はじめに
今回はオキシトシンのデメリットを紹介します。
オキシトシンは一般的には”愛”や”繋がり”の幸福物質として言われています。
詳細はこちらで解説しました。
オキシトシンの負の側面
オキシトシンはつながりの幸福感です。
言い換えれば何かへの愛や執着の形成。
これは代償として『妬み感情』や『部外者への差別』や『何かへの妄信』を生みます。
結果下記のようなデメリットが生まれます
・部外者への差別
・敵とみなした対象への強い攻撃性
・誰かの失敗に喜びを感じる
・仲間の足を引っ張る+引っ張られる
・人に騙されやすくなる
部外者への差別
部外者を排除したい心理が働きます。
結果、敵だとみなした対象への攻撃性が上がります。
また、自分の国民、コミュニティ、仲間、友達を優遇するようになります。
結果5人の知らない人の命と1人の仲間の命を天秤にかけた時に、1人の命を選択させます。
敵とみなした対象への強い攻撃性
つながりの輪を壊そうとするものに強い攻撃性を示します。
主に道徳や社会的な正義を被って攻撃します。(サンクション)
不謹慎狩り、過度なジェンダー論者、などなど…
誰かの失敗に喜びを感じる
俗にいうシャーデンフロイデという感情です。
有名人の不祥事、スキャンダルをネットで叩く心理。
多くの一般的な人はこれをやりがちです。
悪口、炎上叩き、アンチコメントはドーパミンが出ます(依存症の原因物質)
さらにコルチゾール(ストレスホルモンで体を傷つける)も出ます。
悪口は100害あって一利なしです。
詳細はこちらにまとめてます。
仲間の足を引っ張る+引っ張られる
これは相互に相手に“変わってほしくない”という心理がそうさせてます。
変化の結果、つながりが壊れるのを恐れているからです。
属にドリームキラーと言われてる人達のアドバイス。
『歳だからやめた方が良い』『失敗したらどうするの?』『無理だからやめた方がいい』
また、お酒を『今日ぐらいは1杯ぐらい良い』、ゲームも『1戦ぐらいは良い』といった形で勧めたり、
酷い時だとタバコやギャンブルを進めてきて依存症にさせられたりします。
逆に自分も場のノリで相手にこのような事を進めたりすることがあります。
人に騙されやすくなる
オキシトシンはつながりの幸福物質です。
これが出ると、人を愛する能力が強化されます。
=人を信頼するようになります。
このデメリットとして騙されやすさが出てきます。
オキシトシンが悪く働いた例
◆田舎のよそ者は寄せ付けない村八分のいじめ
メロン農家に除草剤を散布して農作物を全滅させられた事件があります。
まず田舎という閉じたコミュニティで強いオキシトシンが生成
→よそ者が1人だけたらしい仕組みで儲けるとそれを許さない(仲間の輪を壊す敵と判定)
→強い攻撃性が現れて出荷前のメロンを潰したりします。
他にも田舎で1人勝ちすると畑に塩や除草剤をまかれたりするようです。
これらもオキシトシンの負の側面が見える化したものと言えます。
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◆陰謀論や〇〇差別にハマる
某疫病でネットの陰謀論や〇〇差別という形で断絶が増えました。
何らかの原因で強いオキシトシンが生成
→人を信じる+人に騙されやすくなる
→陰謀論に出会いハマる。敵とみなした対象への強い攻撃性を示す。
これらは自分1人信念を貫いて周りを巻き込まなければいいのですが…
攻撃性が上がるので何らかの敵を作りそれに対して攻撃してしまいます。
ネットだと一部のフェミニズムの人が過剰な〇〇叩きを行ったりして問題になってますね…。
まとめ
今回はオキシトシンのデメリットを紹介しました。
他にも幸福についてのお話しをまとめてます。
ぜひこちらもご覧ください。
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