【VRChat想定】呼吸アニメーションの使い方

VRChat
スポンサーリンク

はじめに

今回はVRChatアバターに呼吸アニメーションを追加する方法を紹介します。
【VRChat想定】呼吸アニメーションを使います。

呼吸アニメーションの導入

こちらより通常DL(無料)を選択。

【無料配布】呼吸アニメーション【VRChat想定】 - しぐにゃもBOOTH - BOOTH
【VRChat想定】呼吸アニメーション/VRC_Breath_Animation

Unityを立ち上げ。
Projectに.unitypackageをドラッグ&ドロップ。

Importを押します。

これで呼吸アニメーションの導入が完了です。

呼吸アニメーションの設定

設定は2通りに分けて解説します。
・Avatar3.0の設定が無い場合
・既にAvatar3.0のがある場合

Avatar3.0の設定が無い場合

Hierarchyでアバターのモデルを選択。

アバターの読み込み方はこちらをご覧ください。

Inspectorを確認。
AdditiveのDefault Idleを選択。

AdditiveにSig_2_Additiveを設定。
MenuにSig_Menuを設定。
ParametersにSig_Parameterを設定。

VRChatにアップロード。
これで呼吸アニメーションが実装できました。

Radialメニューを動かすと呼吸の再生スピードを変えれます。
・0%=オフ
・20%=1倍速
・40%=2倍速

Default_Emoteを開きます。
ここからVRChatで最初から設定されてるエモートを呼び出せます。

以上でAvatar3.0の設定が無い場合の設定が完了です。

Avatar3.0の設定がある場合

ここからの説明は下記の3つに分けて行います。

・メニュー&パラメーターの再設定(共通)
・Additive Layerが無い場合
・Additive Layerがある場合

メニュー&パラメーターの再設定は両方で必要です。
Additive Layerの有無は状態に合わせてどちらか一方を行ってください。

メニュー&パラメーターの再設定

Avatar3.0が設定されてるモデルを読み込み。
Hierarchyでモデルを選択。

Inspectorを確認。
AdditiveとMenuとParametersの3つが設定されてる事を確認。
これがAvatar3.0が設定された状態です。

まずパラメーターから設定します。
Expressions → Parametersの中のデータをクリック。

Projectで強調表示された.assetをクリック。

Inspectorを確認。
Parameters下のAddを押します。

すると一番下に新しいパラメータが追加されます。
これを下記のように設定します。


Name → Add_Breath
Type → Float
Default → 0.2
Save → チェック

名前は絶対『Add_Breath』にしてください。
※大量の空白パラメーターは読み込んだモデルの仕様です。

Hierarchyでモデルを選択。

Inspectorを確認。
次にメニューを設定します。
Expressions → Menuの中のデータをクリック。

Projectで強調表示された.assetをクリック。

Inspectorを確認。
Add Controlを押します。

Name → Add_Breath
Type → Radial Puppet
Parameter Rotation → Add_Breath, Floatに設定。

これでメニューとパラメーターの設定が完了です。
ここからは既存のAdditive Layerがある場合と無い場合で条件分岐します。

Additive Layerが無い場合

Hierarchyでモデルを選択。
※説明用に別のモデルに変更しました。

メニューとパラメーターを先ほどの手順で設定。
Playble Layers → Additiveの『Default Idle』をクリックします。

ProjectでSig_Breathのデータを開きます。
中身をクリックしないでください。

Additiveに『Sig_2_Additive』をドラッグ&ドロップ。

VRChatにアップロード。
これでAdditive Layerが無い場合の設定が完了です。

Additive Layerがある場合

Hierarchyでモデルを選択。

Playble Layers → Additiveに設定されたデータをクリック。

Projectで強調表示されたコントローラーをダブルクリック。

Animatorを開きます。
Layersで+ボタンを押します。

Add_Breathなどの分かりやすい名前に変更。

歯車マークを押します。
Weightを1に設定。

ProjectでSig_Breathのデータを開きます。
アニメーションのデータを確認。

Animatorのグリッドの所にドラッグ&ドロップ。

Parametersをクリック。

+ボタン → Floatを選択。

名前をAdd_Breathに変更。

この名前はパラメーターの名前と合わせる必要があります。

アニメーションの箱をクリック。

Inspectorを確認。
下記のように設定。

・Speedを5
・Multiplier横のParameterにチェック
・MultiplierをAdd_Breathに設定
・Write Defaultsのチェックを解除

VRChatにアップロード。
これでAdditive Layerがある場合の設定が完了です。

まとめ

今回は呼吸アニメーションの使い方を紹介しました。
他にもAvatar3.0やValve Indexについて解説しています。

ぜひこちらもご覧ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました