はじめに
今回はシェイプキーを左右で分けて対称化する方法を紹介します。
キャラクターの閉じた目の差分などを作る場合、シェイプキーは両目閉じたものを用意しません。
片目ずつ閉じたものを用意します。
これでウインクなどの表現の幅が広がります。
今回はこちらの左右で別れて対称化されたシェイプキーを作る方法を解説します。
作り方
2つのアプローチを紹介します。
・非対称のシェイプキー作成 → ミラー反転で左右反転化
・左右対称のシェイプキー作成 → 左右を分離
手順は違いますがどちらでも大丈夫です。
1.ミラー反転で左右反転化
左右非対称のシェイプキーを作成。
Ctrl+Tab → 4キーオプジェクトモード。
左右反転したいシェイプキーの数値を1にします。
シェイプキーの下マークを選択します。
+新規シェイプからミックスを作成を押します。
新規作成したシェイプキーを選択します。
数値1を1.000に設定。
シェイプキーの下マークを押します。
シェイプキーのミラー反転を押します。
これで左右反転出来ます。
閉じ目などの差分作成に使える技です。
2.左右対称のシェイプキーを左右で分離
X軸対象化を押してメッシュを編集します。
シェイプキーは1つで作ってしまった場合の修正を想定します。
追加したシェイプキーの数値を1.000に設定。
下矢印 → +新規シェイプをミックスから作成を選択。
作成されたシェイプキーを1.000に設定。
Ctrl+Alt+Qキーで四分割表示。
Z → 4キーでワイヤーフレーム表示。
複製前のシェイプキーを選択、
Bキーで正面図から矩形選択。
裏側が選択されない場合は透過表示を切替えがONになってるかを確認。
なってない場合はAlt+ZキーでONにします。
頂点 → シェイプキーからブレンドを選択。
左下のオペレータ―パネルを表示。
シェイプをBasisに選択。
ブレンドを1.000。
追加のチェックを外します。
複製後のシェイプキーを選択。
Ctrl+Iキーで選択を反転。
頂点 → シェイプキーからブレンドを選択。
オペレータ―パネルを表示。
シェイプをBasisに選択。
ブレンドを1.000。
追加のチェックを外します。
これで左右対称のシェイプキーを左右で分離できます。
まとめ
シェイプキー制作の注意点について紹介しました。
その他のシェイプキー関連の内容はこちらで紹介中。
【Unity】シェイプキーの使い方
【Blender3.1】シェイプキー制作の注意点
【Blender3.1】シェイプキーの便利技
またシェイプキーを使ってVRChatモデルの表情を編集する方法も解説中。
ぜひこちらもご覧ください。
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