はじめに
今回はBlender3.2の新機能を紹介します。
紹介するBlender3.2は2022年4月05日時点のAlpha版 (開発フェーズ = Bcon2)です。
Blender3.2のリリースノートの日本語翻訳+解説が欲しいと思った所の追記がこの記事の内容になります。
また私もBlenderの全てを把握してる訳では無く、分からない点や解説しきれない点がいくつか出てきました。それをご了承の上ご覧ください。
Bcon2について
Bcon2とは『新機能や変更点を”改善し、安定させる”』段階です。
新機能や変更点の中には保留中の物もあります。
が、ここで機能のほとんどは確定した状態になります。
詳細はこちらで確認できます。
スケジュール/Bcon1~5の詳細
Blender3.2の入手
こちらのデイリービルドで入手できます。
Blenderはアップデートが速いです。
そしてAlpha版がかなり安定しています。
なのでリリースを待たずAlpha版のBcon2あたりで導入することをおすすめします。
主な変更内容
グリースペンシルの改善
改善内容は下記の通り。
・パイメニューでストローク幅スケール変更が可能になる改善
・エンベロープモディファイアの追加
・ドット点線 → 点線とギャップの最小値変更
・ドット点線 → ループ機能追加
・スムーズ → 形を保持機能の追加
・ビルド → フェード機能追加
・ビルド → 付加モードの追加
・ビルド → オプジェクトの項目追加
こちらについて解説します。
パイメニューでストローク幅スケール変更
まず確認の為にShift+A → グリースペンシル → ストロークを選択。
線を1つ追加し選択。
Tabキーで編集モード。
>キーを押します。(”>。.る”が書かれたキーです)
9キーでストローク幅のスケールを選択できます。
1つの頂点を選択。
Sキーで拡大縮小。
すると幅が変わります。
エンベロープモディファイアの追加
エンベロープモディファイアが追加されました。
現代アートのような線が引けます。
ドット点線 → 点線とギャップの最小値変更
ドット点線は線を点描にするモディファイアです。
これの点線の最小数値が1、ギャップの最小数値が0になりました。
より細かく線の形を調節できます。
ドット点線 → ループ機能追加
ドット点線にループのチェック項目が増えました。
これで点線の1つの幅を囲った線が引けます。
スムーズ → 形を保持機能の追加
説明の為ギザギザした線を引きました。
モディファイアよりスムーズを追加。
すると形を保持というボタンが増えてます。
微妙に綺麗になるようです。
元の形状に近いままストロークが縮小しないようにするそうですが…
正直違いがわからん。
ビルド → フェード機能追加
ビルドモディファイアにフェードの項目が増えました。
色の透明度が徐々に上がっていきます。
ビルド → 付加モードの追加
モードに『付加』が追加されました。
加法描画を使用すると、各フレームに新しいストロークのみが作成されるモードみたいですが…
正直、普段グリースペンシルを使わないので違いと使い道がよく分からない。
ちょっと出現方法が付加のほうが綺麗かも…?という一品。
ビルド → オプジェクトの項目追加
ビルドでオプジェクトを選択することができるようになりました。
選択したオプジェクトを基準に線が生成されます。
モーションパスの改善
モーションパスとはボーンの軌道を表示させる機能です。
主な変更点は下記の通り。
・モーションパスの範囲を自動検出できるように改善
・シーン範囲オペレーターの削除(自動検出されるようになった為)
・コンテキストメニューにモーションパス関係の内容を追加
・モーションパスをクリアに”選択物のみ”の項目を追加
範囲の自動検出化
まず、ボーンを選択して動かします。
そして、普通にモーションパスを付けるだけで範囲が自動検出されます。
この機能によりシーン範囲のオペレーターが無くなりました。
コンテキストメニューに表示
ポーズモードでボーンを選択 → 右クリック。
ここのメニューにモーションパス関係のボタンが追加。
モーションパスをクリアに”選択物のみ”を追加
モーションパスをクリアを選択 → オペレータ―パネルを開きます。
ここで「選択のみ」と「すべて」の2つで処理分けできるように改善。
ジオメトリノードの改善
