はじめに
今回は批判や悪口について解説します。
批判や悪口が良くない理由は下記の3つ。
・悪口依存症なる
・自身を傷つける
・自分の言葉で自分の行動を制限していまう
こちらについて紹介します。
なぜ悪口は依存症になるのか
悪口を言うとスッキリしてストレスが発散されたという感覚があります。
これはドーパミンが出ているからです。
ドーパミンは幸福物質の1つ。
そして依存症の原因という負の側面があります。
(酒、たばこ、薬物、ギャンブル依存などもドーパミンが影響してます)
他人を攻撃して自分が優位に立っているという感覚が脳にとって報酬と受け取られてると考えられます。
自身を傷つける
悪口は3つの観点で自信を気付つける事になります。
・心と体へのダメージ
・脳へのダメージ
・信頼へのダメージ
心と体へのダメージ
ダメージが入る理由は2つ。
・ストレスホルモンの放出
・偏桃体の興奮
◆ストレスホルモンの放出
悪口を言う時はコルチゾールというストレスホルモンが出ています。
コルチゾールは本来、内臓機能や炎症を抑える働きがあります。
一時的、短期的に出るのには問題無いです。
これが長期間、強いストレスにされされるとコルチゾールが高い状態が続きます。
結果、免疫力低下や精神疾患の原因になり心と体の病気になりやすくなります。
◆偏桃体の興奮
偏桃体は不安、ストレス、脳疲労が大きいと興奮しやすいです。
偏桃体が興奮するとネガティブ感情が高まり、不安や恐怖を持つようになります。
そして、人間の脳は主語が理解できないと言われています。
悪口をいう事で「誰が~」の部分が抜け落ちます。
自分に悪口を言われてると錯覚します。
そして偏桃体が興奮し強いストレスが生まれます。
偏桃体の興奮すると恐怖感が増え新しい事に挑戦しにくくなります。
結果、ストレスの増加+自己成長の機会損失が起こります。
脳へのダメージ
他人への批判や悪口は良し悪しの”判断”の1つです。
この判断は脳を疲れさせます。
信頼へのダメージ
悪口を言う人は信頼されにくいです。
周りの人が『よく言った!』と思うような悪口でも、裏で私もこのように言われてるのではないかと思われ、深い人間関係が気づけなくなります。
自分の言葉で自分の行動を制限していまう
悪口は自分の行動に制限をかけます。
例えば嫌いな相手が居て、その人の批判や悪口を言ったとします。
その人がもし、あなたにとって有益な情報をYoutubeなどで発信していた場合、その情報を素直に受け取れますか? という問題。
悪口は聞くだけでもデメリット
脳は主語を認識できません。
なので、他の人の悪口を聞くと偏桃体が興奮します。
悪口を言う事によるドーパミンは無さそうですが…
(わざわざ悪口を聞きたいという人はいませんよね、と思いましたがMの方の場合どうなのでしょう…)
偏桃体の興奮だけでもネガティブ感情が高まり十分なデメリットがあるので注意。
あなたの後ろでいきなり怒鳴り声が聞こえたら、体がビクッてなります。
その時、ストレスを感じ、偏桃体が興奮し、体に害が出ています。
悪口は言わない、聞かない、見ないが理想。
悪口への対処法
言う場合の対処法
悪口を自分が言う場合は止めるように心がけます。
・過去と他人は変えられない
・自分の課題なのか他人の課題なのかを見極める(課題の分離)
・自分で変えられる事に目を向ける(影響の輪)
・瞑想で自己認知を高め、良し悪しの判断しない練習をする。
このあたりかと思います。
(ごめんなさい、私は自分の創作や作業の優先度が高くて、あんまり人の悪口を言う以前に人の悪い所をので詳しくは紹介できません)
見ない・聞かないための対処法
自分が意識しても、悪口を言ったり発信する人が居るので注意が必要です。
・悪口を言う人と距離を取る
・顧客や話し相手を選ぶ(治安が悪い場所を避ける)
・TV、SNSを見ない(メディア断ち)
・治安の悪いアニメ、ゲーム、漫画を見ない、しない(娯楽の制限)
ネットが発展し情報が増えすぎたからこそ、“選ぶこと”が重要です。
