Blenderを使った薔薇の作り方/黄金角と回転複製について

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はじめに

今回はBlenderで薔薇の作り方を解説します。
植物を生成する上で必要になる黄金角と回転複製のテクニックについて紹介します。

ほかの植物でも使えるテクニックですので、薔薇や多肉植物や松ぼっくりなどをモデリングしたい方はぜひご覧ください。

下準備(花びらの作成)

まず花びらを作ります。
花びらの作り方は長くなりましたのでこちらの記事にまとめました。

こちらを見ながら花びらを作成してください。

今回はこの花びらのモデルがある状態からスタートします。

薔薇の作り方

Tahキーで編集モードに入り、Aキーで全選択して移動。
花びらの先端を0地点に移動します。

オプジェクトプロパティのトランフォームの値が位置0,0,0、回転0,0,0、スケール1,1,1になっていれば成功です。

Tabキーでオプジェクトモードに戻ります。
Shift+Aキーでエンプティ → 十字を作成。

花びらのモデルを選択してモディファイアプロパティよりモディファイアを追加。

配列モディファイアを追加します。

オフセット(倍率)のチェックを外します。
オフセット(OBJ)にチェックを入れます。

右側のスポイトボタンを押し十字の線上を押して“エンプティ”を選択します。

数を10などに増やします。

エンプティを選択してRキー → Zキーを押して135と入力。

137.5と入力し角度を固定。

Sキー → 0.9と入力し重なりを調整。

Gキー → 0.075と入力し高さを調整します。

花びらを選択して配列する数を増やして形を調整。

葉っぱも花びらと同じ手順でモデリング。

同様にエンプティ+配列で137.5度の角度で複製。

気が済むまでモデルの形を微調整すれば薔薇のモデルが完成です。

黄金角(137.5度)について

円の360°を黄金比で割った小さい方の数です。

葉や花びらのような、できるだけ重ねず並べたい形に使われたり(光合成などに有利)
松ぼっくりやひまわりの種のような隙間なく敷き詰める系に使われます(省エネルギー)

植物は事前の法則に基づいて一番無駄がない形で生成されます。
そこで黄金角という角度が出てきます。これを入れる事で一気に植物らしくなります。

また、花びらに関しては下記のようなバリエーションがあります。
・百合のような3枚(6枚に見えるのはガク)
・ドクダミのような4枚
・桜や桔梗のような5枚
などなど…

この辺りの数字を360度で割った数字でエンプティを回転させれば、
今回紹介した手順でほとんどすべての花が制作できます。
(360/3=120°、360/4=90°、360/5=72°、など…)

まとめ

薔薇の作り方として黄金角と回転複製の方法について紹介しました。

植物の成り立ちは調べれば奥が深く面白いです。
より深く詳しく知りたい方はこちらの本をご覧ください。

私が黄金角や花の歴史や構造について学んだおすすめの1冊になります。

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