はじめに
今回はやりたい事や価値観の見つけ方について解説します。
この3つの方法を元に解説します。
・なりたくない状態を反転
・カレンダーマーキング法
・「やりたいこと」の見つけ方をすべて実践(本)
なりたくない状態を反転
すぐにできる、簡易な方法です。
自分がなりたくない、やりたくない、不幸な状態を書き出します。
それを、回避した状態を『やりたい事』として書き出します。
例:常にイライラしてる → 常に機嫌がいいようにする。
「こうだったら嫌だな」「こんな自分になりたくないな」「こんな環境に居たくない」
こういった要素を書き出して、反転させます。
カレンダーマーキング法を使う
時間と手間をかけて詳細に知る方法です。
1,1日の最後に『1日の評価』+『その理由を記録』します。
2,1日の評価は〇、△、×で行います。
3,これを1か月以上繰り返します。
この〇が付いた要素があなたがやりたい事や価値観です。
逆に×が付いたことはあなたがやりたくない事や避けたい事です。
カレンダーマーキング法のメリット
カレンダーマーキング法は実践すると自分が「これがあると幸せ」と思っていたものが、実は間違っていることに気づけます。
◆刷り込まれた幸せ
多くの人が幸せとは何かと聞かれると、お金、地位、名誉が手に入った状態を上げます。
これは世間一般のメディアによって与えられた幸せの価値観です。
(収入が増える、売上が伸びる、フォロワーが増える、お金がある、欲しい物が買えるなど)
◆実際の幸せ
カレンダーマーキング法を行うと自分にとっての幸せに気づけます。
多くの場合一般的な幸せの価値観と異なった結果になります。
(人とのつながり、感謝、家族との時間、人との交流、学び、自己成長など)
なのでこの方法をおすすめします。
こちらで解説しました。
「やりたいこと」の見つけ方を実践(本)
より詳しく知りたい方向けの方法です。
このような本があります。
私がやりたいことに迷ったときにお世話になった本です。
この本の内容を要約すると下記。
・考える事は『好きな事(情熱)』『得意な事(才能)』『大事な事(価値観)』。
・大事な事→得意な事→好きな事の順番で優先する。
・本当にやりたい事 = 好きな事 × 得意な事 × 大事な事
・違和感を感じるのはこの3つのどれかがズレてるから。
そして、この本には好きな事、得意な事、大事な事を見つけるチェックシートや質問が多数あります。
これに全て取り組むと、より自分が何をやりたいかが鮮明になります。
この本の注意点
この本は『カレンダーマーキング法』を行った後に実践することをおすすめします。
理由は下記の3つ。
・質問に対する回答が”自分がステレオタイプで思ってる”事になる
・この本を実践すると漠然とした方向性が見えるが確信を持ちにくい
・1つでもとっかかりになる判断軸が無いと分かりにくい
◆ステレオタイプな判断について
1,カレンダーマーキング法を行います。
2,『自分が思ってる幸せ』と『本当に幸せな時に感じる事』の違いに気づきます。
3,その状態で大事な事(価値観)を決めます。
先にカレンダーマーキング法を行う理由は下記。
・”自分が思ってる幸せ”を『大事な事(価値観)』することを防ぐ。
・”本当に幸せな時に感じる事”を元に『大事な事(価値観)』を決めれる。
なので… カレンダーマーキング法が終わるまで、この本は買わずに実践しないでください。
少し変えるだけで”やりたい事”になる
やり方やライフスタイルを変えるだけで『やりたい事』に変わることがあります。
逆にやりたくない事になる事もあります。
例:趣味で絵を描いてたが、仕事で絵を描き始めると絵が嫌いになった。など。
・『仕事で絵を描かされるというやり方の変化』
・『就労というライフスタイルの変化』が原因です。
このような場合は、やり方やライフスタイルを変えます。
→ 自分で描きたい絵を描いて、個人で稼ぐ方法に切り替える。
→ 雇われることをやめてフリーランスを目指す。
といった方法で『知識や経験の土台』を変えなくても”やりたい事”に変えれます。
まとめ
今回はやりたいことや価値観の見つけ方を紹介しました。
・手短なのが嫌なことを書き出して反転
・強力なのがカレンダーマーキング法
・やってる事は変らなくても、やり方を変えると”やりたい事”にできる。
また、見つけたことが「できない」と思った時の対処法はこちら。
他にも幸福についてまとめてます。
ぜひ、こちらもご覧ください。
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