はじめに
今回は何故自己否定や自己肯定感が低いのが悪いのかについて解説します。
結論
自己否定のデメリット。
・怒りやすくなる
・悪口を言いたくなる
・幸福度が下がる
・脳が働かなくなる
・良好な人間関係が作れない
・ネガティブ発見回路が強化される
・挑戦しなくなる
・依存症になりやすくなる
こちらを1つずつ解説します。
怒りやすくなる
怒りは防衛感情です。
自己否定が強いと人は自分の価値や尊厳をより必死に守ろうとします。
これ以上悪くならないようにする為です。
そこで、攻撃してくるものに対して敏感になります。
なので、ミスの指摘も尊厳を貶める攻撃ととらえ、怒りで返すようになります。
悪口を言いたくなる
人間は自己否定が強く自己肯定感が低く状態に基本耐えられません。
そこで、自己肯定感の低さを一時的に解決するためにさらに下を作ろうとします。
結果、悪口や人を陥れるようなことを言うようになります。
悪口は心と体と人間関係を傷つけます。
思ってるより害がおおきいので注意してください。
幸福度が下がる
自己肯定感は幸福度に影響を与える要素といわれてます。
自分嫌いです… と言いながら凄く幸せ!という人はいませんよね。
◆理由1
・自己否定 → 自身が無くなる → 行動しなくなる → 新しい人との出会いや自己成長が無い。
結果、つながりの幸福感(オキシトシン)や達成の幸福感(ドーパミン)が出なくなる。
◆理由2
自分を肯定できないと他者から承認されて肯定されることを求め始める。
他人がどう思うかで決めてしまう、“自己決定感”が無くなり不幸になる。
※人生を自分でコントロール感覚を無くすと人は不幸になるようです。
脳が働かなくなる
人の脳は幸福な時に最も働くという言われてます。
幸福を感じる脳内物質『セロトニン』『オキシトシン』『ドーパミン』が脳機能を高めるからです。
逆に言うと自己肯定感 → 幸福度が下がる → 脳が働かなくなる事になります。
なので、自己肯定感が低いと仕事の成果などが出にくくなります。
詳細はこちらでまとめました。
良好な人間関係が作れない
自己肯定感が無いと良好な人間関係が作りにくいです。
理由1:そもそも人と人と出会わなくなる。
理由2:自身の無さを隠すように振舞う。
理由2は俗にいうマウンティング系の方々です。
凄いと思われたい、褒めらたい。その気持ちの裏には自己肯定感の低さがあります。
自分を肯定できないから、他人からの肯定を求める心理です。
ネガティブ発見回路が強化される
人間の脳は特定の思考を繰り返すとその”思考回路”の配線が強化されます。
例えば長時間テトリスをした後、目に見える風景の全てがテトリスのブロックに見える現象。
これは脳が繰り返しによってテトリスに関する脳の回路が育ったことによるものです。
これと同じようなことを、自己否定でも起こります。(テトリス効果)
長時間、自己肯定感が低い状態が続くと自分を否定する要因を発見する要素を探す能力が上がります。
結果、ネガティブ発見回路が強化されます。
挑戦しなくなる
自己否定が強いと行動しなくなります。
自己否定 → 自分は何をやっても無駄 → 挑戦や行動をしなくなる。
学習性無力感と呼ばれるものの1つです。
依存症になりやすくなる
依存症の原因は完璧には解明されてません。
が、依存症に陥る要因として自己肯定感の低さや生きにくさを感じてる事が指摘されてます。
自己肯定感が低い
→ 自分に自信がない
→ 周囲に嫌われないか注意を払い生きる
→ 常に緊張感が強く、強いストレスにさらされる
→ 心が不安定になる
→ そこから逃れようと簡単に手に入る快感や刺激に飛びつく
→ 結果、依存症に陥りやすい。
依存症についてはこちらで解説しました。
心当たりがある方はぜひご覧ください。
まとめ
今回はなぜ自己否定は良くないのかについて解説しました。
・怒りやすくなる
・悪口を言いたくなる
・幸福度が下がる
・脳が働かなくなる
・良好な人間関係が作れない
・ネガティブ発見回路が強化される
・挑戦しなくなる
・依存症になりやすくなる
また、この自己否定を辞めるための「自己肯定感」の上げ方はこちらで解説。
ぜひ、こちらもご覧ください。
コメント