変更点を下記の4つに分けて解説します。
・名前などの変更
・要素複製ノードの追加
・そのほかの細かな改善
名前などの変更
Shift+Aで追加できるジオメトリーノードの名前や種類が大きく異なるようになりました。
(左=Blender3.0、右=Blender3.2)
見つけるのが大変ですが分かりやすくなったと思います。
要素複製ノードの追加
ジオメトリーを複製できるノードが追加されました。
こちらよりサンプルデータをダウンロードできます。
Ctrl+F → 『Example.blend』を検索してDLして動かしてみてください。
かなり凄いです。これ。
そのほかの細かな改善
・パフォーマンスの向上
カーブ系のノードが高速化(2~13倍高速化)
フィールド関係の処理が高速化(位置設定ノードなど1.4~2.5倍高速化)
頂点グループ入力処理の高速化(3.6倍高速化)
UV球ノードの最適化(パフォーマンスが約1%向上)
・モディファイアから追加した際の挙動が変わりました。
新しいノードツリーが自動追加されなくなってます。
・ノードエディターのUI改善
デザインが整理され見やすくなりました。
・平面判定ノードの改善
N-Gonの三角形が同じ平面上にないことを認識できるようになりました。
メッシュ → 平面判定で確認できます。
・距離でマージノードの改善
溶接モディファイアと同じ仕組みになりました。(「接続」と日本語翻訳では表記(?))
これで処理が高速化されました。
・レガシージオメトリノードの削除
フィールドがvre3.0で導入され、それ以前に作られていた2.93のノードが削除されました。
ノードの仕組みが変更されたようです。菱形や丸などのUIの変更に関係があるようです。
が…日本語翻訳をかけても完全な理解はできませんでした。
たぶん普通に使う分には分からない。
・位置設定ノードの改善
位置設定(SetPosition)とハンドル位置設定(SetHandlePosition)の変更点です。
内部処理の一部が簡易化され編集モードのような仕組みが削除されたようです。
が…使ったことが無いモノの仕組みの変更のため、違いは今一つ分かりませんでした。
これもたぶん普通に使う分には分からない。
詳しく知りたい方はリリースノートをご覧ください。
アセット機能の改善
アセット機能の改善点は下記の2つです。
・Cllectionをアセット化できるように改善
・マテリアルをドラッグ&ドロップで割り当てできるように改善
こちらについて解説します。
Cllectionをアセット化できるように改善
アウトライナーでCollectionを右クリック → アセットとしてマークを選択。
するとCollectionをアセット化できます。
3Dビューにドラッグ&ドロップ。
するとCollectionはコレクションインスタンスとして読み込まれます。
マテリアルをドラッグ&ドロップ
マテリアルをアセットを用意します。
これをオプジェクトにドラッグ&ドロップするとマテリアルを割り当てれます。
より直感的な操作ができるようになりました。
VSEの改善
VSEとはVideo Sequence Editorで動画編集機能の事です。
こちらの機能がいくつか改善しました。
チャネルヘッダーの追加
Channel 1 ~ の表記が追加されました。
今後、チャネルごとのミュートやロックボタンなどの機能を追加する予定のようです。
ストリップにフィルターの追加
Nキー → ストリップ → トランスフォーム → フィルターが追加されました。
最も近い(ニアレスト)とバイリニアの2つが選べます。
文字のフチなどが綺麗に出ない場合はこのフィルターの変更をお試しください。
詳細はこちら。
画像の位置移動のスムーズ化
画像の位置を動かすと以前よりスムーズに動くようになりました。
トランスフォーム関係の動作をFloat化させた為です。
Floatとは小数点対応の事。
表記上は整数ですが内部は少数で動いてるようです。
これで位置などの動作変更が小数点に対応し綺麗に動く用になりました。
ストリップを画面外に動かした際の動作改善
バーをビュー外に移動するとビューが動くようになりました。(エッジパン動作)
ストリッププロパティでシーンを作成可能に
ストリッププロパティでシーンが作成可能になりました。
これは検証したかったのですが分かりませんでした。
