【改善】コミュニケーション能力を高める方法【コミュ力,上げる】

生き方
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はじめに

今回はコミュニケーション能力を高める方法について解説します。

コミュ力の重要性について

・良好な人間関係を作るのに必要
・良好な人間関係で幸福度が上がる
・幸福を感じる時に出る脳内物質が脳機能と人を愛し信頼する力を上げる
・社会的、経済的に成功する

・年収が高くなる

理由紹介

ハーバードメン研究という男性を70~80年ぐらい追跡調査した研究。
→ ここでは人間の幸福度は『良好な人間関係』で決まると発表。

良好な人間関係が発生した時にオキシトシンという幸福を感じる脳内物質が出。
→ オキシトシンは『人を愛する力』 『人を信頼する力』を育てる。

年収とコミュ力の相関関係には相関関係があると言われている。
→ 相手に悪い印象を与えたり、意思疎通や自己主張ができないので成果が出にくい。

コミュニケーション能力について

コミュニケーションは下記の2つに分けられます。

情報を伝える言語(話術、会話術、メール、文章、作文)
印象を与える非言語(視覚、聴覚、言葉遣い、姿勢、距離感)

よくコミュ力の話題で話し方や話術が話題に上がります。
が、”話し方”だけがコミュニケーションじゃないです。

コミュ力を上げる考え方

ここでのコミュニケーション能力の考え方は下記。
・八方美人にならなくていい
・相手との相性や話が盛り上がるかは運
・大事なのは話す以外の事

八方美人にならなくていい

出会う人全員を好きになり親友になる必要はないです。そもそも不可能。
なので、大切なことは下記の2つ。

・多くの人にマイナスの感情を持たれないようにする事。(印象で損しない)
・大切にしたい人脈に自分の限られた時間を使う事。
(付き合う人を選ぶ)

話が盛り上がるかは運

話は相性がいい相手に出会えれば自然と盛り上がります。
人との相性は完全に運です。
どうやっても仲良くなれない、分かり合えない人が世の中にはいます。

話が盛り上がるかについては”出会い”が重要と考えます。

相手の相性や話題の盛り上がりは運です。
なので、私たちにできる事は出会いガチャの成功確率を上げる事です。

大事なのは話す以外の事

まとめると下記のようになります。
・印象で損しない
・付き合う人を選ぶ
いい人と出会う確立を増やす

この考えを元に進めて行きます。

印象で損しない方法

印象が悪いと人から遠ざかられます。(不潔、ダサい、暗い、など)
そこで印象で損しないための方法は下記。

・表情を良くする
・声を良くする
・目を合わせる
・姿勢を正す
・身だしなみを整える

・体の動きを整える

・スマホを物理的に遠ざけ隠す

印象を改善するのも非言語側のコミュニケーション能力の向上と考えられます。

表情を良くする

好かれる表情は『笑顔』です。
笑顔は相手をリラックスさせる効果があります。(オキシトシンの放出やNK細胞の活性化)

また、こちらの研究では、笑顔は魅力度がアップすると言われてます。
(笑顔≒ポジティブな幸福表情顔)

具体的に言うと、上の歯を6本以上を見せて口角を上げます。
暗い、怒り、無表情、不安を感じさせる表情は避けます。

VRChatやメタバース空間なら笑顔の表情で固定しておきましょう。

声を良くする

好かれる声は『高く、声量があり、聞き取りやすい声』です。
相手に社交的に感じさせる効果があります。

具体的には『ファ~ソ(F~G)』の間と言われてます。
低い声、小さい声、聞き取りにくい声は避けます。

さらに、リップノイズや摩擦音軽減などを行うと聞き取りやすくなります。
詳細はこちらにまとめました。

【声質】声をよくする方法【改善・トレーニング・工夫】
声質を悪くする問題の声の高さ、大きさ、滑舌、速さ、舌打ちのような音、リップノイズ、つよい摩擦音の対処法について解説。 また、声を出さない時の負担を減らす咳の改善方法と、おすすめの飲食物について解説しました。

Youtubeなどをやって無い限り『高めの声を出す』を意識するだけで大丈夫です。

目を合わせる

目を合わせてると相手に好印象を与えます。

目を合わせる → その人とのつながりを感じます。
つながりを感じるとオキシトシンという脳内物質が分泌されます。

このオキシトシンは共感や信頼といった良好な関係に繋がります
深く話し込まなくても、すれ違いの時に目を合わせて挨拶するだけで大丈夫です。

姿勢を正す

良い姿勢は相手に好印象を与えます。
礼儀正しそう、素直そう、など。

逆に姿勢が悪いと悪い印象を与えます。(暗そう、落ち着きが無さそう、など)

姿勢は健康を維持する上でも重要です。
腰痛や肩こりなどが改善されます。

詳細はこちらにまとめました。

【改善】姿勢を良くする方法【歩き方・座り方・寝るときの姿勢】
良い姿勢のコツは背筋をまっすぐにして、なるべく左右対称することです。これを行うためにスマホを目線の高さで見る、PCのディスプレイの高さを上げるといった方法があります。他にも壁を使って定期的に姿勢を調節する方法を解説。

