はじめに
今回はアドレナリンについて解説します。
ノルアドレナリンも似た性質なのでまとめて解説します。
これは、スリリングな恐怖、緊張を感じた時に出るストレスホルモンです。
が、その性質には幸福を感じさせるようなホルモンに似た所があります。
アドレナリンを出すメリット
・交感神経優位になる
・痛みを感じなくなる
・集中力を高める
・普段以上の力を発揮できる
・生産性を上げる
アドレナリンを出すデメリット
・心拍数を増加させ、ドキドキさせる
・自律神経が乱れる
・大きな血管を開き、高血圧になる
・末端の欠陥は縮み、冷え性になる
・視野が狭まる(闘争or逃走の2択)
アドレナリンの役割
アドレナリンは元々は”戦う”ためのホルモンです。
「闘争or逃走反応」を引き起こします。
戦うことが必要な場面では人は理性的な判断を捨てます。
選択肢を絞り(戦うか逃げるか)、痛みなどを麻痺させる。
そして、その場に集中することが生存には有利でした。
この働きがメリット、デメリットを作ってます。
また、戦わなくても、緊張、興奮、交感神経優位の状態で出ます。
アドレナリンを出すべきかについて
良いアドレナリンと悪いアドレナリンがあると考えられます。
・良い=アドレナリンが適度に出ている場合(体に有益)
・悪い=アドレナリンが過剰な状態(体に害)
良いアドレナリンを出す方法
アドレナリンは交感神経が活発になった時に出ます。(緊張、興奮)
・運動、筋トレ、大声を出す(体を動かし心拍数を上げる)
・気持ちが高まる体験に触れる(好きな物、コンサート、推しがガチャ出てた時のアレ)
・目標を宣言する(適度な緊張を作る)
・ゲーム感覚を持つ(適度な緊張 → 達成の繰り返しで人は没頭する)
・カフェインを取る(14:00以降は睡眠の質が下がるので注意)
悪いアドレナリンを減らす方法
悪いアドレナリンを減らすには副交感神経を活発にします。(癒し、リラックス)
・不必要な緊張を避ける
・日常的に受けるストレスを減らす
・怒りの感情、イライラ、不安、焦りを避ける
・リラックスする
=ネガティブ感情を減らす方法です。
より詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
医薬品としてのアドレナリン
アドレナリンは血管を広げる作用があります。
なので薬として使われます。
主に、心停止、アナフィラキシーショック、敗血症、などの治療に使用。
医師の方が何倍も詳しいので、病院で処方されたら気にせず使用してください。
まとめ
・アドレナリンは戦うためのホルモン
・戦わなくても、興奮、緊張で出る
・メリットは人間の機能向上
・デメリットは過度な緊張で体に害が起こる事
・医薬品として使われることもある
その他の幸福物質や、そもそもの幸福についての情報はこちらでまとめてます。
ぜひ、こちらもご覧ください。
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