【自作パソコン】曲がったCPUのピンを直す方法【ジャンク,修理】

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はじめに

今回は曲がったCPUのピンを直す方法を紹介します。

ジャンク系からパーツ拾ったり分解で失敗して曲げた人向け。

私はパソコン解体時にマザーボードとの分離にミスってピン折りました(?)
CPUファンが重たくてね… 持ったらパキっと。
(マザボのCPUの所はもう使えない状態に)

大きな曲がりの確認

CPUのピンはいっぱいあって見づらいです。
可能であれば拡大鏡、スマホでの撮影+拡大を行いながらピンを確認します。

これで大きな曲がりの確認が行えます。

大まかな調整

大まかな調整に使えるのは下記の2つ。

・精密ピンセット
・適当な薬のケース

この2つで頑張ってピンの曲がりを手動で直します。

これで大まかな調整を行いましたら、次の工程に進みます。

細かな曲がりの確認

細かな曲がりは肉眼で確認不可能です。
そこでマザーボードにあるCPUを差すところを使います。

CPUを置いて四隅を押します。
これで細かな曲がりがある場合はきれいに刺さらずグラグラします。

この時のグラグラした動き具合でどこのピンが歪んでるかを推測します。

これで細かな曲がりの確認したら調整に進みます。

細かな調整

細かな曲がりの調整は「小型プラスドライバー」がおすすめ。
これをなるべく垂直に差して調整します。

↓これが入る保証はないですが、こういうやつです。

プラスドライバーを使うといい感じの90°になるよう形の修正が行えます。

できるだけ垂直に差すのがコツ。
指で押して分かった細かな傾きがありそうなところ全てにプラスドライバーを差していきます。

これで少しずつ傾きを減らします。
そしてうまくいけばきれいに刺さり、曲がったCPUピンが治ります。

CPUが動いた時の挙動

CPUが治った場合、電源から流れる電気の処理がほかのパーツにも回ります。
具体的には「グラボ、メモリー、CPUファン」などが回ったり光ります。

あとは最小構成で挙動を見て、問題がなければCPUピンの修正が完了です。

最小構成の際は「CPU」への電源配線を忘れずに。

あと “ほんの少し” 動かすだけならCPUファンはつけなくてもOK。
(無茶な計算処理や長時間の使用はおやめください)

まとめ

今回は自作パソコン曲がったCPUのピンを直す方法を紹介しました。

・大きな曲がりは拡大鏡やスマホのカメラで確認
・大きな調整は薬が入ったシートや精密ピンセットを使う
・細かな曲がりはCPUを差すところに置いて四隅を押して確認
・細かな調整は精密プラスドライバーで行う
・あとはCPUを差すところへの刺さり具合や最小構成でCPUが動くか確認

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