身だしなみを整える

“清潔感”と呼ばれるものです。
これがあると相手に良い印象を与えます。

不潔やダサい服装、個性的な服装は相手に悪い印象を与えます。
匂いや汚れもNG。

10万のブランド物は揃えなくて良いのです。
・服や汚れやシミが付いてたら落としましょう。
・スマホの画面が割れてた治しましょう。

細かくやりたい方はこのような本を見たり、あとでネットで検索しましょう。

VRChatなどのメタバースの場合、個性的なものや威圧感を与えるアバターは避けましょう。
クリーチャー系のアバターや身体改造系はちょっと近づきにくいです。

体の動きを整える

体の動きで相手に与える印象が変わります。

相手の方に体を向ける、体を揺らさない、頷いたりジェッシャーを入れる。
相手は話を熱心に聞いてくれてると思う → 好印象。

逆に、体が斜めだったり、腕組みや、上半身を揺らしたりすると悪い印象を与えます。

無駄に体を動かさない、相手の方に両肩を向けて聞く。
これを意識するだけで変わります。

スマホを物理的に遠ざけ隠す

会話中にスマホを触ると悪い印象を与えます。
また、見える位置に置いたり、ポケットに入れてるだけでもNGな可能性が高いです。

スマホ脳という興味深い書籍があります。

これによると、脳はスマートフォンの存在がわずかにでもあれば認知能力が弱ると言われてます。
スマホはポケットに入ってるだけで人の集中力を減らすという実験がいくつか紹介されてました。

見える位置に置くとお互いの認知能力が下がります。
これでは…良好な関係も築きずらいです。

付き合う人を選ぶ

親密な人間関係を作るには交流が必要です。
その人との交流には時間や心のエネルギーが必要。

それらの”資源”は限られてます。
なので付き合う人を選びます。

付き合う人を選ぶ上での考え方は下記。
・人間関係の上限を知る(ダンパー数)
・人間関係の優先度を作る
多様性を意識した仲間づくり
・合わない人とは距離を取る

人との関係は変るものだと受け入れる

人間関係の上限を知る(ダンパー数)

ダンバー数と呼ばれる『人間関係を維持できる人数は上限がある』という理論があります。

・家族のような自己を犠牲にしてでも助け合える関係=最大5人 (第0階層)
・月1回会うような親密な友達=最大15人 (第1階層)
・少し距離のある友達=最大50人 (第2階層)
・友達の限界数=最大150人 (第3階層)

“この人数は目安”です。細かな人数設定は上下します。
※反証で第3階層は250人やインターネットの普及でそれ以上も大丈夫になったという話も一部で出てます。

人間関係の優先度を作る

第0~1階層に留めたい関係を整理します。
これには家族や子供なども含まれます。

SNSを想定してアイコンを入れれるようにしたシートを用意しました。
“今”大切にしたい人がいればこのシートなどを使って書き出します。

そして普段からその人を優先できるように意識します。

多様性を意識した仲間づくり

第2~3階層の方との関係について考えます。
こちらの研究では『友達は多様性があると生活満足が高まる=幸福感が高まる』と書かれてます。
(7ページの左上付近)(量は関係せず、『親しさ』と『多様性』が重要)

多様性を構成する要素は下記。
・年齢の多様性
・職業の多様性
・国籍の多様性

この多様性を作る上で強力なのが“目的を持ったコミュニティへの参加”です。
コミュニティに行くと共通の目的を持った親しい仲間ができます。(第2~3階層)

おすすめなのがVRChat。
ここではイベントという形で多様な交流を作るチャンスがあります
・英語と日本語話者の交流会
・音楽を作ってる人の交流会
・絵を描く人の交流会
・飲食店関係者の交流会
…などなど

コミュニティはできるだけ多く入った方が良いです。
・コミュニティはつぶれたり、性質が変わり馴染めなくなることがある。
・多様なコミュニティに参加することで特定の偏った思考に染まる危険も軽減。

1コミュニティで10~20人交友が増えるので、10個ぐらいは入っておくのがおすすめ。
(放置になってもok)

