お金で幸福になる方法・理想的な年収と預金、お金の使い方について

生き方
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はじめに

今回はお金と幸福についての関係を紹介します。

年収400万をめざす

年収400万までは年収の上昇で幸福度が比例して上がります。
それ以上は鈍化して年収が2倍になっても幸福度は2倍になりません。

自分の人生評価は上がるのですが、最も幸福度的にコスパが良い年収は~400万です。

なので、年収400万まではお金を稼げば稼ぐほど幸せになれます。
詳細はこちらでまとめてます。

【幸福論】年収600~800万で幸福度が変わらなくなる研究の嘘
幸福度は年収400万から上がりにくくなります。人生評価や生活の満足度は年収800万を超えても上がります。 プリンストン大学のアンガス・ディートンさんの研究の論文元を紹介して、それを元に年収と幸福度の関係を解説。

100万以上の預金を作る

人は『お金が無い』と認識するとかなり強いストレスがかかります。
(認知機能の低下や常に不安感を抱えるなど)

なので預金は増やせるだけ増やした方が良いです。

預金をいくらまで増やすか?

預金額に役立ちそうな2つの指標を紹介します。

・生活防衛資金
・Fire基準

生活防衛資金

生活防衛資金とは生活費の3~6ヶ月分以上の金額の事です。
これがあると、会社で嫌なことがあったり急な病気になっても対処できます。

2021年の一人暮らしの場合、1ヶ月の支出額平均16万円。
3~6か月なら48~96万。分かりやすく書くと100万。

100万あれば大丈夫です。

Fire基準

ここからは100万以上の預金についてです。
結論だけ言うと~50代以下であれば、出来るならした方が良いです。

Fireという預金を資産運用して働かずに暮らす。目指すには『1億』が必要と言われてます。
1億を年利3%で運用すると、資産運用の所得が300万。これで暮らせる理論。

これを40~50代で目指すのがムーブメントがあります。
1億あれば…色々苦労はしないですね…。

複利を知る

今の1万円の価値は20年後の1万円では無いです。
投資をすれば、経済成長率などの影響を受けて膨れがります。

1万円を年利5%で運用したとします。
運用成果はすべて再投資します。
(よく言われるS&P500など運用率の相場です)

すると1万円は20年後には27,859円になります。
これが複利です。

電卓で元の金額×運用率=を年数分押すと計算できます。
アナログ電卓の場合は×ボタンを2回押してください。

(パーセントは『5% → 1.05』『7% → 1.07』のように数値を入れると計算できます)

複利もあるので基本は1億以上でなければ”貯め”のスタンスで大丈夫です。

自己投資にお金を使う

1億は流石に遠いです。
さらに貨幣価値そのものが暴落するリスクがあります。

なので『預金100万を超えたらそれ以上は貯めながら使う時は使う』といった考え方がおすすめ。

お金を貯める続ける時期を考える

お金を貯めるのはなぜか?
それは幸せになるため。
しかし、お金から幸せを引き出す能力は50代を超えると下がり始めます。
(親の介護なども入ると…体力が必要なものは30~40代までにしておきたい。)

最低限の貯金はした方が良いです。
が、折角の人生を貯金で台無しにしないでください。

この考えの大元、参考したのがこの本。
40代以降は最も生きる分のお金を想定して、その余剰分は使い始める。

自分でお金や資産を使い切る。人生の目的は思い出作りという考え方をする。

ただ、私は明日死ぬかも?と考えてます。
人はある日突然、震災や病気などの不条理によって居なくなるのです。

なので…
やりたいことがあればやれるうちにやる。
経験の価値を信じて投資をする。

難しいですが、お金の使い方も大事になります。
100万以上の預金があれば、無理しない範囲でお金を使って幸せを得る方法も選択肢に入れます。

自己投資にお金を使う

自己投資は2つの意味で行う価値があります。

・自信を育てる
必要だと感じた時は自己投資します。
これが成功体験 → 自己成長 → 自信に繋がります。
高額教材を買うのではなく、必要ならPCやマウスなどを揃えるという意味。

貯金はある意味では未来の自分を信じていないという意味になります。
50歳で月収100万になると分かっていて、20歳で月3万切り詰めて100万貯めますか?という問題。

・通貨の暴落リスク対策
お金には暴落するリスクがあります。
苦労して貯めた100万でも翌年200%のインフレが起これば価値は半減。(50万の価値になる)

自分を信じず自己投資をしない、暴落リスクにおびえて生きる。
それでは今以上に幸せになる事は難しいです。

無理してまでお金を使わない

自己投資系はお金になるので詐欺商材が出回ってるので注意してください。
また、経験の価値を信じて無理していきたくない場所に行ったりはしないで大丈夫です。
無理して流行を追わなくてもok。

・使いたくない時は使わず貯める。
・使いたい時は使う。
・預金は100万をキープする。

この3つの考え方で大丈夫です。

年収400万以降はお金稼ぎの執着を減らす

年収400~800までは幸福度が上がります。
なので年収の上昇で幸せになれます。※コスパは悪いです。

800万を超えると幸福度は横ばいです。
自分の人生評価は上がるのですが、
お金稼ぎへの執着を手放した方が幸せになれます。

お金を得た時の幸福は長続きしないことを知る

お金を得る幸福感=ドーパミンという快楽物質による幸福感です。
ドーパミンによる幸福感は低減します。(快楽順応)

