【Blender4.2】3Dビューをそのままレンダリングする方法

3DCG
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はじめに

今回は、Blender4.2で3Dビューをそのままレンダリングする方法を紹介します。
結論だけ言うと3Dビュー → ビュー → 「ビューで画像をレンダリング」です。


↓こちらで作った3Dモデルを元に紹介します。(出版社の許可貰い済み)

モデルの作り方や、マテリアルの設定は本やこちらの記事をご覧ください。

【Blender4.2】TRIToonの使い方【トゥーンシェーダー,線画表現】
TRIToonは無料で使えるBlender用のトゥーンシェーダーマテリアル。多少のバグはあるが、無料で使いやすく、多機能なのが強み。UVの名前は「UVMap」でないとエラーが起こるので注意。あとはテクスチャを差し替えれば動きます。こちらを解説。

このような、書き出したいモデル+カメラの設定が済んでる状態で進めます。

3Dビューレンダリングが必要になる場面

3Dビューレンダリングが必要になる場面は下記。

・マテリアルプレビューの状態を書き出したい時

たとえば、マテリアルプレビューの状態で…
ビューポートオーバーレイで「ボーン」を非表示。
ワイヤーフレームを有効化にした時。

↓のような画像が必要になった場合…

F12キーでレンダリングすると…

このように、ワイヤーフレームの表示が消えます。

このような場面で、3Dビューをそのままレンダリングする技術が必要になります。

3Dビューをそのままレンダリングする方法

まず、カメラを選択。
Ctrl+0キーでカメラビューに入った状態にします。

カメラビューに入って無い状態でもビューをそのままレンダリングできます。
ただ、扱いが難しいので、カメラを使う事をおすすめします。

この状態でビュー → 「ビューで画像をレンダリング」を選択。

これで、3Dビューで見た状態をそのまま書き出せます。

以上が、3Dビューをそのままレンダリングする方法です。

画像を書き出す方法

画像をレンダリングしたら、画像 → 「名前を付けて保存」を選択。

フォーマットを.pngに設定。
背景に透過情報がある場合はカラーを「RGBA」に設定。
圧縮を0%などに設定。

これで、画像を書き出せます。

ちなみに、背景の透過は…
レンダープロパティからフィルムを開き → 「透過」のチェックを入れて有効化でできます。

以上が、画像を書き出す方法です。

まとめ

今回は、Blender4.2で3Dビューをそのままレンダリングする方法を紹介しました。

・3Dビュー → ビュー → 「ビューで画像をレンダリング」で書き出し可能
・マテリアルプレビューなどでワイヤーフレームを表示した画像を書きしたい場面で役立つ
・画像の書き出しは、レンダリング後に画像 → 「名前を付けて保存」で可能

また、他にも3DCGについて解説してます。

【Blender4.2】3Dモデルの陰影や金属光沢の見え方を調整する方法
陰影の見え方は「面の向き」「頂点法線」「ノーマルマップ」で決まり、金属光沢にも影響を与えます。基本は頂点法線の調整を行う事になります。頂点法線はスムーズシェード、シャープ、Alt+Nキーの操作、分割数を増やすなどで調整できます。こちらを解説。
【Blender4.2】シェイプキー制作でスカルプトを使う方法
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【3DCG】ノーマルマップの色の意味とGLとDXの違い+変換方法について
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ぜひ、こちらもご覧ください。

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