はじめに
今回はあらゆる未来予測の必要性について考えます。
AI関連の本に専門家の未来予測が載ってます。
そしていろんなAI本を読むうちに、未来予測で矛盾しはじめました。
AIで失業する/しない、シンギュラリティは来る/来ない…など。
そこでこのブログをまとめました。
専門家の予測はサルにも劣る
未来予測について考え、行きついたのがこの本。
未来予測を見る上で重要な考え方を学べます。
【この本の要約】
・世の中のあらゆる要素は複雑に絡みすぎてビックデータなどでは未来予想できない。
・専門家の予測精度は猿のダーツ投げ、占い、古代のまじないレベル。
・何故未来予想してまうのか → 脳がパターン化してしまう修正があるから。
・予測、予言、占い、宗教を信じる理由 → 不確実性に対してストレスを感じるから
・専門家のいう事を何故信じてしまうのか → 専門家というバイアスがかかるから
・確信を持ってしまうと、それに関連する情報ばかり集めてしまう(確信バイアス)
・外れてても、ほとんどの場合忘れられる。
30年前には日本がアメリカを超える、シンガポールや中国は貧しいままと思われてました。
皆、忘れてるだけです。
未来の予測の必要性
では、未来予測は必要か?という問いが出てきます。
これについては「未来予測は未来を正確に予測するために使うものではない」と考えてください。
では未来予測は何のために使うのか?
それは行動や意思決定のために使います。
データ分析 → 予測 → 未来に対するシナリオを提示。
これにより合理的な行動、意思決定を行う。
例:
・予測 → この機会は部品交換しないと10年で壊れる
・行動 → 部品を交換する
・未来 → 部品を交換したので壊れない=予測が外れる
未来予測が外れましたが、これで大丈夫です。
未来予測が当たらない中で出来る事
未来予測は外れるから、予測をもとにした行動に意味が無いとも考えられます。
この、未来予測と行動を否定する場合…「博打」になります。
予測できない未来にできることは博打ぐらいです。
つまり「リスクが低い」「いろんな行動」をする事。
“好奇心”を持って新しいものを学び続け、実践し行動する。
結局は無難な、何の面白みも無い、あらゆる自己啓発本の結論「行動しろ」に行きつきます。
まとめ
今回は未来予測は当たらない事と、それでも必要かについて考えました。
・未来の予測の必要性は、無暗に行動するよりは少しマシな事。
・それ系の情報を見ると、面白がり、知的好奇心を満たせる。
・それが、行動するためのモチベーションになれば儲けもの。
個人的には、結局エンタメの1種だなという所に落ち着きました。
また、この記事を書くきっかけになったAI関係の事についてはこちらでまとめてます。
ぜひ、こちらもご覧ください。
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