はじめに
今回は、夜に考え事や難しい作業をしてはいけない理由をまとめます。
精神状態が悪化し、作業効率が落ちやすい
夜は精神状態が悪く、作業効率が落ちやすいです。
主な理由は下記の2つ。
・日差しが無くなる
・気温が下がる
この2つを解説していきます。
日が沈むとセロトニンが下がる
人間には、精神状態を安定させる脳内物質があります。
それがセロトニンです。
↓詳細はこちらでまとめてます。
セロトニンは下記の特徴があります。
・日光を浴びると生成される
・夕方からセロトニンはメラトニンという睡眠物質に変換される
なので、夜になると「日光を浴びれない」+「メラトニンに変換される」という2つの要因でセロトニンが減ります。
結果、夜は精神状態が悪くなりやすいです。
→ なので、夜の考え事や作業は避けた方がいいです。
体温が下がる
夜は気温が下がります。
気温につられて体温も下がりやすくなります。
そして、体温が低いと様々な健康の問題が起こるとされてます。
・免疫力の低下
・体力の低下
・慢性疲労
・肩こり
・自律神経の乱れ
・集中力や思考力の低下
・その他さまざまな不調(詳細)
なので、日中より夜の方が体調が悪くなりやすいです。
冷えの症状は諸説ありますが…
全般的に体調が悪くなります。
そして、体調が悪い → 作業効率が落ちやすいです。
→ なので、夜の考え事や作業は避けた方がいいです。
夜に作業すると寝れなくなる
夜に作業すると脳が興奮して寝づらくなります。
人間には、自分の意志とは関係無く動く自律神経があります。
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の2つあります。
【交感神経】
・主に日中で活発になる
・仕事や運動をすると活発になる
・緊張やストレスでも活発になる
・体や脳を興奮させる
・活発に活動を取らせようとする
・車で言うと「アクセルの役割」
・活動的過ぎると眠れない、精神疾患などの症状が出る
【副交感神経】
・夕方から夜に活発になる
・リラックスを感じると活発になる
・体や脳を休ませる
・活動を抑制させようとする
・車で言うと「ブレーキの役割」
・活発に働くと眠れる
なので、夜に作業や仕事をすると…
交感神経が活発 → 脳が覚醒、興奮して眠気が無くなります。
その結果寝れない → 睡眠時間がズレる → 昼夜逆転になる。
といった… 健康上の問題が出てきます。
なので、夜の考え事や作業は避けた方がいいです。
作業も含めて “脳を興奮させる” 活動がNGです。
なので暴力的なゲーム、ホラー映画なども避けた方が良いです。
理想的な夜の過ごし方
では、夜はどのように過ごせばいいのかについてまとめます。
人と会う、VRChatなどに入る
「つながり」を感じた時に出る「オキシトシン」が出る活動がおすすめ。
このオキシトシンは不安を和らげたり、人をリラックスさせる効果があります。
なので、夜に減少したセロトニンによる不安、精神状態の悪化を
「オキシトシン」で中和することが期待できます。
さらに、リラックス効果 → 副交感神経が優位になるので眠りやすくなります。
VRChatはディスプレイを見るのでブルーライトの悪影響を受けます。
が… それでも、夜に人に合える方がメリットが大きいと私は感じてます。
リラックスできる事をする
一人でできる行動でも、夜は脳を休ませる、興奮させない事を心がけます。
副交感神経優位になる活動を中心に行う事をおすすめします。
【副交感神経優位になる活動】
・ストレッチする
・深呼吸する
・好きな音楽を聴く
・アロマなどを焚く
…など
自分がリラックスできる事であればなんでもOKです。
秋~冬は外気温が低下するので…
体が温まるモノをおすすめします。
おまけ:鬱の人は夜の方が元気な事もある
鬱病やそれに近い人は、夜の方が元気な事もあります。
日内変動と呼ばれる症状です。
このような人は、もしかしたら夜の方が活動できるかもしれません。
休んだ方が良いですが…
何もできない事も辛いので…。
まとめ
今回は、夜に考え事や難しい作業をしてはいけない理由をまとめました。
・夜はセロトニンが減り、精神状態が悪くなりやすい
・体温が下がると、様々な不調が出て効率が下がる
・夜に作業や考え事すると脳が興奮して寝れなくなる
・夜はリラックスできる事をするのがおすすめ
また、他にも健康関連の事をまとめてます。
ぜひ、こちらもご覧ください。
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