シーン機能を使えばBlenderで3Dで作った動画を書き出さずにストリップとして扱って映像編集することができるようです。
VSEでシーン使うには事前にBlenderの3Dの方でシーンを追加する必要があります。
しかし私のBlenderでは何故かシーンが追加できる場所にシーンを追加ボタンが出ませんでした。
UIの右上に出るそうですが…他の関係ある所を見ても出ません。
情報も少なく諦めました。
出てる人はこのあたりに出てるのですが…何故でしょう。
この更新について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
.fbx形式の読み込み&書き出し改善
アニメーション付きカメラのフォーカス距離のインポート+エクスポートに対応。
インポートの改善
・リグのアニメーションを読み込んだ場合FCurvesをボーン名でグループ化するように変更
エクスポートの改善
・三角面化の項目が追加。(ジオメトリの中)
・可視オブジェクトのみ書き出すボタンの追加(内容の中)
UIの改善
ウインドウ入れ替え機能の追加
エディタータイプのウインドウを入れ替える事ができるようになりました。
Ctrl+クリック、UIの端を別のウインドウにドラッグ&ドロップ。
これで入れ替えることができます。
複製ウインドウの高速アクティブ化
Shift+クリック → 何処でもいいのでドラッグ。
するとエディタータイプをウインドウとして複製できます。
これが以前ではすぐにウインドウが動きませんでした。
ver3.2からはすぐに動くようになりました。
OneDrive対応(Windows限定)
ファイルの中にOneDriveのリンクが追加されました。
OneDriveとはWindows OSのオンラインストレージです。
複数のPCでBlenderを使う方に嬉しいアップデート。
Cyclesレンダーにライトグループ機能追加
これは、再レンダリングせずにコンポジター無いで光源の色や強度を変えれる機能のようです。
が、現状私の翻訳力と技術力では使い方が分かりませんでした。
紹介ページには画像が載ってるだけ、説明ページには説明と将来の展望が載っている。
リリースノートには『光源のサブセットからの照明のみを含むパスの一種』と簡易的な説明が書かれている
で…? 実際何処から使えばいいのかが分かりませんでした。
もしかしたら普段からCyclesを使ってる人なら分かるかもしれない…。
Blenderで絵作りする人にとって大きな変更点だと思います。
将来的にEEVEEや外部レンダラーで使える可能性があると書かれています。
将来に期待を込めて紹介。
今後に注目の機能。
小ネタ・マイナーチェンジ
決定的では無いですが、変わったところを紹介します。
Pose Libraryの廃止準備(警告表示)
Ver3.3でPose Libraryが廃止されます。
Ver3.2ではこのような警告が表示されるようになりました。
『Pose Libraryの代わりにAsset Browserを使ってください』という内容です。
Blender3.2では一応Pose Libraryは動きます。
が、使うな感が凄い事になり正しく動作しません。
前環境でPose Libraryを使ってた方は『ポーズアセットに変換するボタン』が出てくるようです。
+,ーの所の5段目と思われます。
こちらよりAssetに変換してお使いください。
ライブラリオーバーライドの改善
これは別のBlenderファイルをコレクションやオブジェクトをリンクしたまま使い回す機能です。
詳細はこちらで解説。
主な改善点は下記の3つです。
・アウトライナーを右クリックでリセットや再同期などが行えるように改善
・オーバーライド化したオプジェクトの個別編集に対応
・再同期プロセスが大幅に改善。(ファイルによっては10倍以上高速化)
アウトライナー → 右クリック → IDデータの所よりオーバーライド関係の項目が増えました。
個別編集化の設定やリセット、再同期などが行えます。
Make Libray Override Editableを選択。
するとオーバーライドのマークの色が濃くなります。
この状態でオプジェクトモードで編集。
すると個別に移動・回転・拡大縮小などが行えます。
また、これに伴いアウトライナーのライブラリーオーバーライドUIが作り直されました。
