストレス要因は、爪や皮膚を滑らかにすると軽減できる
・爪は削る+アルカリ洗剤で少し溶かすと滑らかになる
・肌は保湿すると滑らかになる
・爪切りは切りすぎない+切った後は削るで、爪噛みの再発を防げる
・あとはYoutubeを始めるなどの、指先を写す場面を作って爪を綺麗にする目的を作る

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