はじめに
今回は部屋を綺麗に整える方法についてまとめます。
断捨離、ミニマリストの実践としてまとめます。
考え方については、こちらをご覧ください。
掃除の正体
掃除の正体は下記の3つ。
・整理 = 不要なものを処分する
・整頓 = 必要なものを使いやすい場所に置く
・清掃 = 掃き掃除や拭き掃除で綺麗にする
元ネタは製造業などで語られる「5S活動」です。
・整理 = 不要なものを処分する
・整頓 = 必要なものを使いやすい場所に置く
・清掃 = 掃き掃除や拭き掃除で綺麗にする
・清潔 = 整理、整頓、清掃を常に行うこと
・しつけ = 慣習付け、ルール作り、教育などを行う
※清潔としつけは掃除の"後"の話だと思ったのでここでは割愛。
あとは、これを習慣化する流れになります。
モノを捨てても部屋は片付かない
「モノを捨てる」は”整理”でしかないです。
整頓と清掃を行わないと部屋は汚いままです。
・断捨離しても、必要なものが足元に散らばる
・清掃をしてないのでホコリが溜まる
…など
整理、整理、清掃は別物。
断捨離だけしても部屋は片付かない事に注意してください。
その上で、3つの掃除に分けて解説していきます。
整理
やる事は「捨てる」こと。
不要なものを捨てていきます。
捨てる予定ゾーンを作り、要らないものを置く
モノを捨てるのはとても労力がかかります。
捨てるという決断をしても、実際に捨てるまで時間がかかるモノがあります。
なので、整理を効率よく進めるために、
「決断」と「捨てるという活動」を分けます。
具体的には、捨てる予定のモノ専用の場所を作る。
不要なものをそこにまとめておくだけです。
そして、時間がある時に1つ1つ捨てていく。
これで、要らないモノの整理進みやすくなります。
要らないカードを捨てる
不要なカードは無限に増えていきます。
理想は、それはマーケティング戦略に踊らされてると気づき貰わない事。
ただ、ポイントを上手く使った〇〇経済圏のような考え方もあります。
そこで、おすすめは下図を絞り、長期的に使うものだけ残す事。
(5~10個以内に絞るのが理想)
私が残してるのは…
◆Tポイントカード
・SBI証券でS&P500などを積立買いするとポイントがもらえる
・TポイントはPaypayポイント化できるので便利
(利用範囲が広がる+スマホ1つでポイントを使える)
◆Book offのカード
・株を持っており、優待を使う
・本は増えても知識化でき、読み終われば再度売って手放せる
・全て電子書籍化すると、電子書籍の管理が大変になる
◆その他のカード
・歯医者の診察券(定期健診する為)
・図書館のカード(利用する為)
・メインで使ってる銀行口座
・事業用の銀行口座
・メインで使ってるキャッシュカード
・事業用のキャッシュカード
・カード形式で書かれた無線LANのパスワードの紙
貰ってしまったカードは、使って無い不要なカードのみ捨てます。
800ポイントぐらいあるなら、適当に”使う消耗品”を買ってカードを捨てます。
私は… 2~3年使わず放置していた下記のカードを処分しました。
・青山のポイントカード(5年に1回ぐらいしか使わない)
・Yodobashiのポイントカード(2~3年に1回ぐらいしか使わない)
・EPOSのプリペイドカード(1年以上放置)
・楽天カード(5年以上放置)
・Paypay銀行のカード(2年以上放置)
銀行系は大変だったので記録をまとめてます。
カード系、モノが小さい割に捨てるのが面倒。
そして、増えると”探す”に時間を使うタイプのモノなので…
非常に厄介。
一定の期間使って無い物は捨てる
捨てようと迷ってる物は、3ヶ月、半年、1年などの期間を決めて保管します。
そして、その期間使わなければ捨てます。
・壊れてるけど残してる携帯
・読まなかった本
・押し入れにしまわれた楽器 …など。
使ってる物でもボロボロなら捨てる
使ってる物でも、ボロボロなら買い換えます。
服や下着など。
これは整理というより、清掃的な意味が強い捨て活です。
役割が被る物は捨てる
同じ役割がある物は手放します。
・多すぎるコップ
・大量の筆記用具(使うペンは1~2個と決まっている)
・大量のモノサシ …など。
使ってるけど好きじゃないモノは捨てる
使ってるけど好きじゃないモノの事例は下記。
・デザインが微妙なモノ
・面倒なモノは捨てる
・型落ちして性能に不満があるモノ …など。
粗大ごみはお金を払ってでも捨てる
「モノのために家賃を払うな!」という本の考え方があります。
・使わないモノでも家の中にあるだけでその分の家賃を払っている
・だから、モノは”有る”だけでお金を使わされる
・つまり、モノは負債である
この考え方に基づき、粗大ごみなどはお金を払っても捨てます。
お金を払うという”小さな損”をする事で、未来に払い続ける場所代という”大きな損”を回避できます。
できるモノは電子化する
・CDなどは音声データとして取り込み
・参考書などの長期的に読む本は電子書籍化
・アルバムは撮影して電子化
「データだと壊れたり無くしたりする!」と心配な方は…
・小型の外付けHDDを買い、そこに保存(PC故障対策で外付けHDDを採用)
・オンラインストレージを契約してそこに保存(Google ドライブなど)
すると、家と外部の2か所でバックアップができます。
これで、データを失うリスクを減らせます。
個人的に、モノを持つ方が危険。
被災して家が無くなるとすべて失う。
オンライン上にデータを上げておけば、
家がダメになってもそこから復元できる。
