【商品レビュー】セントジョーンズワートを飲んでみた【市販,疑似抗うつ薬,注意点】

生き方
スポンサーリンク

はじめに

今回はセントジョーンズワートを飲んでみた体験談をまとめます。
これは、市販で買える事実上の抗うつ薬的なモノです。
セロトニンを増やし、精神の安定化などの効果が期待できます。

セントジョーンズワートとセロトニンの詳細はこちらで解説。

セントジョーンズワートの飲み方

セントジョーンズワートは一般的な抗うつ薬のSSRIとほぼ効果は同じです。
なので、SSRIの飲み方を参考にします。

一般的な抗うつ薬の飲み方(SSRI)

SSRIの飲み方は「毎日決まった量を摂取」です。
効果は、2~3週間の後に出ます。

SSRI、SNRIは、毎日飲み続けて、一定の血中濃度を保つことで効果が発揮される薬です。最初はお薬を飲み始めてから、効果が出るまでに2~3週間かかります。
飲んだり飲まなかったりすると効果は出ません。

頓服薬のような、調子の悪いときだけ飲むような飲み方には、向いていません。

引用:みゆきクリニック SSRI SNRI

いつまで飲み続けるかについて

目安は「半年~2年程度」です。
症状がよくなったと思っても、飲み続ける必要があります。
※期間は病院や医師の判断で変わります。

はじめゆっくりと薬を増やした後、症状が良くなれば、今度はゆっくりと減らしていきます。そのため、うつ病の薬物療法は、治療に数年単位の長い時間が必要になります。

見かけに症状が落ち着いてきたとしても、
半年~2年位は同用量で継続的に服用することが多いです。

引用:神楽坂こころのクリニック:抗うつ剤はいつまで飲み続ける必要があるのでしょうか。

うつ病で完全に症状がなくなってからも、一定の期間はお薬を続ける必要があります。
これは再発を予防するためです。

このガイドラインでは、初発の方では4-9ヶ月、
再発の方では2-3年の服薬が必要と大まかな目安を示しています。

引用:高橋診療クリニック:抗うつ薬はいつまで飲めば良いのか?

ここまでを要約すると…
・飲み始めはゆっくり量を増やす
・飲み始めてから2~3週間ぐらいで効果が出る
・半年以上飲む必要がある

薬の辞め方

薬の辞め方はこちらの動画の3:24~の所を参考にしました。

要約すると下記。

・薬をは無理に辞めなくて良い
・辞めようか迷ってる時点で調子が悪いから飲む
・調子が良いと自然と飲まなくなっていく
・飲み忘れを許容し、薬の量を減らし徐々に止める

半年以上服用…
自分の状態を見ながら、飲み忘れを使って薬を減らすのが良いと思います。

今回使用した製品について

今回試した商品は下記の2つ。

この2つを使った感想をまとめていきます。

お金、予算について

予算は6000円ぐらいです。

◆計算条件
・お茶型のセントジョーンズワートが14日で501円
・サプリメントが60日分のセントジョーンズワートが1660円
・半年飲み続ける = 30日×6か月=180日で計算
・値段は2023年中期ごろのモノを使用(変動する可能性あり)

ーーーーー

◆サプリメントの費用
サプリメントが180日分必要
60日分で1660円
180日÷60日分=3袋必要
 → 1660円×3袋=4980円

◆お茶の費用
お茶を服薬の前後14日間入れる場合
 → 501×2=1002円

ーーーーー

◆費用合計
4980円 + 1002円 = 5982円
≒6000円ぐらいの予算感。

お高めですが…
お試しする上では、妥当な金額だと思います。

セントジョーンズワートの飲んだ結果

飲む前の状態

能力以上のことをやったり、3DCGのような高負荷な作業をすると「癇癪」や「自称行為」が起こってました。お世辞にも良くないといえる状態でした。

・昼夜逆転して朝起きれない
 起きるのは12時以降、寝るのも朝のAM3~5時)

・外出ができない
旅行や買い物などの遠出はできるが、近所の人に見られたくない。
近所の目線や犬や虫が嫌いで遭遇したくない
という予期不安 → 朝散歩や日光を浴びれない

・運動不足
 家の中でできる運動には限度があるし、そもそもする気が起きない

・癇癪 / 自称行為
手首は切ってませんが、血が出るまで爪を噛んだり、青あざができるまで壁や机をたたいてマウスをなどを壊したりしてました。
何か行動を起こす上で、軽く頭を叩かないと本調子になれない感じでした。