悪口を言う人と距離を取る
友達などで言う人が居たら徐々に距離を取ります。
コミュニティに1人居たらそのコミュニティを抜ける位で大丈夫です。
ミラーニューロンは感情も伝えます。
(ミラーニューロン:他人の感情、行動、身体的感覚などを、自分の感覚のように感じさせる脳細胞)
ポジティブはもちろん、ネガティブも伝染します。
目に見えて1人悪口を言う人が居れば1~2か月、周辺のコミュニティを含め距離を取って、どうしてもそこが居心地が良いのであれば戻って様子見することをおすすめします。
これを行うために、普段からコミュニティに多く所属するようなリスク分散を行います。
顧客や話し相手を選ぶ
ビジネスなどでは客層選びが大事です。
同じものを上げても、喜ばれる所と悪口を言われるところがあります。
悪口を言う人は、悪口を言う文化があったり、悪口を言いやすい場所に住んでます。
そういう所はできるだけ避けましょう。(治安が悪い場所を避ける)
ブラック企業はできるだけ早く退職する。
価格を安くして買いたたこうとする人達の連絡先をブロック。
Amazonやニコニコには物を出さない。(Amazonに1つ電子書籍を出してわりと後悔してます。)
Youtubeコメントは気に入らないものがあれば即削除。
これぐらい厳格に対処して良いと思います。
法的処置も使える時は使って行きましょう。
他の人が傷付かないように今後の抑止のために。
人って70億人ぐらい居ますからね…。
100人、200人ぐらいこれで関係が悪くなっても誤差です。
理想はブログのようなほとんどコメントされないものですね。
メディア断ち
TVやSNSは情報が完全にランダムです。
そして、このような人の注意を引き付けるメディアはネガティブ情報を良く流します。
人は『ネガティブな情報』に注意を向けやすいからです。(ネガティビティバイアス)
なので、ニュースやタイムラインでは不意に何度もネガティブな情報が流れます。
できるだけ見ない方が良いです。
私の場合はTwitterは9割の人をミュートしてTLに何も表示されないようにしてます。
どうしても見たい場合はフォロー欄や検索で辿ってます。
※100%ミュートにするとTwitter側がランダムでおすすめツイートを回し始めます。
なので『いっぱい寝た』のような無害なツイートや画像だけを上げる人を残してます。
娯楽の制限
アニメやゲームは何かしらの理由で戦ってます。
時に相手の悪口のようなことも言います。
ゲームは、ほのぼの系や着せ替えゲームは問題が無いです。
が、某Aから始まるepxな銃撃戦ゲームの場合普通に悪口がキャラからもプレイヤーからも飛んできます。
人は主語を認識できない性質を考えると、人体への悪影響があります。
アニメも心がぴょんぴょんするようなきらら枠のアニメなら大丈夫です。
が、バトル系は戦う時に相手を下げるようなことをよく言うので注意。
悪口のメリット
一部では悪口にメリットがあると主張するところもあります。
・ネガティブな感情を言葉にすると、苦痛が軽減される(カタルシス効果)
・共通の敵を作り親密度を高める
個人的にはネガティブの言語化はアウトプットはその脳の回路が強化されるのでおすすめしません。
(ニューロン発火による配線の強化)
他のメリットもデメリットが大きいので避けた方がいいです。
まとめ
今回は何故批評や悪口が良くないのかについて紹介しました。
・ドーパミンが出て依存症になる
・長時間言い続けるとコルチゾールで体にダメージ
・悪口は良し悪しの”判断”の1つで脳が疲れる。
・信頼へのダメージが入り良好な人間関係が作りにくくなる。
この”判断”を減らすという点で瞑想がおすすめ。
↑の記事を見た後に、こちらの本を読むと内容が理解出来て判断による脳疲労が減らせると思います。
また、幸福度についてのあれこれはこちらでまとめてます。
ぜひこちらもご覧ください。
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