はじめに
今回エンドルフィンについて解説します。
これは脳内で生成される鎮痛効果があるホルモンです。
鎮痛効果はモルヒネの60倍あり、通称”脳内麻薬”と言われてます。
エンドルフィンを出すメリット
・鎮痛効果
・幸福度アップ
・ストレス緩和
・体の修復
・免疫up
・脳機能アップ(集中、想像、記憶力UP)
エンドルフィンを出す方
エンドルフィンを出す方法は下記の6つ。
1,強い負荷のスポーツで出す
2,心のリラックスで出す
3,恋愛で出す
4,人との交流で出す
5,体の快感で出す
6,体にダメージを与えて出す
この具体例を紹介します。
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◆強い負荷のスポーツで出す
・ランナーズハイの状態にする
・クライマーズハイの状態にする
・きつめの運動をする(やや息が上がるぐらいの有酸素運動を30分)
◆心のリラックスで出す
・好きな音楽を聞く
・綺麗な風景を見る
・何か1つの事に没頭する
・心をリラックスさせる
・瞑想やヨガをする
・涙を流す
◆恋愛で出す
・恋愛感情で心がときめかせる
◆人との交流で出す
・感謝する/される
・笑う
◆体の快感で出す
・おいしい物を食べる
・性行為
・運動する
・入浴する
◆体にダメージを与えて出す
・辛い料理を食べる
・針治療
・サウナに入る
・自傷行為(これはなるべく避けたい)
エンドルフィンを出す上での注意点
エンドルフィンを出す行動を繰り返そうとすることです。
注意点は”脳内麻薬”と言われるだけあって依存性があります。
いい行動の場合は大丈夫ですが、悪い行動の自傷行為には注意してください。
爪噛み、皮むしり、毛を抜く、といった症状も同じです。
これらの症状は「身体集中反復行動症」と呼ばれます。
心当たりがある方は、MDS マニュアル家庭版で詳細や対処法をご覧ください。
他の幸福物質との違い
よく間違われやすいもので「ドーパミン」と「アドレナリン」があります。
この2つも似たような働きをしますが、出る用途と効果が違います。
・エンドルフィン → 体のダメージの回復、軽減(鎮痛効果+幸福感)
・アドレナリン → 戦うための準備(鎮痛効果がエンドルフィンと共通)
・ドーパミン → 達成や期待に対する幸福感(幸福感がエンドルフィンと共通)
まとめ
今回はエンドルフィンについて紹介しました。
・様々な状況で出てる幸福物質
・悪い出し方は依存になるので注意
またこちらで、アドレナリンとドーパミンについて解説してます。
その他の幸福についての情報はこちらでまとめてます。
ぜひ、こちらもご覧ください。
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