・活力がない
症状がひどい時は、頭と体が重くて30分ぐらい動けない。
焦点が定まらない。
全てが無意味に思えて何もしたくなくなる。
生きることすら億劫に感じる。

・人に会いたいと思えない
人と会いに行こうと思えるだけの活力がない。

・頭の重みに耐えれない
座っていると頭が斜めになる。

・歯ぎしり
寝てると歯ぎしりをしているようで、銀歯の奥が痛い。
歯医者で見てもらったら異常が無かった。

・過呼吸
焦りか焦燥感なのか、自分を殴るなどの自傷行為が止まらなくなり、止めようとすると息が上がって過呼吸になってました。

・希死念慮
 開いた検索を後で見返すと「ヘルプが利用可能」が3~4個ぐらいある状態でした。

こんな、まとめを作るぐらいの状態でした。

でも、鬱とかの診断は出ないんですよね。
俗にいう、ギリ健(ギリギリ健常者)状態。

ただ、ここで親に連れられ旅行に行きました。
そして、一時的ですが、元気だったころの精神状態を経験しました。

そして、1週間ぐらいで元に戻りました。
また、この苦しみが続くのかと思うとストレスで過呼吸になる。
そして… たぶんより悪化しました。

たぶん、ここで踏みとどまらないと一線を超える。

下手に短期間元気になって、希望は見たくなかった。
これ以上、何も望まず、何も期待せず、ただ目的もなく生きるつもりだった。

…と思いつつも、もし回復したら、私も明るい生き方ができたのかもしれない。
そこでちょうど良さそうな「セントジョーンズワート」見つけ、
こちらを使用して、そのレビューを書こうと思いました。

飲んだ後の状態

飲み始めてからは、精神的な体調が全体的に良くなったと思います。
Google Keepのメモ帳に、ネガティブな描き込みが減ったと思います。

ただ、1つ致命的なデメリットがある事に気が付きました。
それは「なかなか薬を辞めれない事」です。

飲んでから半年ぐらい経った所で、薬を辞めようとした所…
一気に状態が悪くなりました。
そして結局、買い足して飲み始めました。

あとセントジョーンズワートは私は薬と表記してますが…
日本だと “サプリ” なので、薬を飲んでるという申告が必要な場面での扱いに困ります。

…私は、一応 “サプリ” なので申告はしませんでした。
(特に困っては無いです)

飲み合わせ相性が悪そうな薬を飲まされそうになった時に申告するぐらいの考えで大丈夫と思います。

今、1年ぐらい経ちましたが… 断薬はできてません。

ハーブティーのレビュー

ハーブティーはこちらを買いました。
まず、飲み始めのゆっくり量を増やすという意味でハーブティーからスタート。

味見目的で14パックのこちらを買いました。

ハーブティーのデメリット

ハーブティーの中身はこんな感じでした。

使って見て分かった、主なデメリットは下記の3つ。

・隠れて飲みずらい
・お茶なので摂取量調整がしにくい
・味がおいしくない(個人的な感想)

そして…
1番の圧倒的なデメリットは、隠れて飲みづらいです。
容器、茶葉などが結構デカい。

さらに、夏場は冷蔵庫に入れないと腐るリスクがある。

実家暮らしで、家族などが居るとちょっと工夫して捨てないと「これは何?」と聞かれる可能性があります。

別に、隠す理由や必要は特に無いのですが…
実家暮らして「これ何?」と聞かれた時、
セントジョーンズワートの説明を1からするのが大変なので、隠れて飲んでました。

以上が、ハーブティーのデメリットです。

味について

苦い… というより臭い。
蕎麦はちみつのような… 薬っぽい牧草地の匂いがする。

味は… 薬っぽい味。
若干金属っぽくてキンキンする。
100倍ぐらいに薄めた正露丸を飲んでるような気分。
飲めないほどではないが、おいしい物ではない。

ちょっと何を言ってるか分からないと思いますが。
「牧草地のような匂い
する金属が口に入って、口の中に不快な苦みを残して去っていくようなの味」

隠れて飲める点や、味の問題などを考えると…
初手サプリでもよかったかもしれない。

ハーブティを飲んだ後での変化

飲んだ期間が14日なので、目立った変化を感じませんでした。
少し良くなった気もしますが… 「変わったな」という感覚はないです。

しいて、変化を上げるなら「セントジョーンズワートのハーブティ」という言葉で、
あの牧草地の匂いと、金属っぽいキンキンとした味を連想して思い出すぐらいです。

(今思うと、結構トラウマな味をしており、悪い意味で印象に残りました。)