新しいアイコンが増えたり、アイコンの表示される条件が変わったりしてます。
NURBSカーブの改善
ループにチェックが入った状態で”ベジェ”と”終端”が同時使用できるようになりました。
これはカーブ → アクティブスプラインで確認できます。
カーブの形が変わります。
頂点ウエイト合成モディファイアの改善
ミックスモードに『最小』と『最大』が追加されました。
説明の為このようなウエイトを塗った頂点グループを2つ用意しました。
上の頂点グループを選択した状態にします。
グループAとBと頂点セットを下図のように設定。
ミックスモードを最大に変更。
するとデフォルトウエイトA,Bが0でも2つのウエイトが合成されます。
最小の場合は2つのウエイトの影響が無くなります。
デフォルトウエイトA,Bを0以上の数値にすることでウエイトが加算されます。
アイデア次第でもっといろいろできると思います。
類似選択 → 頂点クリースの追加
クリースとはモデルにサブディビジョンサ―フェースをかけた際にかかり具合を調節する機能です。
辺のクリースはShift+Eで設定できます。
これの頂点版があります。
頂点 → 頂点クリースで設定できます。
この頂点選択モードで選択 → 類似選択 → 頂点クリースがver3.2で追加されました。
割り当てたクリースの量に合わせて頂点を選択できます。
比較で3つの選択方法を選べます。
マルチユーザーモードの挙動変更
マルチユーザーとはリンク複製したオブジェクトなどです。
Ald+Dで複製すると生成できます。
編集モードで変形すると複製した物全てが一緒に変形されます。
オプジェクトモードで1つだけ個別に変形。
これにCtrl+A → 適用を使うとエラーが起こってました。
ver3.2からは警告表示+シングルユーザーに変更して適応されるようになりました。
シングルユーザー化されたのでリンクが切れてます。
適用してないオプジェクトのリンクも切れるようです。
F2キーでNLAのリネーム
NLA上にマウスを移動 → F2キー。
NLAストリップの名前が変えれるようになりました。
アクションの名前は変って無いので注意してください。
.obj形式の読み込み&書き出し改善
インポートの速度とメモリ使用量が改善されました。
仕組みを記述する言語をPhthon から C++ に変更したことによる改善のようです。
2.4GBファイル、24000オブジェクトの場合:「4時間」から『109秒』の速さに改善。
エクスポートの速度が改善されました。
2.4GB objファイルの場合:「45.5秒」から『3.9秒』の速さに改善。
Woff形式のフォントに対応
フォントファイルの形式で「Woff」と「Woff2」に対応しました。
カラーマネジメントの改善
ビューポート表示と異なるカラーマネジメントの設定にサポート。
下記の3つにカラーマネジメントを上書きするオプションを追加。
・アニメーションレンダリング
・ファイル出力ノードの合成
・画像の保存
画像保存などの際にカラーマネジメントをオーバーライドに変更。
すると設定できます。
一般的な画像形式の場合は下記の設定項目が出てきます。
(表示デバイス、ビュー、ルック、露出、ガンマ)
OpenEXRとCineon形式で書き出す場合は色空間の項目しか出てきません。
Cycleレンダラーで集光の個別書き出し対応
集光現象(コースティック)を分けたレンダリングが制約付きでサポートされました。
これはプロダクションレンダリングという画像の要素を分けて書き出す方向けの技術です。
要素を色や集光現象などに分けて書き出すことで処理を軽減したりPCへの負荷を軽減することができます。(Pixarのような3Dの使い方をする人向けの技術)
制約内容は下記の通り。
・影にあるコースティクスのみが機能
・屈折の最大数は4つ
・反射や影の外側のコースティックには非対応
・バンプマップと法線マップの影響が出ない
・Apple MetalのGPUレンダリング非対応
もし使う方は念のためこちらで制約を確認しからお使いください。
XYZ合成+分離ノードの追加
ベクトルの処理関係に役立つノードが追加されました。
ジオメトリーとシェーダーで機能します。
EEVEEの最適化
高さ(バンプ)入力のないバンプノードを使用した際の処理改善が行われました。
