【幸福の低減】なぜ昇給やお金をもらった幸福感は長続きしないのか

生き方
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はじめに

今回は『幸福感の低減』と『お金による幸福感の上昇』についての話をします。

結論

『昇給やお金』に関わる幸福感の正体はドーパミンです。
ドーパミンとは脳に幸福を感じさせる物質の1つ。

ドーパミンによる幸福感は低減します。
なので幸福感は長続きしません。

お金による幸福感の正体

お金を得る幸福感はドーパミン的な幸福です。
これは成功や達成といった脳の興奮によって出る物質です。

『お金を得た』という達成感によりドーパミンが出ます。
ドーパミンの詳細はこちらで解説。

【ドーパミン】達成や意欲の幸福感を高める方法【脳内物質,出し方】
幸福物質、ドーパミンには良い出し方と悪い出し方があります。良い出し方は「運動、自己成長、依存症からの回復」。出すと人の意欲、集中力、脳機能を上げます。悪い出し方をすると依存症になります。世の中には多くの悪い依存症ビジネスが溢れてるので注意。

幸福感の低減

ドーパミンによる幸福感は低減します。(快楽順応)
同じ刺激や幸福感を得るのに2回目はより大きな刺激や物量が必要になります。

例えば『お酒』。
お酒もドーパミンが出ます。
初めは缶ビール1缶で満足 → きづけば1日でボトル1本 → アルコール依存症。

『昇給やお金』もドーパミン。
2万昇給で満足 → 3か月もすれば慣れる。むしろ不足を感じる。

このようにドーパミン由来の幸福は低減します。

ドーパミンの幸福を追求すると


やがて心や体が壊れはじめ依存症や心の病気になります。

ドーパミンの幸福は底なし沼です。
同じ幸福感を得るために刺激や量を増やす必要があります。

お酒ならアルコール依存症。
お金などは心を壊すまで働く。
仕事依存症や頑張りすぎて精神病的な問題を抱える。
体を壊すなど。

依存症になった場合抜け出すのは大変です。

年収による幸福度は400万でほぼ上がらないです。

【幸福論】年収600~800万で幸福度が変わらなくなる研究の嘘
幸福度は年収400万から上がりにくくなります。人生評価や生活の満足度は年収800万を超えても上がります。 プリンストン大学のアンガス・ディートンさんの研究の論文元を紹介して、それを元に年収と幸福度の関係を解説。

それでも人はもっともっとを求め働きます。

まとめ

今回はお金をもらう幸福感は減る事について解説しました。

では、長続きする幸福感は何なのか?
それはセロトニン(健康)とオキシトシン(繋がり)の幸福感です。

この長続きする要素を踏まえ幸福度を上げる方法についてはこちらで解説。

【心を強くする】ポジティブ感情を上げて幸せになる方法【脳内物質,考え方】
幸せを感じるための脳内物質を出す方法は運動、瞑想、リズム運動、咀嚼、良好な人間関係の人と交流、感謝など。また、何かに没頭してフロー状態に入るのも効果的。依存症になりやすい悪いドーパミン的報酬は避ける、お金や成果はいた時に感謝と組み合わせてオキシトシンの割合を増やす。

ぜひこちらもご覧ください。

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