【映像制作】撮影許可の取り方と実際に取ってみた体験談【Youtuber/SNS】

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はじめに

今回は動画の「撮影許可」の取り方と実際に取ってみた体験談をまとめます。
主に「Youtuber」向け内容になります。

撮影許可が必要か問題について

結論だけ言うと、下記の場所以外は基本撮影許可が必要です。

【撮影許可が不要な場所】
・家の中
・"公" の海,河川,湖
・歩道(他の利用者の妨害にならない範囲で)

園”での撮影は問題になりやすいので注意。
詳細は↓この人の動画でまとまってます。

ちなみに、この動画だけ「収益化オフ」も避けた方が良さそうです。(詳細

・収益化前だと将来収益化した時に面倒な事が起こります
・この動画だけ収益化オフもYoutubeが勝手に広告を出すので、見分ける事ができずトラブルになりやすいです。

なので、基本は撮影許可を取るのが無難。

公園での撮影許可について

ここからは “公園” にお問合せし、撮影許可を取ろうとしてみて分かった事をまとめます。

「環境省や○○市」管理の場合はゆるく無料なことが多い

○○市や環境省管理の公園は、私たちが思ってるような形で撮影許可が下りやすいです。
「自由にok、ただしトラブルは自己責任」…みたいな感じになりやすい印象。

ただし、制約がゆるい分、連絡方法などもゆるい感じがあります。
電話とメールの謎たらいまわしが起こります。

↓例として、私が確認した場所の体験談を載せておきます。

大仙公園の許可取り体験談

「野鳥などの生物を撮影し、収益化済みYoutube.chに上げたい」で確認。
返信は下記。

・企業のPRとかでなければ、無料で収益化済みYoutubeへの投稿がOK
・野鳥撮影は公園の通常利用の範囲になるそう
・人物の映り込みに注意。
・管理者 → 堺市

(2024/01/09 電話で確認)

公式WEBから公園管理課に “メールで” お問合せしましたが…
電話で答えが返ってきました。
電話代…という思いと、
もし法律バトルになった時に、電話だと証拠残って無いから、
できれば書面で欲しいと思った。
気になったポイントはソコぐらい。

一応、通話履歴は残ってますが…
これだけだと、本格的☆法律バトル的に証拠が弱いですね…。

支笏洞爺国立公園の許可取り体験談

「野鳥などの生物を撮影し、収益化済みYoutube.chに上げたいで確認」
返信は下記。

・無料撮影+収益化済みYoutubeへの投稿がOK
・ただし、他人に迷惑のがかる撮影はNG
・野生生物に悪影響を与える撮影もNG
・人物の映り込み注意。
・管理者 → 環境省

メール → 電話 → メールの謎たらいまわしされましたが…
野鳥であれば「支笏湖親水公園」付近が人が少なく撮影に良さそう…
などの、現地での撮影場所のアドバイスを頂きました。

個人的に、公園名で調べて○○市や環境省と出たら、そこはねらい目だと思います。

「○○財団法人」管理の場合はキッチリしてて有料なことが多い

○○財団法人省管理の公園は、私たちが思ってるような形で撮影許可が下りにくいです。
「企画書を出して、曜日を決めて、使用料を払う」
…みたいな感じの撮影になります。

ただし、制約がキツい分、連絡方法などもキッチリしてる印象。
TV局や大物Youtuberの方なら、こちらの方が良いかもしれません。

↓例として、私が確認した場所の体験談を載せておきます。

大泉緑地の許可取り体験談

「野鳥などの生物を撮影し、収益化済みYoutube.chに上げたいで確認」
返信は下記。

・課金が必要
・利用内容によって金額は変化(3000円ぐらい)
・利用内容の確認に、企画書のFAXが必要
・撮影日も厳密に○○日と決める必要があり
・管理者 → 一般財団法人 / 大阪府公園協会

野鳥撮影がしたいので “晴れた日” みたいな漠然とした感じで行きたかったのですが…
ちょっと難しい。

大通公園の許可取り体験談(さっぽろ雪まつり)

