はじめに
今回は株の損失を確定申告する方法を紹介します。
会計ソフトは弥生を使います。
このメリットは下記の2つ。
・損した分のお金は3年間利益が出ても税金免除。(損益通算で最大3年の繰越控除)
・源泉徴収されたお金が帰ってくる可能性がある
SBIで必要書類を用意
株の損益の確定申告には「特定口座年間取引報告書」が必要です。
こちらをDLします。
SBIの場合、口座管理 → 電子交付書面をクリック。
ここで、特定口座年間取引報告書が手に入る事を確認。
閲覧をクリック。
「特定口座年間取引報告書」で検索。
書類をDLします。
開いて確認。
あとで、この上場分や基金みたいなところを使います。
これで、必要書類のDLが完了です。
株の損益を確定申告する
下記の2つに分けて紹介します。
・金額の設定
・動作の確認
金額の設定
確定申告可能時期まで待ちます。
2/15~3/15になると確定申告のボタンが出ます。
こちらをクリック。
Step 3まで進めます。
③の所得 → 所得の選択まで進行。
以下の収入などがありますか?で「はい」を選択。
株式等を売却した収入がありますか?で「はい」。
損益でも「はい」です。
口座を自身の環境に合わせて設定。
確定申告を行いますか?で「はい」を選択。
?を見るとヘルプを出せます。
不安な方はこちらも確認。
すすむと、こんな感じの入力画面がで出ます。
「特定口座年間取引報告書」の内容に合わせて入力。
利子の源泉徴収を回収したい場合は利子などを申告で「はい」に設定。
詳しい入力方法は、こちらの弥生サポートべージを見てください。
入力が終われば金額の設定が完了です。
動作の確認
画面右上のプレビューの表示をクリック。
「株式等に係る譲渡所得等の金額の計算明細書」をクリック。
⑪所得金額の所を確認。
ここで、反映されたか確認できます。
※マイナスの場合、△****で書かれてます。
△=デルタ(Δ)という”差”を意味する数学記号。
ギリシア語版のマイナス(−)のようなものです。
これで動作の確認が完了です。
3-8の損益通算にはでなくて正常
株の損は、確定申告を進めた際の3-8には表示されません。
3-8は事業の赤字のような情報が「確定申告書」として書かれる部分です。
株の損は「株式等に係る譲渡所得等の金額の計算明細書」に書かれます。
書類が違うので表示されません。
安心して進めてください。
以上で、株の損失の確定申告が完了です。
まとめ
今回は株の損失を確定申告する方法を紹介しました。
・損した分のお金は3年間利益が出ても税金免除
・源泉徴収されたお金が帰ってくる可能性がある
・特定口座年間取引報告書から情報を取る
・この記事の手順で弥生に記入し申告
他にも、クリエイター向けの帳簿付け・確定申告関連の情報はこちらでまとめてます。
ぜひこちらもご覧ください。
コメント