合わない人とは距離を取る

人間関係の資源は限られているので苦手な人は避けます。
対立したり、陥れようとしたらその人との関係ができます。

その分、親しい人に使う時間が減るので無視、関わらない、距離を取るが最適です。

人との関係は変るものだと受け入れる

人間は常に変化します。自分も相手も。

例えば、小学校、中学校、高校、大学と進学によって付き合う人が変わりました。
大人になってからは、社会状況、会社などで変化します。

意識高い系の言い方をすると…自己成長やステージの変化。
考え方や物の見方が変わると今居るコミュニティと話が合わなくなってきます。

『合わない人とは距離を取る』です。
合わなくなったらそのコミュニティから距離を取ります。
仕方ないです。

また、相手側も変化します。
相手側が変わってしまった場合は仕方ないので受け入れます。

去る者は追わず来る者は拒まず。

いい人と出会う確立を増やす

相手の相性や話題の盛り上がりは、正直”運”です。
なので出会いガチャの成功確率を上げる方法を考えて行きます。

友達よりは少し親しい仲間のを増やすことを中心に考えます。(第2~3階)
そこから、仲良くなれる人は自然に親友になっていきます。

新規コミュニティを開拓

出会いガチャを回すためにはまず”出会い”が必要です。
そのためにまず出会うための行動をします。

現状維持を続けると少しずつ関係が縮小していきます。
対人関係の変化により合わなくなった人が増えるからです。

なので常に新規を開拓して規模を保ちます。

今の自分より少しレベルが高い場所に行く

今の自分より少しレベルが高いと感じるコミュニティに行きます。

・運動を習慣にしたい → 今より少し負荷がかかる運動のコミュニティ
・英語を学びたい → 少し理解できないぐらいの英会話のコミュニティ…など

大事なのがラーニングゾーンという考え方。
慣れ親しんだ場所だと成長せず、レベルが高すぎると対応できずパニックになる。

なので少しレベルが高い交流会などに行きます。
すると、有意義な交流ができて良い出会いになる可能性が高いです。

自分でコミュニティを作る

自分を中心にして興味がある人ややりたいことに賛同する人などをあつめます。
規模は3人~5人のランチ会や10人ぐらいのコミュニティでOK。(もちろんそれ以上も)

これのメリットは合わない人は自然と去っていく事です。
人のコミュニティに入った場合、我慢して付き合わないといけないことがあります。

自分でコミュニティを主催すれと自分に対して好意を持つ人や同じ志を持つ人だけがあつまります。
結果、居心地がいいコミュニティ、良い出会いが起こる可能性が高いです。

話術的な話

会話が盛り上がるかは”運”と思ってます。
が、それでも知っておいた方が良いと思う話術がいくつかあったので紹介します。

失敗談を話して自己開示

自己開示とは、他者にありのままの自分をさらけ出す事。
強味だけでなく、悩みや弱みといった要素。
これを行うと関係が良くなるとされてます。

ただ、一方的な、重い自己開示をやると逆効果です。
ネガティブが伝播して悪い印象を与えます。(ネガティブ話しまくりの売れないラッパー的な感じに…)

そこで、ちょうどいいのが『失敗談を話す』という事。
重い自己開示になりにくく、良い印象になりやすいのです。

余裕が有ればこの事を思い出してください。

ポジティブな出来事に共感する

人はネガティブな事が起こると、共感して寄り添おうとします。
病気や不幸な出来事など。

しかし、良好な関係を築くのに重要なのは良いニュースに共感することが重要”のようです。

理想は『情熱的な支持』『具体的なコメント』『関連した質問』の3セット。

この本のp274ページから引用すると…

「ワァ、それは素晴らしい! 君がずっと頑張って来たのを上司が認めたのがうれしいよ。それで昇進は正式にいつから?」という具合である。

幸福優位性 7つの法則 – ショーンエイカー / p274

Will You Be There for Me When Things Go Right? Supportive Responses to Positive Event Disclosures.
この論文が元になってるようです。男女のカップルで親密度を調査した時の物。
“幸福優位性 7つの法則”では日本語で
1ページ分解説されてます。

・気の無い一言の反応
・否定的な反応
・ニュースを完全に無視して話題を変える
これらはNG。

良いニュースへの反応が、認められ、心にかけられていると感じさせ関係の改善につながる。

面白い話=興味深い事

面白い話は笑える話ではなく、興味深い話です。(FunnyではなくInterest)

相手が気になるのは雑学ではなく使える知識。
気になる、教えてほしいと思う話を知れば話は深まる。

名前を呼び相手を覚える

人の名前が覚えられないの対処法は『話ながら名前を呼ぶこと』
「〇〇さんありがとうございました」のように名前を呼ぶと好印象をあたえるようです。
+話すというアウトプットで記憶に定着しやすくなります。

また、『相手の新しい何か1つの事を知る』→ 『次回会ってその話題を持ち出す』を心がけると話題に困らない+覚えられてると思い相手に強い好印象を与えることができます。(これは上級者向け)

話術やコミュニケーション系の本は役立つ?

実は私は一時期コミュニケーションに悩み、その本を実践しようとしてました。
私の結論では話術系、話し方系は“有益だけど実践できない”です。

本の内容を実践しようとするとそのことに意識がとられて会話ができませんでした。

コミュ力=話か方という考え方は一般的でわかりやすいです。
なので『話し方』という文字が入ってそんな本が良く売れます。

が、これらを自然に行うには慣れるまでの相当な努力が必要。

『話す仕事』をしてなければ、最初に覚えなくて大丈夫です。
(芸人、司会進行、Vtuber、夜のお酒と飲食店関係の人には有益と思います)

一般の人がコミュニケーションで悩んだ場合。
本当に読むべきはこのような本だったのかもしれません…。

まとめ

今回はコミュニケーションについてまとめました。
また、しゃべる以外の言語コミュニケーションの”文章”についてはこちらでまとめてます。

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