バンプが無い場合“バンプが無い”という処理が入ります。
これでパフォーマンスの改善、ベクトルが正規化される(Cyclesとは異なる挙動)という問題が解決。
プロキシの完全削除
プロキシはリンク+ライブラリオーバーライドに完全に置き換わりました。
Blender3.0以降非推奨になっているだけの状態でした。
今回のアップデートで内部評価/管理コードが消えました。
NDOF(3D入力デバイス)の挙動改善
・ロールボタンで90/-90度回転
・オプションで2Dスタイルのパンとズームをサポート
申し訳ないですがこのデバイスを持って無いので検証と説明ができません。
持ってる方はこちらより詳細をご確認ください。
変更ナンバー:13efaa8a09 51975b89ed 391c3848b1
RigfyアドオンのIK挙動改善
IKコントロールでローカルロケーションを無効化するとワールドに整列するようになりました。
.bhv形式の読み込み&書き出し改善
インポートの改善
・リグのアニメーションを読み込んだ場合FCurvesをボーン名でグループ化するように変更。
ムービーキャッシュのデッドロックを修正
下記の手順で起こる不具合がありました。
・ムービークリップエディタに画像シーケンスを追加。
・ユーザー設定でキャッシュ制限を低い値に設定。
・古いフレームがキャッシュから削除され始めるまで再生。
・画像シーケンスの最初にジャンプ。
これを再帰ロックを使用して修正したようです。
より細かなシステムの改善
・エディタータイプのスナップ機能は異なるウインドウで同期しなくなりました。
(3DViewのスナップ機能がオンにしても、UV、シーケンサー、ノードなどは元の状態を継続)
・ファイルとアセットブラウザのプレビュー画面でファイルをドラッグ&ドロップした時の挙動改善。
(矩形選択されなくなり、ファイルセレクタードロップが行われるようになりました。詳細)
・モーショントラッキング機能の挙動を改善。
チルダ/スケールをスライダーがマウスに従って正確に動くように修正。
・モーショントラッキングの長い動画のトラッキングの高速化。
(動画がキャッシュに収まりきらない場合、処理が遅くなる問題を修正。)
・ネットが切断された状態でBlenderを起動すると起動速度がアップ。
(正直違いが分からないレベル)
・アウトライナーのアイコンがカーブの形式に対応。
カーブ、サーフェス、フォントが正しいアイコンで表示されるようになりました。
(正直違いが分からないレベル)
・サイドバータブのフォントサイズの修正
・複数のモニターを複数のディスプレイアダプターに繋いだと場合のエラーメッセージを改善。
・中国語の文字関係の改善(数値入力のエラー改善やテンキーでの小数点を入力に対応)
・ファイルブラウザの検索機能改善。
(名前の一致と相対パスの2通りの検索に対応したようです。違いはそんなに分からない。)
・クイックセットアップのUIレイアウト改善
・Python APIの部分的な追加・変更(Blenderを作る側の人向けの仕組み・プログラミングの問題)
・OpenColorIOカラースペースエイリアスサポート。
仕組側の問題で、色空間の名前の呼び方が違うものに対応したという内容です。
・AMDのVega世代GPUでGPUレンダリングサポート(Windowsのみ)
・レンダリングモードに切り替える際、ビューポートの一時停止を自動的に解除
(Cycleだったら止まってたみたい…? 気づいて無く、変化が分かりませんでした。詳細)
・スクランブリング距離適応サンプリングを使用することをサポート
Cycleレンダラーでピクセル間の相関関係の量をコントロールしてGPUレンダリングの高速化をする機能のようです。
これに適応サンプリングからの最小サンプルを使用できるようになりました。
ごめんなさい。Cycle使わないのでよく分かりません。詳細はこちら。
まとめ
今回は3.1の新機能やアップデート内容について解説しました。
他にもBlender3.2でジオメトリノードや映像編集をする方法を解説しています。
【Blender3.2】ジオメトリーノードでランダム配置する方法
【Blender3.2】VSEで動画編集をする方法
ぜひこちらもご覧ください。
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