はじめに
今回は、睡眠導入剤としてレスタミンを使って見た感想をまとめます。
睡眠導入剤のドリエルとレスタミンの関係
ドリエルは一般的に睡眠改善薬として売られてます。
そして、レスタミンはアレルギーの薬として売られてます。
…が、この2つの主成分は「ジフェンヒドラミン塩酸塩」で同じです。
これは、アレルギーの薬として使った人が、その副作用で眠くなる事を訴え、
そして、ドリエルはその副作用を逆手にとって「眠くなれる薬」と売り出したモノになります。
添加物の成分は微妙に異なります。
が、扱い的には同じモノとして扱われてます。
コスパはどちらがいいのか
レスタミンの方がコスパは良いです。
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ドリエルは12錠、1回2錠。
値段はおよそ1900円です。(まとめ買いなどで微妙に変動します)
2錠中のジフェンヒドラミン塩酸塩は「50mg」です。
12錠 ÷ 1回2錠 = 6睡眠。
→ 1900円 ÷ 6睡眠 = 1睡眠あたりおよそ316円。
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レスタミンは120錠、1回3錠。(アレルギーの薬として使うなら1日3回)
値段は800円ぐらいです。
9錠中のジフェンヒドラミン塩酸塩は「90mg」です。
=1錠中のジフェンヒドラミン塩酸塩は「10mg」です。
【公式で書かれてた通りの「3錠」で飲むなら…】
120錠 ÷ 1回3錠 = 40睡眠
→ 800円 ÷ 40睡眠 = 1睡眠あたりおよそ20円
そして、ドリエルと同じ量のジフェンヒドラミン塩酸塩を50mgを取りたいなら…
1回で5錠飲むと取れます。
【ドリエルの成分に合わせて飲むなら】
120錠 ÷ 1回5錠 = 24睡眠
→ 800円 ÷ 40睡眠 = 1睡眠あたりおよそ33円
※この記事はオーバードーズを推奨するものではありません。
どのみち、正しく機能するなら「レスタミン」の方が効果が高いです。
そこで、私はレスタミンを選び実際に睡眠薬として使ってみました。
レスタミンを使った感想
私は公式の用法、用量を守って1回3錠で飲みました。
これ以降の記録は、その「3錠」を飲んだ時の記録です。
薬の効果は体質によって個人差が出ます。
なので、必ずこうなるとは思わないでください。
薬が思ってたより小さい
薬が思ってたより小さく、容器の瓶がとても小さいです。
一番長い所で6.5cmぐらいの大きさです。
この中に、瓶と薬が入ってました。
薬自体の大きさは1粒、6~7mm程度。
飲んだ感覚が無いぐらい小さい薬でした。
本当に効くのか…?
と心配になるぐらいの大きさです。
寝れる+寝れない不安が無くなる
明後日、AM6:00~用事がある。なのに昼夜逆転していて本日が12:00寝 → 18:00起きの状態で
この薬を飲むと …無事、寝れました。
プラシーボ効果かもしれませんが、それ以降も何かと寝れてます。
◆プラシーボ効果
偽物の薬、有効成分が無い薬を飲んでいても効果があると信じていれば薬の効果が出る事。
翌日用事があるのに、寝れない + 起きれないという不安が無くなる。
薬で何とかできる可能性があるという選択肢が増えた事は私の中でとても大きいです。
寝れないという不安で余計に寝れなくなる人間なので、
その不安が無くなるだけでもかなりありがたいです。
昔から、なにかと昼夜逆転する人間なので、これをを治す選択肢ができるのは非常にありがたいです。
薬が効き始めるのは2~3時間後
やや薬が効くのが遅い印象です。
布団に入って“寝れない”と思って薬を飲むのでは遅く、
今日の夜は“寝るぞ”と思って飲むモノかなと思いました。
翌日何故か早起きする
理由は分かりませんが、飲んだ次の日は何故か早起きしてました。
3日目は副作用の影響でやや気持ち悪くなり起きた所があります。
そこそこ副作用が強い
私の体質の問題、もしくは、その時飲み合わせていたセントジョーンズワートの影響もあるかもしれませんが、いつもよりお腹が痛いと感じました。
他にも、目に見えない副作用などがあると思います。
あまり進んで長期的に飲むモノではないようです。
使用体験談
この記事を書くまでに3回飲みました。
その時の記録を残します。
また服用の機会があり、目立った変化や問題点を見つければ後日追記します。
1回目の使用
翌日、用事があり5:00に起きないといけない時に服用。
前日朝7:00に寝て、13:00時に起きて絶望的だったが、
21時頃に3粒服用して、翌日の23時ごろに寝ることができた。
次の日、4時頃に起きた。
やや副作用があり、お腹が痛かった。
2回目の使用
仕事に締切に追われていて神経が高ぶって寝れず、昼夜逆転が始まって、それが嫌になって服用。
前日、朝4:00に寝て、11:00時に起きた。
22時台に3粒服用して、翌日の1時ごろに寝ることができた。
次の日、なぜか7:00に起きた。
目立った副作用は感じなかった。
3回目の使用
昼夜逆転が始まって、それが嫌になって服用。
前日、朝24:00に寝て、5:00時に起きた。
22時台に3粒服用して、翌日の24時ごろに寝ることができた。
次の日、なぜか7:00に起きた。
副作用が強く、お腹が痛く、酔った感じのような吐き気もあった。
まとめ
今回は睡眠導入剤としてレスタミンを使って見た感想をまとめました。
・ドリエルとレスタミンの主成分は同じジフェンヒドラミン塩酸塩
・ジフェンヒドラミン塩酸塩は元々アレルギーの薬の成分
・ジフェンヒドラミン塩酸塩の “眠くなる” という副作用に着目して睡眠導入剤が生まれた
・レスタミンを睡眠導入剤として飲んだみた所 “寝れる”
・寝れるが、副作用がやや強い印象
また、他にも睡眠についてまとめてます。
ぜひ、こちらもご覧ください。
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