はじめに
今回はDAWで使える無料音源のプラグイン、エフェクトを紹介します。
音源関係
ピアノ
ピアノ音源として下記の2つを紹介します。
・グランドピアノ
・アップライトピアノ
グランドピアノは高級感や深みがある音がします。
中の弦がまっすぐ水平方向に伸びてます。
これは、無料だとAudiolaty の Grand Piano XXLがおすすめ。
アップライトピアノは家庭用ピアノ的なものです。
中の弦が縦方向に伸びてます。
より気軽で、軽い、EDMなどによく合う、今っぽい音がします。
こちらはAudiolaty の Upright Pianoがおすすめ。
ドラム
ドラムはMT-PowerDrumKitがおすすめ。
綺麗で分かりやすいです。
ドラムは色々音源が出てるので…
基本を学びたい方や、何も音源を持って無い方向け。
シンセ
シンセのおすすめは下記の2つ。
・Synth 1
・Dexed
Synth 1はややビンテージ感のある音が出ます。
(1995年登場の「Clavia NORD LEAD2」をお手本に作られたシンセ)
シンセの基本が詰まっていて、初心者~上級者まで十分使える完成度。
Dexedは1980年代に登場したFM音源のシンセ、DX7の再現シンセです。
FM方式なので、普通のシンセと考え方が変わります。
FM方式はマイナーなので中~上級者向け。ただ、金属っぽい音を出すのが得意。
EDMサンプル音源
EDM、今どきっぽい音楽におすすめなのがCYMATICS社の音源です。
フリーで下記のような音源を入手できます。
チュプチューン
ファミコン的な音源のおすすめがSANA 8bitプラグイン。
和音や細かな音の調整ができます。
こだわるなら、ファミコンにリバーブは無いのでリバーブをディレイで再現してください。
エフェクト関係
エフェクト関係の詳細はこちらでまとめてます。
使い方もこちらをご覧ください。
ここではこちらから、おすすめなものを簡単な用途と名前だけ抜き出して紹介。
コンプレッサー
音の強弱を減らして、全体的な”音圧”を上げるのがコンプレッサー。
無料では「MJUC.jr」と「TDR Morotok」がおすすめ。
・MJUC.jr = 簡単
・TDR Morotok = いろいろできる
他にもいろいろ種類があります。
また、DMT系の無料セールで良く配布されてます。
OTT
OTTもコンプレッサーの一種です。
ですが… 独特な音の変化がするので本来の用途ではなく”エフェクター”的に使われます。
今どきの音作りがしたい人におすすめ。
EQ
EQは2つの役割があります。
・音の不要な周波数を切る機能。
・特定の周波数を引き上げて音を作る機能。
これは、TDR-NOVAがおすすめ。
また、Novaはコンプレッサーの機能もあります。
(これはあまり使わない)
リバーブ
音の広がりを設定する機能です。
OrilRiverがおすすめ。
主観的で申し訳ないですが…音が綺麗です。
サチュレーション
音を自然に歪ませ、厚みを加える機能です。
ボーカルなどにごく少量入れると温かみが出ると言われてます。
「freeTILT! – Plugin」と「Saturation Knob」がおすすめ。
freeTILT! – Pluginは真空管系の温かなひずみを再現できます。
Saturation Knobは高い周波数、低い周波数に対してかけないという処理ができます。
わたしは、freeTILT! – Pluginで全体的な厚みを底上げした後、Saturation Knobで周波数に合わせた調整を行うことが多いです。(2つとも刺します)
リミッター+マキシマイザー
音の仕上げとして、上限を設定するリミッター。
音全体を底上げするマキシマイザー。
これはW1 Limiteがおすすめ。
分かりやすく、使いやすいです。
まとめ
今回は無料の音源、エフェクトについて紹介しました。
他にも音楽理論について解説。
ぜひ、こちらもご覧ください。
コメント