例えば2万昇給で満足しても3か月で慣れます。
その後はむしろ不足感を感じてるかもしれません。

お金稼ぎで幸福感を得る危険性を知る

お金を得る=ドーパミン的幸福。
ドーパミン的幸福で同じ幸福感を得る方法は1つ。

刺激や量を”増やす”事。
結果、もっとを追求して心や体が壊れはじめます。

幸せになる為にお金を稼ぐ。
お金を稼ぐ為に働く。
そして心や体を壊すまで働く。

こうなる危険性があります。
詳細はこちらでまとめてます。

【幸福の低減】なぜ昇給やお金をもらった幸福感は長続きしないのか
お金をもらう幸福感の正体は幸福物質のドーパミンの影響だからです。 この快楽は順応して次第に無くなっていきます。 記事ではドーパミンについての解説とドーパミン的幸福を追い求める危険性について解説。

800万から幸福度が上がらない理由

その分、仕事がしんどくなるから。

お金の使い方で幸福になる

お金は下記の3つに使うと幸せになれます。

・誰かの為に使う
・経験に使う
・時間をお金で買う

誰かの為にお金を使う

誰かの為にお金を使うと幸福度が上がります。
金額に差は無いです。

『幸福度 実験 5ドルor20ドル 使い方』あたりで調べてください。
カナダのサイモンフレーザー大学の実験が出ます。

ーまとめるとこんな感じです。ー

5ドルと20ドルを自分の為に使う。
→ドーパミン的幸福になる。(達成と報酬による幸福感)
 幸福感の低減と快楽順応で幸せにならない。

 ※例:酒は初めは1杯で満足するが次第に満足しなくなる。やがてボトル1本になる。

5ドルor20ドルを他人の為に使う。
オキシトシン的幸福になる(他人とのつながりによる幸福感)
 繋がりの幸福感は減りにくいので幸せが続く。
 ※例:ペットでもオキシトシンは出る。猫はいくら撫でても飽きない

誕生日に欲しいものリストの品物を送る

プレゼントは幸福度アップに有効な手段です。
また、良好な人間関係も作れてビジネスにもつながる可能性があります。
これが簡単にできるのがamazonの欲しいものリスト。

年収400万無くても投資として100万以上の預金(生活防衛資金)があればやっていい事だと思います。
幸福優位性を信じるならば、幸福度が生産性を上げる → 結果年収400万に近づく可能性もあります。

幸福度と生産性の関係について。真に作業効率を高めて成果を出す方法(幸福優位性)
幸福度が高まると生産性、作業効率、健康状態などが回復するという情報の詳細について解説しました。 ワーカホリッカのようにが仕事以外は生産的でないと切り捨てると働けば働くほど能率は落ちます。 何かの作業スピードを上げたい方はご覧ください。

…ですが、与える人を選ぶことが重要です。
ギバー(貰うだけ、もしくは奪いに来る人)を避ける必要があります。
ぱっと見分からないので私は『渡したい人『反応すら返ってこなくても後悔しない人』もしギバーでもあきらめがつく人』にだけ渡してます。

だれかれ構わず渡すのは避けましょう。

経験にお金を使う

経験にお金を使うと幸福度が上がります。
経験してる時間の長さは関係ないです。(オーロラが5秒見れただけでも良い)

私たちが“嬉しかったこと”で思い出すのは「経験」や「体験」です。
旅行などの経験や体験は時間と共に美化され満足感が増加する。

物事を体験できる時期や期間は限られてます。
明日生きてるか分からないのだから、やりたいことがあればやれるうちに。

幸福度を下げないための100万以上の預金(生活防衛資金)があればやっていい事と思います。
どんなに旅行が好きでも1か月で32日間以上旅行はできませんので…

時間をお金で買う

一般的に時間をお金で買うと幸福度が上がると言われてます。
家事代行サービス、快適に作業のできるグリーン車に乗る(作業時間を買う)など。

ただし時短サービスに多額のお金を使ったり、お金が無い状態になるとストレスが増えて逆効果です。
年収400万以上で100万以上の預金があれば選択肢に入れて良いと思います。

不要なモノを買っても幸せになれないとを知る

物は基本、買った瞬間以外は人を幸せにしません。
物を入手 → ドーパミン的幸福 → 幸福感の低減と順応が起こります。

モノにお金を使った場合、満足感は時が経つにつれて減少します。
買った”後”その後ストレスになる事が多く待ち受けるからです。

・使い方が分からない問題
・故障
・傷や汚れが入る
・新作発表による型落ち
・経年劣化
・同じものやそれ以上の優れたものを持ってる人との比較
・人間側が物を使える時間の限界

流石に生活必需品が無いと幸福度は下がりますが必要以上の買い物は見直してください。

まとめ

今回はお金と幸福についての関係を紹介します。

・年収400万を目指す。
・年収上昇ゲームをやり込みたい人は年収800万を目指す。

・預金は100万を目指す。
年収400万+預金100万を超えたら今ある幸福に注目する。
・それ以上は貯めながらも自己投資や経験にお金を使う時は使う。

・経済的余裕ができたら『他の人や『経験にお金を使う。
・もっと経済的な余裕ができたら時間をお金で買う。

また、年収と幸福度については一般的には600~800万から変わらなくなると言われてます。
が、私が元の論文を見て調べた所400万で上がりにくくなる。
コスパ的には400万が一番いい良い。という答えが出ました。
詳細はこちらで解説。

【幸福論】年収600~800万で幸福度が変わらなくなる研究の嘘
幸福度は年収400万から上がりにくくなります。人生評価や生活の満足度は年収800万を超えても上がります。 プリンストン大学のアンガス・ディートンさんの研究の論文元を紹介して、それを元に年収と幸福度の関係を解説。

ぜひこちらもご覧ください。

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