はじめに
今回は記憶デバイスのフォーマットとドライブ文字変更の方法を紹介します。
OSはWindows 11を使います。
適当な記憶デバイスをパソコンに刺した状態で進めます。



「USBメモリー、HDD、SSD、M.2 SSD」などを適当に差してください。
フォーマットで形式を変える(FAT 32/NTFSなど)
Windows 11のパソコンを立ち上げ。
Windows+Xキー → 「ディスク管理」を選択。

ここでフォーマットしたいディスクが読み込まれてるか確認。
画面下部で現在の状態も確認。

フォーマットする方はボリュームを右クリック。
「フォーマット」を選択。

ここでファイルシステムを任意のものに設定。
【ファイルシステム概要】
FAT32(基本的にこれでOK、USBやSDメモリー向け)
→ 古くからある一般的な規格で古い機材でも動く
→ Windows、MacOS、Linux対応
→ 1ファイルのサイズが4GBまでの制限がある
→ 1ボリュームの最大サイズが2TBまでの制限がある
→ 最もいろんなデバイスで使える可能性がある
exFat(大きなファイルサイズを扱う場合、HDDやSSD向け)
→ FAT32の新しいバージョン
→ Windows、MacOS対応
→ Linuxは「exfatprogs パッケージ」を手動追加する必要がある
→ 古いOSやゲーム機などで読み込めないリスクがある
→ 最もいろんなデバイスで使える可能性が高く、ファイルサイズの制限が無い
NTFS(あまり使わない?)
→ WindowsOS限定で使う場合に良い形式
→ MacOSは読み取りのみ、LinuxはNTFS3(ドライバ)を入れて読み書きOK
→ アクセス権、暗号化、圧縮、ジャーナリングなどの高度な設定が行える
任意のファイルシステムを選択。
可能であればクイックフォーマットを無効化して「OK」でフォーマットします。


クイックフォーマットをすると素早くフォーマットできます。
ただし精度がやや劣ります。
時間がある方はクイックフォーマットなしのフォーマットをした方がいいです。
あとは画面下部で状態を確認。

以上がフォーマットで形式を変える方法です。
ドライブ文字変更
Windows+Xキー → 「ディスク管理」を選択。
(続きでやってる方は不要)

画面下部でドライブ文字変更したいディスクを選択。
→「ドライブ文字とパスの変更」を選択。

ここの「変更」を使うとドライブの文字を切り替えれます。
OKで確定。

画面下部で状態を確認。

以上がドライブ文字変更方法です。
まとめ
今回はパソコンの記憶デバイスのフォーマットとドライブ文字変更の方法を紹介しました。
・Windows+Xキー → 「ディスク管理」を起動
・フォーマットはボリュームを右クリック → 「フォーマット」を実行
・ファイルシステムは「FAT32」か「exFAT」がおすすめ
・FAT32はいろんな機械やOSで使いたいデータ向け
・exFATは主にパソコンで4G以上の単体ファイルを扱いたいとき向け
・ドライブの文字変更は画面下部の情報を右クリック → 「ドライブ文字とパスの変更」を選択
またほかにもパソコン関係のことを解説してます。
ぜひ、こちらもご覧ください。
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