私が苦手なだけかもしれませんが…
ハーブティーは 飲むモノというより、”挑戦する”モノだと個人的に思います。

サプリメントのレビュー

ハーブティを14日飲んだあと、こちらのサプリメントを買いました。

日本では”サプリ”という扱いですが… 西洋では抗うつ薬の1つとして扱われてます。
=事実上の市販抗うつ薬です。

サプリメントのメリット

一番メリット感じたことは「においやを感じなくて済む事」です。
正直、あのハーブティーを飲み続けなければいけないのであれば、とっくに辞めてました。

ほかにも、ハーブティーで感じたデメリットをクリアしてます。

・隠れて飲みやすい
・錠剤タイプなので摂取量調整がしにくい
・味が気にならない

1錠は1.2cmぐらいの大きさ。
ちょっと、喉に引っ掛かる感じがありますが… 飲めます。

サプリメントのデメリット

1日に4粒飲む必用があるという事です。
朝、昼、夕方、夜と分けてましたが… この4回飲みが結構な手間に感じました。

そして、1日の間で何粒飲んだか忘れてしまう。
そもそも、時間が来ても飲み忘れてしまう。
この “飲み忘れ” が起こることが一番のデメリットに感じました。

サプリメントのおすすめの飲み方

おすすめは100均に行って「”透明”な薬剤ケースを買う事」です。
↓のような感じの普通のケースで大丈夫です。

これで、一目で何回飲んだか分かりるようになります。
この図だと残り2錠なので、お昼まで飲んだことが分かります。

透明ケースに入れるのは、4日分程度にした方が良いです。
5日分以上入れて放置しておくと、薬の表面が少し柔らかくなってました。

表面がふにゃふにゃしてても飲めますが…
薬の劣化などを考えると、使わない分は乾燥剤の入った密閉袋に入れた方が良いです。

あとは、自分で通知を送れるようなアプリがあったり…
自分で設定を組めるのであれば組んだ方が良いです。
これで確実に1日4回を飲めます。

※後半はあえて通知を無くして、飲み忘れを使って減薬するのも1つの手となります。
以上が、サプリメントのおすすめの飲み方です。

飲み合わせを試した薬について

セントジョーンズワートを飲みながらも、他の市販薬を飲む機会がありました。
大丈夫だったモノをまとめておきます。

【アレルビ】
花粉症の薬、秋花粉が酷いので服用。
目立った副作用は無し。薬も効いてる印象。

【アネロン】
酔い止めの薬、長距離移動などの際に服用。
こちらも、目立った副作用は無し。薬も効いてる。

【レボフロキサシン】
病院で処方された抗生物質。
皮膚炎で1週間ほど飲む事になった薬。
飲んだがほとんど問題は無かった。

ちなみに、病院で処方されたとき常用してる薬の質問で「セントジョーンズワート」と答えるか迷ったが… 日本での扱いは「サプリ」なので「なし」と答えてもらった。

【ナイトミン – 眠る力】
睡眠導入剤。
家から昔の飲みかけの薬があったので服用。(期限はギリギリok)
目立った副作用は無し。薬の効き具合は不明(ややいつもより眠くなるかなという感じ)

【レスタミン】
本来はアレルギーの薬。こちらを睡眠導入剤として使用。
(睡眠導入剤のドリエルと主成分が同じなので)
副作用が強い薬のようで、流石にダメかなと思ったが…
目立った副作用は無し。薬は効いた(1時間後ぐらいに寝れた)

※睡眠薬の成分問題や、レスタミンの効果などはこちらで解説。

【ガストール】
胃薬、逆流性食道炎の薬。
食べ過ぎた時の胃もたれ対策や、逆流性食道炎ぎみな時に使用。
目立った副作用は無し。薬も効いてる印象。

【新ビオフェルミンS錠】
整腸剤、お腹の調子を整える薬。
お腹の調子が悪い時に使用。
また、ちょっとおいしいので、たまに衝動的に食べてる。
目立った副作用は無し。薬はたぶん効いてる印象。
(セントジョーンズワートを飲む前から、効いてる感が分かりにくい薬)

【葛根湯】
漢方のサプリ的なモノ。
昔、風邪を引きそうなときに買ったものが出てきて、期限が切れそうなので服用。
目立った副作用は無し。薬の効き目は… 謎。
(これも、セントジョーンズワートを飲む前から、効いてる感が分かりにくい薬)

まとめ

今回は、セントジョーンズワートを1年以上飲んでみた内容をまとめました。

・セントジョーンズワートは市販で買える抗うつ薬に近い効果があるモノ
・おすすめはしないが、効果はある
・金額も妥当
・ただし、飲み始めるとなかなか辞めれないというデメリットあり
・ハーブティーは味の癖が強すぎる
・飲むならサプリがおすすめ

また、他にもメンタル系の事をまとめてます。

【咬爪症】爪噛みや皮むしり癖を治す方法【自傷行為,ストレス】
爪噛みや皮むしりの原因はストレスによる自傷行為で、ストレスの原因は「精神的なモノ」と「身体的なモノ」が考えられる。精神的ストレス要因は可能な限り遠ざかるしかない。身体的ストレス要因は爪を削ったり、皮膚を保湿して滑らかにすると軽減できる。

ぜひ、こちらもご覧ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました