【Unity】UTS2.0で複雑な色の金属光沢を表現する方法

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はじめに

今回はUTS2.0で複雑な色の金属光沢を表現する方法を紹介します。
UこれはMatcapの画像の上に色を塗る事で実現できます。
ジルコニウムやチタンのような金属を作る際に役立ちます。

【Unity】UTS2.0で綺麗な金属光沢の表現方法

複雑なグラデーションを作る方法

Matcap画像をペイントソフトに読み込み。
ここではクリップスタジオペイントを使います。

上に新規レイヤーを作成。
任意の色で塗りつぶし。

フォルダを作成。
塗りつぶしたレイヤーを入れます。
フォルダを選択。

“フォルダの”レイヤー効果を通常にします。

フォルダーの中にレイヤーを作成。
グラデーションで色を塗ります。

グラデーションはこのような設定を使ってます。

グラデーションを重ね色味をヘブン状態にします。
.psdで保存します。

Unityに読み込み。
マテリアルのMatcapの所に読み込みます。(UTS2.0シェーダーを使用)

すると角度で色が変わる複雑な色ができます。

フォルダのレイヤー効果をカラーにします。

すると複雑な色の金属光沢ができます。

Unityのプレビューを見ながら色味を調整します。

すると、このような光沢になります。

さらに、マテリアルの方にも色を割り当て。
割り当てるマテリアルを変更。
マテリアルの面積比を下げてアクセントにするといい感じになります。

細かな部分を微調節すれば、これで複雑な色の金属光沢の表現が完了です。

※金属部分のノイズは法線マップにノイズ描画し作成しました。

まとめ

UTS2.0で複雑な色の金属光沢を表現する方法法を紹介しました。
VRChat向けの指輪のメイキングの全体はこちらで公開中。

ぜひこちらもご覧ください。


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