本棚を捨てる
本棚は2つ方法で置き換えれます。
・近所の図書館を巨大な本棚としてとらえる
・電子書籍に全て置き換える
・使う少数の本だけを手元に残す(5~10冊以下)
これで、本棚を捨てる事ができます。
本の捨て方は、もったいないと感じるのであればメルカリ。
すぐに捨てたいのであればブックオフがおすすめ。
私は… この先使う予定のある本4冊だけ残しました。
終わったらこれを捨てたいというプレッシャーで自分に作業を催促してます。
(3DCGのキャラモデル制作関連の本)
ただ、全てを電子化すればいいというわけでは無いです。
電子書籍が多すぎて管理できなくなります。
そこで、おすすめは少数の本を1カ月だけ持つ事。
→ 図書館、ブックオフなどでモノの本を手に入れる。
→ 読み終わったから帰す、再度売る。
これなら、モノが溜まりにくいです。
捨てて後悔したモノだけ買い戻す
捨てたものがまた必要になったら買い戻します。
モノの家賃という考え方をすればその方がお得な事があります。
自分が好きなものは残す
最後に… 明らかに不要でも、
自分にとって好きなものであれば残していいです。
私は、美少女フィギュアを残しました。
押し入れの中の、3段ボックスに置いてるだけですが…
捨てるものゾーンに入れて押し入れて、
無い状態で押し入れを開けると残念な感じがしました。
戻すと、少し幸福感を感じたので残しました。
フィギュアは機能性は何もなく明らか不要なものですが…
好きで、幸福を感じるものなので残しました。
ミニマリスト的には間違いですが、シンプリスト的には正解です。
以上が整理です。
…ここまで終われば掃除の6~7割ぐらいは終わってます。
整頓
整頓 = 残したものを使いやすくすること。
これは、整理でモノを減らせば自然と上手く行きます。
→ 整理で物を捨てる
→ スペースが空く。
→ 1引き出しに1アイテムのような使い方ができる
→ 結果、モノを取り出すために掘ったり、他の物に当たったり、雪崩が起きなくなる
→ 整頓の成功につながる
これが整頓の基本です。
整頓グッズを買う
これは… 個人的にマーケティングされてるだけでは?と思うのでおすすめしません。
基本、家にある物で何とかなります。
整理をすると、空き箱や、開いたケースが出てると思います。
それで大丈夫です。
無い方は整頓用に収納ボックスなどを買うのは1つの手。
また、机の下にティッシュやリモコンを入れる収納法もあります。
このような収納系グッツを買う派の人も居ます。
PCなどをやる方はモニターアームなどもおすすめ。
(机の下のスペースが使えるようになる)
私はモニターアームは買って良かったかなと思ってます。
空いたスペースに楽器(MIDIキーボード)を置いてます。
多機能モノに買い替える
用途が限られたツールは多機能家具にまとめれないか考えます。
例えば… 皮むき器、そば用の包丁、全自動たまご割り機など。
飲食店経営者で使い分ける方なら良いのですが…
一般家庭は普通の包丁で代用できます。
このように、多機能なモノに買い替えると物が減る。
結果、整頓に繋がります。
ミニマリスト、断捨離的な生き方はパソコンやスマホが出るまでほぼ不可能でした。
電話機、電卓、メモ帳、音楽再生装置、図書や本棚…など。
これらの機能を1つにまとめるれるのがパソコンやスマホ。
ある意味、最強の多機能家具と言えます。
高機能モノに買い替える
例えば、リモコン。
これらは… Amazon Echo と Switch Bot Miniに置き換えることができます。
このようなものを使うと、音声で証明などを制御できるようになります。
結果、リモコンを置く場所を節約できます。
(不安な方はリモコンを押し入れに保存)
場所が開く、使いやすさも上がる。
この2つの面で整頓に繋がります。
清掃
いくら整理整頓した部屋でも、1~2か月掃除をしなければ散らかります。
どんなに必要なものしかない状態でも。
清掃しなければ足元に散らばります。
私はこれが苦手で、部屋が散らかる度にものを捨ててきました。
掃除をしているというより、
清掃できないストレスをモノを捨てることに当ててただけですね。
やる事はひたすら、清掃。
・ほこりを取る
・掃除機をかける
・散らかったものを戻す
・拭き掃除をする
…など
必要であれば自動掃除機などの導入も検討します。
・仏教の禅寺的には修行として自分で掃除した方が良い
・時間をお金で買う考え方をすると自動掃除機を導入する
・実際は勝手に動く、細い所には入れない、配線に引っ掛かるなどの課題アリ
このような方法で綺麗な状態を保ちます。
習慣化
5S活動的に言うなら「清潔としつけ」の部分。
整理、整頓、清掃ができても、続かないと部屋が汚れていきます。
そこで、部屋を掃除する日やルールなどの”条件”を決めます。
・このモノはここに置く(貞一か)
・週に1回は掃除機をかける(清掃)
・月に1回は不要なものが無いか見直す
…など
これらの方法で習慣化を目指します。
まとめ
今回は部屋を綺麗に整える方法をまとめました。
・掃除は整理、整頓、清掃の3つのパートに分かれる
・整理でモノを捨てて減らす
・整頓でモノを使いやすくする
・清掃で部屋の散らかりや汚れを取る
・断捨離は整理でしかなく、整頓~清掃までしないと綺麗な部屋にならない
また他にも生き方や精神の事をまとめてます。
ぜひ、こちらもご覧ください。
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