「さっぽろ雪まつりの様子を撮影し、収益化済みYoutube.chに上げたいで確認」
返信は下記。

・課金が必要
・利用料は動画で1万5千円
(さっぽろ雪まつり狙いで聞いたので普段より高いかもしれません)
・管理者 → 公益財団法人 / 札幌市公園緑化協会

【おまけ:さっぽろ雪まつりの場合】
・公園全体の許可以外にも、各会場の管理者に1つ1つ許可を取る必要がある
・会場は1~11丁目+つどーむ+すすき会場があり、最大13回確認が必要
・版権モノの雪像があり、これが権利をさらにややこしくする

手間が多すぎるのと、1万5千円払うならもうちょっとお金足して
ダイビングに行って動画撮るわ… と思ってしまった。

個人的に、公園名で調べて○○財団と出たら、そこは避けた方が良いと思います。
お金を払って、いろいろ時間とお金をかけて “しっかり “予定を組めば撮れますが…
どうしてもココという理由が無ければ市や環境省管理の公園がおすすめ。

その他の撮影許可体験談

札幌時計台の許可取り体験談(外観のみ)

こちらのぺージから「札幌市時計台撮影及び掲載等申請書」をDL。
デザインソフト(Affinity Photo2)で情報を打ち込み、.pdfで書き出し → メールアドレスに送信。

札幌市時計台:商業利用における撮影・掲載について

使用目的に下記のような事を書いて送信。

・北海道の野鳥などの生物観察動画を撮影予定
・北海道という "場所" を伝えるため、外観を動画に乗せたい
・動画は収益化済みのYoutubeチャンネルに上げる予定
・撮影は一般の観光客と同じような形で行う
・大きな音を出したり、広い範囲を占拠しない
・ドローンは使わない

すると… 奥って3時間後ぐらいに許可承認のハンコが押された.pdfが帰ってきました。
=無料で、収益化済みYoutubeチャンネルの使用ok。

注意点として「他の方が映らないように」と書かれてました。
気になったポイントはそれぐらい。

休暇村 – 支笏湖の許可取り体験談

こちらのページからお問合せしました。

休暇村公式ホームページ《ベストレート保証》自然にときめくリゾート
国立・国定公園の中にある日本を代表するロケーションと豊かな自然に恵まれた全国35か所のリゾート「休暇村」。大自然の中で思い切り遊び、地元の食材を堪能して、温泉でゆったりくつろぐ、とっておきの休日が休暇村にはあります。

下記のような事を書いて送信。

・北海道の野鳥などの生物観察動画を撮影予定
・休暇村-支笏湖に宿泊予定
・ホテル内の様子や料理などを動画のカットとして入れたい
・動画は収益化済みのYoutubeチャンネルに上げる予定
・撮影は一般の観光客と同じような形で行う
・大きな音を出したり、広い範囲を占拠しない
・ドローンは使わない
・他の人は写り込まないようにする

すると… 1週間ぐらいしてから、「他のお客様にご配慮いただければ」大丈夫とのメールが来ました。

正直、許可下りないと思ってたので意外でした。
これで料理やホテル内の様子が写せる。

まとめ

今回はYoutube向け動画の「撮影許可」の取り方と実際に取ってみた体験談をまとめました。

・ “公” の「海、河川、湖」や家の中以外は撮影許可が必要
・公園は管理者が居て撮影許可が必要なので注意
・○○財団管理の公園は、制約が厳しく使用料が必要になる可能性が高いので注意
・○○市や環境省管理の公園は制約がゆるい事が多い
・ホテルやお店、観光名所で許可が出るかは “場所による”
・1つ目安になる指標が、他のYoutuberさんが投稿してるかどうか
・他のYoutuberさんの投稿が多い所は許可が緩い可能性が高い

また、他にもYoutubeの撮影に関する事を発信してます。

ぜひ、こちらもご覧ください。

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